またもや番外編
これは休日に自由が丘以外に出掛けてしまうため、新規に新しい店に行けてないからという単純な理由からである。
次辺りには本来の自由が丘を紹介する予定。
今日は駒沢公園に行く予定だったが、本日の駐車場利用が制限されているらしく急遽行き先を変更。
今回はSLで有名な世田谷公園に行ってみた。
世田谷公園概要
1974年に開園した世田谷公園は東京都世田谷区池尻1丁目にある、噴水やプレイパーク、ミニSLに乗れる素敵な公園だ。
テニスコートや野球場、プールまで完備している公園はそうそうない。
駒沢公園はここよりも大きいが、「スポーツするなら駒沢公園」という感じがする。
世田谷公園は、また違った魅力がある公園なんだ。
場所
電車で行くには中途半端なところにある。
世田谷線、田園都市線三軒茶屋駅徒歩18分
田園都市線池尻大橋駅徒歩18分
家族連れで徒歩で行くには、かなり厳しい距離にある。
一番は車で行くことをオススメするが、そうでない場合には渋谷からバスに乗ろう。
東急バス自衛隊中央病院入口(渋谷駅~三宿病院(循環)・野沢龍雲寺(循環)・多摩川駅・東京医療センター)下車すぐ
ミニSL
この公園の一番の売りは、SLだ。
大人でも乗れるということで、少し楽しみにしていた。
行ってみたら、朝10時台にも関わらず結構な人が並んでいる。こども以上にウキウキしている自分がいた。
列に並ぶ前に、ミニSLの切符を買う。
搭乗券は大人(中学生以上)70円、小学生30円、未就学児無料
この物価上昇が激しい日本でわずか70円でミニSLに乗れるなんて・・・
このミニSLだけでも、この公園に来た意味はある。
普通にテーマパークに行くことを考えると、お財布への影響はほとんど0みたいなものだ。
おばちゃんに切符を渡し、ホームへ行く途中にある、ペットボトルキャップで作成されたオブジェに癒される。
このミニSLは世田谷公園駅を出ると、次の駅はアンドロメダらしく、距離はなんと2,100,000光年!!
松本零士の銀河鉄道999を思い起こさせる、この天文学的な数字に少し吹いてしまった。
こんなお茶目な部分も持ち合わす、ミニSLの周遊時間は3分間。
さあ、アンドロメダへ出発だ!!
初夏の日差しが強い中、周遊中のミニSLの乗り心地は良い感じ。
周りの自然と、ほんのり肌に感じる風がとても気持ちよいのだ。
リアルに踏み切りも用意されていて、臨場感も抜群だ。
線路を越えるように作られたブリッジの上には外国人らしき男性が手を振っている。
ついつい手を振り返してしまうほど、気持ちは幼少期に戻っていた。
あっという間に3分が過ぎてしまった。
娘はもう一度乗りたかったみたいだが、行列はさらに長くなっており、また余裕のある時に乗ることにした。
営業時間が終了すると、ミニSL達は車庫に格納されるのだろう。
その姿も見てみたかった。
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園内遊具
ミニSL乗り場から少し歩いた先に、遊具が備わった公園がある。
2方向に滑れる滑り台と、全長30mはあるだろうウンテイが売りの遊具か。
この2方向に滑れる滑り台は、階段の傾斜が結構急なため、小さいお子さんは落ちないよう注意が必要だ。
下の子は、3回中2階は階段登り途中に落ちそうになった。
ウンテイは5歳・6歳位の子供向けで、上を登って進むことも出来て娘は楽しそうに遊んでいた。
今時珍しい井戸式の手洗い場に下の子は困惑している。
7,8組の家族連れがいたが、みんな楽しそうだ。
とりあえず、お腹がすいたので私達は昼食を取ることに。
ランチ休憩
ミニSLの内側は一面フリースペースだ。
レジャーシートを持参してお弁当を食べている人達や、ラケットを持ってきてバトミントンしている人達。
純粋に日焼けを楽しんでいる人等、利用している人の年齢構成は老若男女問わないようだ。
今日のテーマは、園内で1,000円以下で過ごすこと。
かみさんに弁当を作ってもらい、何年か振りにピクニックしてみた。
天気の良い中、外で食べるご飯は最高!!
