自由が丘の焼き鳥七味亭はデート・家族連れすべてをカバーしたお店!

5年振りくらいに七味亭に行ってきた。ここや鳥串焼きをメインに、そのた一品料理も美味しい自由が丘でもお気に入りのお店だ。

そんなお気に入りのお店なのに、なんで5年も行ってなかったのか?それはやっぱり夜に行くお店だからに他ならない。

下の子が産まれてからは基本的に夕飯は家で食べる習慣が出来てしまったため、いつの間にかお店の存在自体、頭の片隅に追いやられてしまったのだろう。

今日はデートでも使えるし、家族連れでも楽しめる七味亭について紹介させていただこう。

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目次

自由が丘の焼き鳥『七味亭』

お店の雰囲気

有名芸能人のサインが敷き詰められた壁

お好み焼きの喜多由にも通じる話ではあるが、壁一面に有名芸能人のサインを飾っているというのは昭和の名残りのような気もする。

SNSなんて無かった昔は、この手のお店が美味い店の代名詞みたいな目安になっていたんだね。飾られている色紙の名前を見るだけでも錚々たるメンバーが来店していることが分かった。

西田俊之、山口百恵、中畑清、ちょっと古めの顔触れではある。年代的に一番古い色紙と思われるものは1985年くらいのものだから、30年以上営業している老舗ということが分かった。

 

店内にいるもう一組の家族連れ

お店に入ったのは17時30分くらい、店内カウンターはがら空き、他5人組の家族連れがいる以外にはテラス席に1組のカップルがいるのみだった。

予約していなかった私達は、お店に入る前に19時30分までと時間制限されている。

19時以降は確実に混雑・入店するのが厳しいため、予約するか早めに来るのが吉だろう。

 

私達が入った直ぐ後に50代後半くらいの男女二人組が入ってきた。

このあと18時くらいに60代の男性4人組や、30代のカップルなどお客さんは偏りがなく世代にバラつきがない

どの年代の男女にも受けが良いお店というのが、久しぶりに来店したときに感じた印象だ。

 

テラス席のカップル

お店はテラス席が併設されており、これからの季節に最適な空間だと思う。

事実、この日もテラス席は予約で埋まっていたので店内のテーブル席になったから。

この後ここには家族連れ1組、カップル2組、3人組の大学生くらいの人達がやってきた。

デートで使うならテラス席の方が気分的に良いと思う。

 

メニュー

焼き物メニュー

七味亭の焼き物は国産の地鶏を100℃以上の高熱で焼き上げる。

備長炭で一本一本丁寧に焼き上げる、久しぶりなのでちょっと楽しみ。

七味亭の串焼き物                                                 

七味焼き 320円 ささみの梅焼き 260円
ピーコン焼き 280円 アスパラ巻 240円
しそ巻 240円 つくね 200円
けむり焼 200円 手羽先 260円
ねぎま 200円 砂肝 200円
レバー 200円 とり皮 200円
とり軟骨焼 160円 釧路産ししゃも 240円
つぶ貝のバター焼 240円 ぎんなん 200円
なす焼 200円 しいたけ 180円
ねぎ焼 160円 ししとう 160円
牛スジの激辛南蛮焼 240円 鳥レバーもつ焼 200円

なんだかお店にどんどんお客さんが入ってくる。とりあえず、食べたいものをオーダーしておこう。

焼き物はまず、砂肝・とり皮・つくね・ねぎま・レバー・手羽先をオーダーする。その他の一品メニューが個人的にはツボなのだ。

 

一品メニュー

何よりも私がここにくる理由はこの特性一口ラーメンがあるからと言っても良い。取り立ててこれが無性に食べたくなってしまう。

しかも2人の子供もラーメンが大好物、これを食べさせておけば静かにしてくれるだろう。

ついでに私も食べよう。

 

ご飯もの

この釜飯もオススメだ。種類は多数あるが出来上がりまで25分掛かるため、ちょっと欲しい時の手前くらいに注文しておこう。

五目釜飯を頼んでおけば間違いない。

釜飯にかかる時間は最低30分かかる。

 

サイドメニュー

子供達が騒ぐのは目に見えているため、フライドポテトを塩だけでアレンジしてもらう。

あれもこれも食べたいところだが、ここに『モツ煮/260円』を加えて一旦オーダーはやめておいた。

いつお店を出ることになるか分からない、特に下の子の機嫌の悪さはここ最近常軌を逸している。

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飲物

飲み物

子供達はコーラにカルピス(ともに400円)、かみさんは中生で私は生グレープフルーツサワー

結構混雑しているせいか、ドリンクが出るまでかなり時間が掛かる。ちなみにお店の従業員の方は若く気が利く。

接客自体は良いんだな。

 

フライドポテト

少し間があいてフライドポテトがやってきた。

熱々で美味しいが、こどもが食べるには少し時間が必要だ。

少し時間が経てば子供にとっては食べやすい熱さになるし、特に問題ないね。

けちゃっぷ片手に美味しそうに食べる2人の子供を見たら、そんなことどうでもよくなってしまったが・・・

 

ミニラーメン

ミニラーメンは予想通り2人の子供にも評判は良かった。3つ注文したのに結局私の分は娘に食べられてしまうことに。

あっさり醤油味のシンプルなラーメンだけに、飲んだシメに軽く胃に流し込むのも良い。

小さい子連れの方は純粋にこれをオーダーしておくだけで十分とも言える。

まさにオールマイティな存在なのだ。

 

砂肝

焼き鳥は1オーダーで2本の組み合わせだ。それを考えれば平均単価200円位で納まるのでお財布にも優しい。

塩加減・焼き加減ともに良く、ねぎがとても甘くて美味しい。一本単価は寿々木屋商店よりも安いんだな、ちょっとそれが意外だった。

どちらが美味しいとは甲乙付け難い。どちらも美味しさのベクトルが違うだけで、それぞれの良さがあるのだ。

 

