GLAMOROUS SUGAR
今日は娘と2人で夕方の自由が丘を散歩した。主な目的は3歳の誕生日を迎える長男の誕生日ケーキをモンブランで買うためだ。
休日ということもあり、モンブラン店内は混雑していたため少し並ぶことになったが無事にケーキを発注することが出来た。16時前にお店について、出来上がりは17時だから結構早くやってくれるのね。
会計を済ませ、1時間ちょい時間が空いた私達は家に帰ることなく、自由が丘を散歩して時間を潰すことを選択した。理由は単純に雨が止んでいたから・・・
久しぶりに娘と2人で散歩するわけだが、IDEEの先を歩いている時に娘が入りたいお店があるということなので立ち寄ることにした。
セレブリティな空気
お店の中に一歩入ると、ちょっと大人びたセレクトショップのような雰囲気に「入るお店を間違えた」と感じる。今まで取り上げたお店と言えば、NEXTやプティマインのようなコストパフォーマンスに優れたもの。
今までの路線とは明らかに違う『空気』が漂っていた。
私が感じたこの空気感は3つの要素から構成されている。
①プライス
何よりも今まで紹介してきたお店とは価格帯がまったく異なる。
今までは自由が丘という土地にありながらもコスパの良いお店を中心に紹介させていただいてきたと思う。そういうお店と比較すると約2倍以上の価格差があるのがグラマラスシュガーということになるだろう。
ここで勘違いしてほしくないのが価格差が2倍あるというのがマイナスの意味合いで言ってる訳では無いこと。でも、久しぶりに高いお店に入ったということもあり、内心ドギマギしてしまったことは確かだ。
②デザイン性
どうやら娘はワンピースが欲しいようだ。
さすがに7月のこのうだるような暑さの中、パンツなんか履きたくない。グラマラスシュガーの中にも、たくさんのワンピースがラインナップされている。
そのどのワンピースを取って見ても選ぶのに迷うほどデザイン性の高いものが多い。
私は洋服にはことうるさいところがあり、かみさんも辟易する程こだわりが強い。そんな私が見ても納得できるもの、その価値を感じることが出来るものばかりが揃っている。
他のコスパの高い店とは明らかにコンセプトもターゲットも異なることが容易に判断できる。
娘は3着ほど気に入ったものが見つかったらしく、私におねだりしてきた。セール期間になっているとはいえ、3着購入した時の合計金額は46,800円
定価で購入したら60,000円オーバー、そう考えるとお得ではあるが3着は厳しいな。給料日までの残り8日あまりをおにぎりで生活しなければ凌げない残金になってしまう・・・
とりあえず娘のおねだりをうまくカワしながら、何とかこのお店から出る方法がないかを模索した。
③いやみのない女主人
私達の他に店内にいたお客さんは1組。
母親に連れられて来ているらしい小学校2年生くらいのカワイイ女子だった。すでに気に入った洋服があったのか、母親の趣味なのかは分からない。
チュニックを試着して悩んでいる様子だった。
そんな二人に気軽に声を掛けているのがこのお店の主人らしき女性、そのやりとりを少し拝見させていただいたが、買わせようとする嫌味な接客はまったくなく、どちらかと言えば洋服の魅力を存分に伝えているような接客だった。
自分のお店の商品に愛着を感じているのは当たり前かもしれないが、何よりも自信のようなものを感じた。個人的には、この女主人に任せておけばまず間違いないだろうと思ったし、コーディネートをお願いしたら率先して色々と提案してくれるだろう。
ただしカード請求額は大変なことになりそうだ・・・
女主人は気さくに娘にも話しかけてきた。娘は内弁慶なため、私には強気に接してくるが見知らぬ人から声を掛けられるとうまくリアクション出来ず照れてしまい何も話せない。
『試着していいからね』
娘の緊張が少しほぐれたのか、ワンピース以外の商品にも興味を示しだした・・・ まずい展開になってきたな・・・
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お出かけ・よそいきに最適
娘がとりわけ気に入ったのがこのバレエシューズだ。
さすが私の娘だけあって目が肥えていると感じる程、わたしも良いと思ったアイテムの一つ。お店の魅力的なアイテムに娘のボルテージは上がっていくばかり。
何か一つは買って帰らなければならないことを覚悟した。
取りあえずプライスだけは確認しておこう。
18,000円
そうだろうね、予想はついたとは言え、心の奥底ではアンダー1万円を望んでいた・・・
仕方なしか・・・
でも1足持っておけばどんなシーンにも履いていける万能性を持ってるし、どこか急なパーティにでも全然行けちゃうデザインだ。
そう自分に言い聞かせて購入を決断した。息子のケーキを買いにきたのに、全く関係ない娘の靴を買わされることになるとは・・・
人生一寸先は闇とはこのことを言うのだろう・・・
だからって店内に置いてあるものすべてがハイプライスな訳でも無いと思う。
メリッサのサンダルなどはアンダー5000位だろうし(ちなみにプライスカードは未確認)、Tシャツやポロシャツはまったく見ていない。
あのお客さんの接客が終わったら娘の靴を試着させてもらうことにしよう。
まとめ
私達の前のお客さんの試着も終わり、女主人に声を掛けようとした瞬間に私の携帯が鳴りだす。
かみさんからだった。
『どこうろついてんのよ?』
ケーキの在庫が無かったこと、そこからオーダーしたら1時間近くかかること、その旨をメッセージすることを忘れたことを伝えた。
『いまなにしてんの?』
たまたま散歩途中に娘が気になったお店に入り、そこで気に入った洋服があって、その中の特に気に入った靴を買おうとしていることを伝える。
『バカじゃないの!もったいないから買わないでそのまま帰ってきて!!ガチャ・・・・』
はっ!!と我に返った私は、娘の手を取りお店から出ることにした。
娘はブーブー言っていたが、今日が長男の誕生日だったこと、家に帰ったらケーキが食べられることを伝えると渋々納得してくれた。
グラマラスシュガーは何よりもこの自由が丘で一番センスの良いお店であることは間違いない。
子供服を選ぶ基準が何よりもデザイン性優先ということであれば、ここに来れば欲しいものが必ず見つかる。
がみがみうるさいかみさんも、実際にグラマラスシュガーに来てみればその価値を感じてもらえるはずだ。
クオリティは見た目は非常に高そうだが、着用したことがないため、娘が気に入ったものを実際に購入した際に追ってレポートさせていただこう。
アクセス
住所:〒152-0035
東京都目黒区自由が丘2丁目16-25
シグナルヒル1F
電話:03-3723-2124
営業時間:11:00~19:00
定休日:不定休
業態:インポートベビー・子供服
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