この環境下で食べるお弁当は、どんな有名店で食べるご飯よりも、美味しく感じる。
ミニSLも12時ー13時の時間帯は、お昼休憩中となる。
昼飯を食べて元気になったからか、いつもの様に下の子が走り出した。
立ち入り禁止区域の線路内に入り、どこまでも走っていく。
まるで、スタンドバイミーのリバーフェニックスを彷彿させる後姿に、しばし見入ってしまった・・・
噴水広場
ランチを終え散策していると、これまた素敵なものが見えてきたよ。
見てるだけで涼しげな噴水広場に到着する。
持参した水筒にあるお茶を全て飲みつくされてしまったため、自販機を探していたところ
ちょうど噴水広場の前に売店が・・・
かき氷を販売していたので2個購入、1個150円なので合計300円とこれまた財布に優しい金額。
お茶を2本買って280円、ここの売店では合計580円使った。
公園は少ないお金で楽しめる。
毎週来ようかな・・・ なんて
噴水広場の近くにまた公園がある。
世田谷公園は奥が深い。
足漕ぎカートに乗れる、言わば交通公園みたいなものなのかな?
想像していた以上に広い公園だ。
いったいどこまであるんだろう?
巨大SL登場
さすがに疲れてきたので帰りたかったが、子供たちに疲れの色はまったく見えず、帰る素振りすら見せない。
娘が「でんしゃにのるー」と走り出し、追いかけていった先には
でかっ!!
このSLの型番はD51 272という機種らしく、製造はなんと昭和14年
西暦でいうと1939年、戦前に造られたものがここにあるということに、驚きと興味と半々な心境だ。
型番D51から「デゴイチ」と呼ばれ、主に九州ー広島間での貨物輸送に使われていたようだ。
とってもノスタルジックな気持ちを引きずりながら、デゴイチの歴史などを見ていると・・・
となりはスケボーが出来るリンクがあるのね。
デゴイチを見ながら、横目でスケボー少年の動きも見る。
不思議な組合せであることは間違いないが、それも結構乙なもんだ。
プレーパーク
他の公園にない特色として世田谷公園には「プレイパーク」が存在する。
最近の公園には規制が多く、当然焚き火なんて行った日には警察への通報沙汰になることは間違いない。
私の小さい時には、近所の神社で落ち葉を集めて、焼き芋なんてよく焼いていたことを記憶している。
随分と厳しい世の中になったもんだ。
そんな中、実験的になのかこの世田谷公園では、自己責任の範囲の中で色々な試みを行っている。
公園内の禁止事項を全て撤廃した「解放区」なのだ!!
公園に常駐しているプレイリーダーを筆頭に、ボランティアの方々の支援を受けて、このような試みを行っているのだ。
特に都会の子供達は、このような経験自体が少ないと思うので、とても刺激的な経験になるだろう。
ただし、全て自己責任の範疇でおこなうことなので、ケガをしたとしてもそれは全て自分の責任になる。
昔はこんなこと日常茶飯事的にやっていたなと、懐かしい気持ちにさせてもらった瞬間だった。
まとめ
久し振りに一日公園で楽しんだ気がする。
娘や息子以上に自分が楽しめた。
しかも、今日使ったお金の合計は
ミニSL料金:140円
お茶代(2本):280円
かき氷代(2個):300円
合計:720円
見事に予定していた1,000円以内を達成出来た。
年中混雑している有名テーマパークに行かなくても、十分楽しめる場所は多い。
今後もコスパが最高な場所を見つけては随時紹介していきたいと思う。
コメント
コメント一覧 (2件)
細い事ですがデコイチではなくデゴイチです
D51ですから
通りすがりさん
こんばんわ
ご指摘ありがとうございます。
修正しますね。
またお越しください。
よろしくお願いいたします。
yu-hiro