取材依頼のあったたお店

ラトビア雑貨店リガコレクションで芸術的センス溢れる雑貨を堪能する

休日にシコシコとブログ記事を書いているときに一通の問い合わせが入る。

久しぶりの取材依頼に関する内容のものだった。問い合わせをいただいたのは3ヶ月振りだろうか?時間の経過はあっという間で、来月半ばになればこのサイトもかれこれ開設2年が経過する。

今回お問い合わせをいただいたのは、2月にラトビア雑貨を取り扱うお店をオープンさせた川島さんという方から。

元々は中目黒で営業していた店舗を自由が丘に移転したそう。

ラトビアと聞いても馴染みが薄いのが正直な感想。私がラトビアと聞いて思いつくものは、サッカーが強くなってきたというイメージしか持ち合わせていない

なので今回はラトビア雑貨を取り扱うリガコレクションの紹介を、ラトビアという国のことを絡めお送りしていきたいと思う。

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ラトビアとはどんな国?

http://www2m.biglobe.ne.jp/

ラトビアは正式名称ラトビア共和国といい、リトアニア・エストニアとならびバルト三国の1つ。

バルト海に面した北欧・中欧・ロシアを結ぶ交通の要に位置している国だ。国土の55%が森林地帯で緑が豊かな土地、この豊かな大地には数千を超える湖や湿地があるのが特徴だ。

自然豊かな気候と昔の街並みをそのままに残した『ザ・ヨーロッパ』という表現が適切だろう趣のある建造物が楽しめる。夏・冬関係なくリゾート地としても人気が高い。

 

https://hiveminer.com/

民族文化豊かなこの地には140万曲もの民謡が歌われ、『歌と踊りの祭典』には全国から数万人が集う大規模なイベントも催される。ラトビアの首都はリガと言い『バルトのパリ』と形容されているほど。その理由は歴史的な建造物が数多く残されているということが大きい。

壮麗なアールヌーボー様式の建物群にバルト三国最古の建築物であるリガ大聖堂、同盟時代を彷彿とさせる家並みなど、見どころは尽きない。

 

http://dent-sweden.com/

人口は200万人と少ないが『バルトの真珠』と言われるほど自然豊かな中に美しい時間がゆるやかに流れる土地と、幾多の歴史から紡ぎ出される個性豊かな文化が育まれた国がラトビア共和国なのだ。

これが結構調べていくと歴史的に他国に侵略されていた時期が長く、そこを掘り出していくと深く、さらに深いところにまで行ってしまうためここからはリガコレクションのお店について紹介させていただこう。

 

芸術的センスの高いラトビア雑貨

お会いする前にお店のホームページを見てはいたものの、まったくイメージが付かなかった。

ラトビア雑貨とは一体どんなものなのか?

というよりも、そもそもなぜラトビア雑貨店をスタートさせることになったのか?

この辺が興味深いポイントであったため、率直に川島さんに聞いてみた。

 

ラトビア雑貨の特徴

商品は大量生産ではなく、それぞれが小さな工房で作られている。ハンドメイドなものが多く、ミトンなどは一つ一つを手編みで丁寧に編まれている。ミトンは歴史が古く15世紀位から編み次がれているラトビアを象徴する伝統的なもの。

何よりも商品のデザイン性・色の使い方が素晴らしい。芸術的センスが高いことがその要因なんだろうが、なんでそんなセンスが身に付くのだろうか?

これは小さい頃からオペラやバレエが身近に存在することが大きく関係しているという。情操教育としてもバレエやオペラはマッチしているし、しかも向こうでは10ユーロ位から見ることが出来る

リガコレクションではラトビアツアーも慣行しているそうで、去年のラトビアツアーではバレエを、一昨年はオペラを観賞している。

今年で5回目のラトビアツアーが6月に開催される予定、川島さんは今年はどこに連れていってくれるのか?