つくね

 

つくねは想像以上に柔らかく、こどもが好きな食感だと感じた。これで1本200円とは恐れ入ったよ。

シンプルに肉の味が良い感じに口の中で染み出してくる。非常に食べやすいね。

 

手羽先

手羽先も娘の大好物であり、1本半は彼女のものだ。

塩加減も焼き加減もベストな感じ、若干赤みのある部分が気になるが、新鮮な鳥はこの程度でも問題なく食べられる。

気持ち的な問題の方が強い。ただ、焼き物も他の物も普通に美味しいのだが、提供までにかなりの時間が掛かる

 

五目釜飯

五目釜飯

オーダーしてから30分以上の時間が経過していたが、この巨大な釜を見た途端そんな時間なんかどうでも良い。

期待値しか感じることが出来ないほど、その釜の持つ存在感は大きかった。

とりあえず釜を開けてみよう。

 

五目釜飯の蓋を開ける

海老の存在感はデカイ、これが入っているのといないのとではイメージがまったく変わってくるからね。

香りはとてつもなく食をそそるし、サイズも4人(大人2人、子供2人)で食べるにはちょうど良さそう。

こいつを良くかき混ぜて2分蒸らす工程が必要らしい。その工程を経てやっと口にすることが出来るのだ。

 

蒸らし終わった釜飯

こりゃー最高に美味いに決まっている、これで美味しくない訳がないじゃないか。

そんな独り言を心でつぶやきながら、家族4人分を取り分けていった。

とりあえず一口食べてみると、普通に旨すぎる

もう何も言えないというよりも、下の子が暴れてそれどころじゃない。

 

モツ煮

モツ煮はかみさんの夢だったようだ。育児に追われ、外に飲みに歩くことも出来ずひたすら我慢をしてきたこの6年・・・

ビールにモツ煮という飲み屋ではこれ以上ない組み合わせを前にして、最高の笑顔を見せてくれた。

 

焼き物がこない

オーダーしてからどれくらいの時間が過ぎたことだろう・・・

とり皮・ねぎま・レバーがやってこない。これは完全に忘れ去られてしまったんだろうな、店員さんに確認してみよう。

 

聞いてみたが、やはり飛ばされてしまったようで後15分は掛かるということらしい。

さすがに19時手前ということもありそろそろ子供たちも限界を迎えている。

キャンセル出来るか確認すると、OKだったのでこのまま締めて帰ろうと思った。

 

アイスクリーム2品をサービスします

 

注文品を提供出来なかったお詫びにサービスしますということだった。

子供たちもアイスという言葉を聞いたことでぐずっていたのが少し直った。

 

アイスクリーム

バニラアイス

この心遣いが有難い。バニラアイスは子供達に落ち着きをもたらせてくれただけでなく、私達の心もほっこりさせてくれた。

お店は接客も良ければ、心遣いも素晴らしい。

でも子連れよりは、時間を気にせず利用できる人達の方が向いてるかもしれないな。

 

後日再訪時

後日七味亭を再訪し、前回食べることのできなかった鶏皮、ねぎま、レバーをオーダーした。

数年ぶりにお店にやってきたが、味は変わらず提供時間はより早くなった印象を受ける。

ビル自体がリニューアルしてたため、お店の調理器具にも変更があったのかもしれない。

 

ねぎまはネギの食感が何とも言えない味を醸し出していた。

この日もほぼオープンと同時刻に入ったというのに、すでに店内は5組ほどのお客さんで賑わいを見せている。

17時オープンなのに、すでに並んでるということなのだろうか。

 

鶏皮もカリッとしていて美味しい。

焼き鳥の中で一番好きな味なので、これだけ食べても良いくらい。

普通に美味しいから何本でも食べることができる。

 

焼き・タレの加減ともに申し分なく、毎日でも飽きないだろう。

今日の再訪で、七味亭への頻度はさらに上がると思われる。

気付けば娘も息子もそれなりに大きくなったし、普通に食事をする分には問題はないから。

 

銀杏も、エビのふんわりしんじょ揚げも、オーダーしてからすぐにやってきた。

どれも以前来たときよりも格段に美味しいと感じる。

店内は6時手前の時間で、ほとんどテーブルが埋まってしまい満員御礼状態となってしまった。

 

うまい

うますぎる・・・

 

アスパラ巻きも申し分ない旨さだ。

再訪は3年振りかもしれないが、また来てしまうのは間違いない。

だって、どれも美味しいんだもん。

 

五目炊き込みごはんの味も格別。

わずか1時間という短時間のなか、ひたすら食べたのでこれ以上は食べれない。

 

美味しさは格別、明日も行きたいなー。

 

まとめ

満席の札

19時15分過ぎ位に帰るころには店の扉に『満席』の札が掛けられていた。

提供時間が長かったことを除けば、この店で何か文句をいうことは一つもない。

焼き物も美味しいし、一口ラーメンを代表するその他の料理もとても満足できるレベルのものだ。

 

1品の価格が安いので、ついつい財布の紐も緩んでしまう。

カップルでデートの時も、夕飯を作るのが面倒な家族連れも、久しぶりに誰もが利用出来る万能なお店に出会えたような感じがした。

アクセス

七味亭

住所:〒152-0035

    東京都目黒区自由が丘1-29-14 

            J・フロントビル4F

    電話番号:03-3723-7373

営業時間:17時~23時30分(月~土)

       17時~23時(日祝)          

定 休 日:無し

業態:居酒屋・焼き鳥・串焼き

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