DULTON(ダルトン)自由が丘店
私の住まいから徒歩1分くらいの場所にオープンしたお店、正確には4/8からのはずなんだけどな?フライングしてもうオープンしたということなのかな?
なるほど4/6まではプレオープン期間なわけね。
正式にお店がオープンするのは、やはり4/8のようだった。
ちなみにこの場所は、1年前は立体式の駐車場だった。1年経ってんのかどうかは記憶にないが早いもんだね、ビルが建つのは。
今日はそんな新店をレポートさせていただこう。
DULTON(ダルトン)自由が丘店
フロアマップ
プレオープンなため、2階より上の階に上がることは出来ないようだ。
屋上を含めると4階建てと大きなお店、自由が丘に相応しいお店なのだろうか?このお店のコンセプトは
『便利ではないかもしれないが、心に豊かさを感じてもらえる物を創っていこう』
ということらしい。
とにかくお店に入ろう。
1ST FLOOR
入口を入ってみると店内はレンガ作りの緑の多い空間だった。
プレオープンの割にはお客さんもチラホラいる感じ。お店自体は結構気持ちの良い空間であり、あまり他にはない独創的なものでもあった。
おしゃれな形のソープディスペンサーは1,400円、他のお店で見ることのない独自性の高いデザインなのは間違いなかった。
この辺はコンセプトにあるとおりなのかもしれないな。
ゴタゴタした感じがあるにはあるんだけど、それが嫌かというとそうでもない。
この雰囲気はあまり味わったものが無いため、1回の来店では身体が慣れないのかもしれない。
キャッシャーカウンターはこんな感じ。
見てるだけで楽しめる空間といったところか。視覚的に刺激を受けるものが多いような気がした。
こんなにかわいいデザインのガーデンアイテムも。特にジャンルを特化させているわけではなく取り扱いは幅広いのだろう。
フォトフレームのデザインはこんな感じだ。
シンプルな丸い形状のものと、四角いタイプのものの2種類。
デザイン自体はシンプルなので、置く部屋を選ばない使い勝手の良いもの。
ものすごい古びたボトル形状の入れ物。
これ一体何に使うんだろうか?まったく想像も出来ず、庭のオブジェとかに使うものなのかな。
まったく具体的にイメージ出来ない。
Dultonの売りは『本』にあると言えるだろう。
この光景は圧巻だ。まるで本屋に来ているような錯覚に襲われる、というよりも『ヒュー・ブックス』という本屋が入っている。
普通の本屋では置いていないようなニッチな種類のものだけを取り揃えたコンセプトショップといった方が理解が早いと思う。
こんな飛行機の図面?みたいな本・・・
結構興味があるけど、普通に買えるものなのか?
上を見上げると同じようにたくさんの本が棚に陳列されている。
このお店は今まで見たことがない、オリジナリティ溢れる雑貨屋さんということが分かった。
1階だけしか見ていないが、2階がどうなっているのか非常に気になる。というよりも、ここから見える本棚は中2階にあたるのか?
本の装飾自体が素晴らしい。
魔法使い養成講座みたいな雰囲気の洋本は、インテリアとしても十分に機能する意味合いを持っている。
こんな本を読まない人でも、インテリアとしてこの本を使うという選択肢は有りなんじゃないかな。
本だけでなく遊び心を感じるフィギュアが一緒に置いてあった。
これは、本の売り方自体を変える取り組みと見る事が出来るのでは?普通に陳列しているのも良いんだけど、こんな雰囲気で売る要素があっても良いと感じた。
本だけでなく、こんな動物の置物まで・・・
これは何に使うものなのか?
一瞬見ただけで何に使う用途のものなのか判断が付かないものが多い気がする。
スポンサードリンク
2ND FLOOR
2階へは階段を使って行くことも出来るし、キャッシャー横のエレベーターを使うことも出来る。
エレベーターが付いてるおかげで、小さい子連れのママさんも利用することが出来るのが大きいかもね。
私達もこのエレベーターを利用して2階に上がっていく。
2階はより何だか良く分からない空間だった。恐竜の化石をモチーフにしたオブジェのようなものや、フレンチシャビーな洋服掛けフックなど。
より雑多な雰囲気を感じさせる空間ではある。
まだ完成していないのだろうか?
これから煮詰めていくような雰囲気を感じながらも、未完成の空間を見るのはチョット得した気持ちになれたのも確か。
一瞬見ると趣味の悪さを感じてしまうブックスタンド、でもこの手のデザインのものを他のお店で取り扱ってるお店があるだろうか?
多分無いと思う。こういったニーズが0じゃないだろうし、好きな人は好きだから良いか・・・
これもニーズがあるのだろうか?
いや、あるんだろう・・・私の常識で考えてはいけない。
天井に吊るされた飛行機と、棚の上に載っている車はキッズようのおもちゃなのかな?