『お連れしたいところがたくさんあるので』と、この辺は悩みの種らしい・・・

 

リガコレクションを始めるきっかけ

川島さんのお兄さんが1960年代後半にアメリカに留学していた。当時は旧ソビエト時代、アメリカでお世話になった方がラトビア政府の高官で、アメリカに亡命された方だった。

川島さんのお兄さんもその方を父親のように慕っていたし、その方からも息子のように可愛がられていた。その方が亡くられた後、奥様のいるシアトルへ弔問に向かう。この弔問の際に一つの遺品を託された。

「あなたに渡すように言われている」

形見として託されたものがシルバーウルフだった。

 

シルバーウルフとはボーイスカウトの最高勲章。日本で言えば昭和天皇やもう一方いるかいないかの名誉あるものになる。その方はラトビアが再独立する前に亡くられてしまったとのこと。

ちょうどその頃に日本でもラトビア大使館が開設された時期で、川島さんのお兄さんはシルバーウルフをラトビア国に返還したいと大使館へ伺い、それまでの経緯を話し、手にした形見のシルバーウルフをお渡しした。

この2人の交流に心を打たれた駐日大使より、それは素晴らしいことだという事で今後も協力していきましょうと。日本とラトビアとの交流が正式に始まることになった。

そんな経緯があってこのお店の基につながるなんて、こんなドラマチックな話があるのだろうか?

ラトビアという国を広く知ってもらう交流が始まり、初めは青少年の文化交流という意味合いでお兄さんがファンドを設立、毎年ラトビアと富士市のボーイスカウトが訪問しあい、キャンプやホームステイが行われている。

川島さんもお兄さんの手伝いをされたことがこの雑貨店に繋がることになる。

 

日本で唯一のラトビア公認ショップ

元は中目黒のアトラスタワーの3階にお店を出していたが、雑貨のメッカである自由が丘に移すことに。結構探しに探して息子さんの協力のもと、今の場所に行き着いた。自由が丘の地でラトビアを広めていく活動を行っている。

去年の6月に早めに見つかると思ってお店を閉めたが、意外にも物件が見つからず先月やっとのことで開店できたとのこと。リピーターの方からはお叱りを受けてしまったようだ。

ラトビア雑貨を取扱う店舗は日本には2店舗、関西にはラトビアが好きな方がやっているお店が一店舗あるだけ。

 

ラトビア政府公認を証明するギャランティーが飾られている。日本で唯一のサーティファイドショップが自由が丘にあるわけだ。

何だかそう考えるとすごいことだなーと感慨深いものを感じてしまう。普通に生活していたら出会うことなどなかったかもしれない。

一通の問合せから、新しい世界が見れるなんて・・・

おおげさかもしれないが、本当にちょっとしたことで価値観を揺さぶられる出遭いみたいなものは存在するのだと感慨深い気持ちになった。

 

ミトン

ラトビアの民芸品として有名なのがミトン。4つの地域の柄をモチーフに編み込まれた模様は本当に様々。

ラトビアは北欧にある国なので非常に寒い。毛糸があまり油抜きをしていないのでメリノウールなどに比べると固めの風合いではあるが、細い糸を編み込んでつくられているので保温性に非常に優れている。

ラトビアでは結婚式の引出物として花嫁が編むのが習わしとなっている。

室内ばきのソックスも同様に温かい。

 

手を通してみるとその温かさが伝わってくる。女性用として編まれているので男性が手を通すには少し窮屈ではあるが、温かさは抜群に良い。

女性ならこんなにかわいいミトンを目にした際には歓喜の声を上げてしまうかもしれない。一つ一つ手編みで丁寧に作られている。

普通にセレクトショップに置かれてもおかしくないクオリティとデザインだ。

 

ミトンのバイブルの日本語版が12月に発刊された。

取材中もこのミトンバイブルについて書店から問い合わせが来ていた。普通の書店では販売していないため、購入するにはネットでオーダーするか、自由が丘のリガコレクションに来る必要がある。

まとめて輸入しているのもリガコレクションだけ。

 

この他にも編み物の本も展示されていた。

表紙はラトビア大使の娘、大使館を使って撮影しているので、中ページにはラトビア大使もモデルとして登場している。一等書記官も、奥さんも登場。その他大使館職員も普通に載っている。

一月に3回編み物教室を行うこともあり、大使館で編み物教室をやることもある。頻度は月に一回、このミトンバイブルから編むデザインを決めて同じもの編んでいく。

編み図というものがバイブルの各ページにあるのだが、ベテランはその編み図をみただけで同じ模様を編めてしまうほどの技術力。

 

マフラー

マフラーも肌触りが非常に柔らかく温かい。ウールの質感がまったく違うのはなぜ?工房はすべてラトビア内にあるのだが、作っているものがそれぞれ違うので工房毎に仕入れる必要がある。

季節的にはウールのマフラーは時期を過ぎてしまったのが、これから春夏に向けのリネン(麻)を機織り機で織ったオシャレなショールの入荷があるそう。

川島さんの奥様はこのマフラーがお気に入りとのこと。

 

本当に肌触りが心地よく、日本にあるものと何が違うのか分からない。

不思議だ・・・

この辺は理屈じゃない、『想い』なのかなとも感じた。

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トートバッグ

ネコやイヌ、羊などのイラストが描かれたかわいいトートバッグ

店内を一通り見て思うのは、やはりこの辺のデザインセンスが素晴らしいところにラトビア雑貨の良さはあるのだろう。デザイン性とハンドメイドのぬくもりというバランスがなんとも言えない魅力をもっている。

手作りの良さを伝えたいところだが、この辺は中々伝えようにも実物を見ないと分からないところでもある。

そこがもどかしい・・・

 

子供服

スカイブルーな色味がとてもきれいな子供服。

こんな素敵なデザインのものは早々見つからない。メイドインジャパンの素晴らしい品質のものは数多くあるかもしれない。

でも、この発色の良さやシンプルでありながら、でもちょっと他のお店では見つからないデザインなど・・・

そういったものがリガコレクションでは豊富に取り扱われている。

 

よく見るとボタンがクマさんになっている。この辺の粋な計らいに心底脱帽してしまう。

大切な友人や恩人の方にこどもが産まれたら、間違いなくこのクマさんのボタンが付いた子供服をプレゼントするだろう。

今日取材をした中でも特に私のお気に入りの一品の一つである。

 

残念ながら、取材後に売れてしまったそう・・・私もお気に入りだったので、かなりショックである。

まだ取材して一週間もたってないのに。一点ものが多いため、同じものが入荷する保証はない。後で後悔しないように、店頭で見て気に入ったものは即買いすることをおススメする。

自由が丘から遠い人はWEB通販での販売もあるので下記から購入することもできる。

リガコレクションWEB通販ページ

 

女の子が着たらかわいいね、このワンピースは色使いが地味に見えるがアメリカやヨーロッパものにはない素朴さがたまらない。

オンオフどちらも関係なく着ることが出来るシンプルなデザインに、私は感心するばかり・・・

レースの使い方や作りの良さに、きっとこんなデザインのシンプルな子供服を望むお母さんは多いと確信する。

特に自由が丘という土地特有のものではないにせよ、ちょっといいとこのお嬢さんが着ている雰囲気のワンピースだった。

 

こちらのワンピースも素敵だったので紹介しておく。

取扱いしているところがやめてしまったので現在は他の工房を探しているところ。麻100%で作られたワンピースは素朴だけど魅力があるもの。デザイナーが自分の子供のために作ったものでシンプルで何処へでもきていけるデザイン。

基本的に一点ものが多いので、気に入ったものはあったらその場で即決しないと次回訪れた時には確実に無くなっている。

 

バスケット

柳の木を使ったバスケットは非常に堅牢。ラトビアでは揺りかごから墓場までバスケットは日常の生活に密接な関係のもの。

森林の多いラトビアではキノコ狩やピクニックなど用途を選ばない。

日本でもこれから夏にかけてバスケットの需要は高まるシーズンに入る。作りの良さと材質の強度は折り紙付き、そこにこのデザイン性が加わるのだから人気アイテムの一つになるのは間違いない。

 

なべ掴み

ハトの形をしたなべ掴み・・・ いや、ハトではなくアヒルだった。

これが結構理にかなった商品で、何気に使う頻度が高いキッチンアイテムのひとつ。キッチン周りにこだわりを持つ奥様に是非おすすめしたい一品だ。

デザインは柄の入ったものとシンプルに無地のモノと2通りあるので、自分の好みのものを選べる。デザインにちょっとした工夫をしているだけでこれだけかわいくなる。キッチンに置いてあるだけでも絵になる商品だ。

種類が色々とあり、目の細かくないリネンを使って出来ているので触り心地も良いのがポイントだ。

 