それとも普通にインテリアとして使うことを想定したものなのだろうか。
1階から見えた本棚なのかな?
インテリアも取扱をしているようでソファとテーブルが置かれている。
イメージとしてはアンティークな感じのものを現代風にアレンジしたもの。
結構ゴージャスなレザーのソファに動物の革を敷いた派手なインテリア。
さっきのものとはちょっと変わったタイプのソファにテーブル。使い込まれた雰囲気を感じられるもの、それより気になるのがやはり本
インテリアとして本を活用することで、部屋の見え方はまったく変わってくる。Dultonにいると視覚的に本が飛び込んでくるので、たくさんの本に囲まれることが普通の感覚になってくる。
2階から1階へ下りる階段がこれ。
ここから見るとただの図書館にしか見えません。
3rd FlOOR
ダルトンの3階はカフェが併設されているようだ。
カフェと言っても、普通のカフェをイメージすると拍子抜けしてしまうかもしれない。店内の9割は食品やキッチン周りを中心とする雑貨が並んでいる。
お店の道路側に6人位掛けることが出来る1列のカウンター席が用意されている感じ。
テーブルウェアが中央辺りに位置している。ものが多いのでリュックなどで来店すると思わぬところで引っ掛かってしまいそう。
というよりも引っ掛けてしまった・・・
幸いにも雑貨は割れずに済んだので特に問題にはならなかったけどね。店員さんは直ぐに駆けつけてくれて、雑貨よりもこちらにケガが無かったか心配してくれた。
店員さんの配慮は、お店の雰囲気を壊さない良い対応だと感じた。
本格的な調理に使えそうな包丁類が置いてある。
この辺は、家庭用というよりは業務用に向いたものだと思う。これだけの種類を揃えているお店は専門店でないところでは珍しいのでは?
調味料を入れる容器もこんなにお洒落なものを用意している。
価格帯は取り立てて安いということは無いんだろうが、他に似たようなものが少ないんだからあまり指摘するようなところでもないね。
メイソンジャーなどのガラス容器が多数置いてあるので、落としてしまわないように気を付けて!小さい子供連れの人も多いから。
カフェを立ち上げようと思ってる人や、すでに営業されてる人などはお店の備品の一部としても使えるものが多いのではないかな。
カフェスペースはこんな感じでテラス席のみ。
席数は先ほどお伝えしたように、1列のみなので6人くらいが限界だ。
お店にあるドリンクなどもここで飲むことが出来るから、買ってすぐに飲みたい人はこのテラスを利用しよう。
ちょうど天気が良い日だったので、ちょっと一服するのにピッタリだ。
テーブルのすぐ奥にはガーデニングの緑が敷き詰められており、ちょっとした癒しを感じることが出来る空間になっている。
あまり広々とした空間にせず、この位の小スペースだったから逆に良かったのかもしれないね。
ここで購入したドリンクは4階でも飲むことが出来るようなので、ちょっと立ち寄ってみようか。
4th FOOR
3階奥の階段か、もしくはエレベーターを昇れば4階に到着する。
4階は屋上スペースを利用したガーデニング雑貨が置かれたスペースとなっているようだ。
お店を訪れた時間帯が夕方だったこともあり、夕日が差してくることでかなり美しい空間となっていた。
特に店員さんがいるという訳ではないようで、この辺が少し?な部分ではあるんだけど、そもそもこのお店は各階精算ではないのかな?
今さらそんなことが気になってしまった。
大きなツボのようなガーデニング道具の他には、小部屋の中に色々と取り揃えているようだった。
4階の屋上スペースをガーデンスペースにするという試み自体は、自然だし有効に使えているんだなと感心してしまう。
こんなシャビーシックなライトを置いてみたら一発で雰囲気が変わるだろう。
これが置ける家庭は東京では限られるだろうが好きな人には堪らないアイテムだ。
かなり大きいガーデニング道具は配送してくれることは可能なのだろうか?
この辺は聞いてみないと分からないので、後程詳細は確認してみよう。
まとめ
Dulton(ダルトン)は新しいタイプの雑貨店であることが分かった。
雑貨店というよりもライフスタイルショップと呼んだ方がしっくりくる。東京では5店舗目にあたるお店らしいが、自由が丘の雰囲気にも合ってると感じた。
何よりも『本』が持つパワーに圧倒されたというか、インテリアとして本を活用するという新しい価値観みたいなものを教えてもらったような気がする。
自由が丘の密集した土地に4階建ての大型旗艦店をオープンしたDULTON、この流行の移り変わりの激しい自由が丘で生き残っていくことが出来るのか?
新しい自由が丘のランドマークになりそうなのは間違いないだろう。
アクセス
住所:〒152-0034
東京都目黒区緑が丘2-25-14
電話番号:03-6421-4875
営業時間:11:00~20:00
定 休 日:不定休
業態:雑貨、インテリア、本、カフェ、ガーデン
コメント