ヘラ・バターナイフ


寒いところの木なので硬いからこれだけ薄くしても折れる事がない。

あおだもの木やプラムの木から作られている。一個一個を削りで作っているので同じものは一つとない。道具にこだわる人にはこの辺が嬉しいところではないのかな。

形がひとつひとつ違うので川島さんは入荷の度に心配するそうだ。

確かに同じものなんだけど、微妙に一つ一つ形が違う。実際に自分の好みに合うものを選ぶ楽しさがあるけどね。

 

バターナイフもこれだけオシャレになるんだね。

こんなデザインのモノが置かれていたら、おしゃれな人だと思われるでしょうね。

自分の身なりだけではなく、道具にこだわるところに女性だったらキュンとくるのかもしれない。

持ち手に羊のイラストが印字されているのもワンポイントとして目を引くポイント、女性が好きそうなデザイン。

 

鍋敷

この鍋敷きについても個人的には素晴らしいと思った一品、

寒い所なので年輪がすごい、木の板に一つ一つを貼り付けて作られた手作りもの。

これだけ細かいことは手作業でないと無理、これも当然一点一点の表情は異なってくる。

国土の半分以上が森林地帯というラトビアを象徴するような工芸品の一つだね。

 

もはや鍋敷きの領域を超えるお魚のデザイン、本来の鍋敷きとして使うのが勿体ないから吊るしてインテリア雑貨として使う人もいるという。

飲食店でこれが出てくるのはまだ分かるが、一般家庭でこの鍋敷きを見た日には相当こだわりのある人なんだと想像できる。

木の質感もなめらかで、デザインも日本ではあまり見ない珍しいもの。使うのがもったいないという理由も良く分かる。

 

布巾

麻の特徴として吸収性が高く、そして乾きも早い。雑菌も付かないので清潔に保てるし臭いが出るということもない。

丈夫だから何回も使うことができるし、使うほどに吸収性は高くなる。使えば使うほどにほぐれてきて使いやすくなる。

デザインは無地のシンプルなものと、キャラクターものの2種類。丈夫なので何度使っても大丈夫とのこと、非常に理にかなっているアイテムだ。

私のかみさんは、臭いを気にしてすぐに捨ててしまう。麻の布巾に変えたら無駄に使い捨てしなくて済むね。

 

クッションカバー・バスマット等

これから先は麻のシーズンに突入する。はたおりで刺繍をつけたデザインのもの。

吸い取りが良いので麻を使うと他のものが使えない。バスマット・バスタオルも用意がある。

自分の身近に麻素材が無かったため、その利便性について知るよしも無かった。

 

お菓子

これはチョコレートコーティングされたグミなんだけど、美味しいのよ。

普通にラトビアの空港で買うと高いらしい・・・

空港がお土産価格だとはいえ、日本で買う方が安いというのはどうなんだろう・・・

 

クリスマスツリーが生まれた街?

 

クリスマスツリーが生まれた街は実はリガだった?

 

本当かどうかは分からない。自由が丘にモンブランという有名なケーキ屋さんが駅前にあり、モンブランケーキ発祥を謳っているが人形町にもモンブラン発祥のお店があった。

この辺は国よってマチマチだから何とも言えないね。

 

まとめ

純粋にかわいいもの、シンプルでデザイン性の高い雑貨を中心に紹介させていただいた。

でも、今日紹介させていただいたのはラトビアの陽の面ばかり。

ラトビアは周りの大国に侵略されてきた長い歴史がある。ドキュメンタリーなどを見ると分かるそうだが、内容がどうしても重たくなってしまうようだ。

川島さんが仰るに、付き合ってすぐに打ち解けるということは無く、お互い心を開いて付き合えるにはとても時間がかかるとのこと。

この辺は警戒心とかそういったところもあるだろうが、歴史の積み重ねによるところが大きいと感じた。

 

芸術的センスの高さは、そんな歴史的な背景を持っているからこそ生まれたのかもしれない。

 

実際にものを見ないと、あたたかみのある手作りの良さは伝わらないと思う。

自分が使わなくても贈り物として喜ばれるものばかり。一点物ばかりなので、同じものは2つとない。

興味のあるひとは是非いちどリガコレクションに行ってみてくれ。

 

きっと私のようにラトビアに行ってみたくなるから・・・

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アクセス

リガコレクション自由が丘

住所:〒152-0035

   東京都目黒区自由が丘1-25-9

 

電話:03-6421-3618

営業時間:11:00~18:30

定休日:水曜日

業態:ラトビア雑貨全般

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