早いもんで2016年ももうすぐ終わってしまう・・・
お盆を過ぎるとあっという間に年末・クリスマスシーズン突入だ。
たまたま家族でランチを済ませ、娘を英会話スクールへ連れて行く途中にモンソーフルールのモミの木を見た娘は「クリスマスツリーがほしい!!」と唐突に私に吠えてきた。
正確にはモミの木に似た小さな木だったのだが、久しぶりにグイグイと押してくる娘の威圧感に私も押し切られてしまった。
『英会話が終わったら買いに行こうか?』
娘は天使の微笑みをみせてスキップで英会話スクールに向かってくれた。
安請け合いを後悔する
娘が英会話に行っている中、私とかみさんと息子でドンクでお茶をして考えた。
ここへ来る途中に東急ストアの2階にあるハンズビーと、もう一度モンソーフルールに立ち寄ってみた。
娘の希望は自分の手でクリスマスツリーを作ることにある。
ハンズビーにあるクリスマスツリーは、すでに出来合いのものだった。モンソーにある小さな木は、耐久性に問題がありそうでとても飾りつけが出来るものではなさそう・・・
「簡単に引き受けてどうすんの?」
かみさんの冷たい視線を感じながら、失敗したなーと自分の言葉に若干後悔する。というよりも眠すぎて頭が働かない・・・
娘を迎えに行く
15時に娘を迎えに行く。
会った瞬間にクリスマスツリーの話をしてきた。やっぱり憶えていたか・・・とりあえず、出来合いのクリスマスツリーを提案しハンズビーへ連れて行く。
『キラキラ光るし、作る手間もかからない。絶対これがいいよ!』
私は半ば強引に出来合いのクリスマスツリーを提案したが、娘は首を縦に振ることはなかった。どうしてもモンソーフルールにあるモミの木にこだわっているようだ。
モンソーフルールのクリスマスツリー
モンソーの中にはこの時期にふさわしい立派なクリスマスツリーが展示してあった。ひょっとして娘はこの巨大なクリスマスツリーのことを言っているのだろうか?
モミの木の立派なクリスマスツリーを想像していたのかと思えば、こんな立派なものでなくても良いらしい。
なるほど、その辺は小学一年生にもなればこどもなりに勝手に判別も付いてくる年頃なのだろうか。
娘が言っている小さなモミの木ってどれのことかと言えば、これのことなんですわ。
これは去年お店の中にあった小さなゴールドクレストなんだけど、今年は500円では販売していない。
自分の目で確認できたものは1900円、それにゴールドクレストに飾りつけしても大丈夫なのか?先ほど見たイメージと同様にやはり耐久性に疑問を持った私はこれを買うことをためらった。
自由が丘には雑貨店も多いし、それにヤマダデンキに行けばクリスマスツリー作成キットがあるかもしれない。
なので娘にその旨を伝える。とりあえずこの時点で夕飯の買い物と修理に出していた私の靴など、手持ちの荷物が多くなりすぎたため一旦荷物を置きに家に帰ることにした。
クリスマスツリー探し
とりあえず一旦帰宅することにした私たちだが、最後にヤマダデンキだけは寄って帰ることにした。1階で店員さんにクリスマスツリー作成キットなる商品の取り扱いがあるか聞いてみるも、そんなものは置いてないらしい・・・
クリスマスツリーを作ることってこんなにハードルの高いことなのか?とりあえずヤマダを後にした私たちは一旦帰宅した。
日々の残業疲れが出てしまったのだろうか、帰宅した私はソファに座った途端に半分寝てしまいそうになった。一瞬ものすごく鈍い痛みが身体を襲う、目の前には真っ赤な顔をした娘が立っていた。
クリスマスツリーへの執念と、約束を反故しようとしている私への不信感で娘の怒りは頂点に達するところである。
自分の身の危険と、娘と交わした約束を果たすため今一度自由が丘のお店を探すことにした。
クリスマスツリー探し
かみさんと息子は寒いから家から出たくないということで、娘と私で再度自由が丘を散策することにした。
別に散策しなくても事前にネットで探せばいいのでは?インターネット全盛時代にどこに売っているかをなぜ調べなかったのか?
なんとなく調べて買いにいくのではなく、娘と成り行きで探し出したかっただけ。ここは効率ではなく、娘と探す醍醐味を楽しみたかった。
DULTON(ダルトン)
DULTON(ダルトン)は屋上を含め4階建て構造になっており、一番上の天上階に観葉植物や小さなガーデニングアイテムが販売されている。
その他にもこのクリスマスシーズンを見越して、ツリー作成キットの販売を期待していたがそのようなものは置かれていなかった。
最悪、電飾でも置いていないか確認するもやはり無いよう。近所のダルトンで見つからないとなると、この先の苦戦が簡単に想像できる。
でも、娘は探すのが楽しいのか顔は笑顔にかわっていた。
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ミカズキモモコ(東急ストア3階)
もう一度東急ストアに向かうことにした。ハンズビーを見に行ったのではなくミカズキモモコの存在を思い出したから。
なんでこのお店を忘れていたのだろう。ミカズキモモコは300均ショップとして自由が丘でも中高生女子に人気の高いお店だ。
淡い期待を抱きながら、とりあえず3階にある店舗へ向かうことにする。
あったー!!
娘の歓喜の声が聞こえてくる。お店の入り口にはシルバーとゴールドのクリスマスツリーキットのようなものが置かれていた。
あまりに色味が派手なので、普通のグリーンのものが無いかを店員さんに確認すると奥から在庫を出してくれた。とりあえずホッとした、この後も探してみつからなかったら私の信用問題になる。
クリスマスキットがあったミカズキモモコの存在に感謝しつつ、色々と飾りつけに必要なものをかごに入れていった。
個人的に予算は2000円くらいを想定していた(電飾抜き)。
この2000円に特に意味はなく、これ以上の金額になっても良かったが歯止めが利かなくなるのも嫌だし肌感覚的に勝手に設定していた。
飾りつけに必要なものをを選びつつ、お会計は1600円(税込み)ちょい。十分に予算内に収まる金額ではあったもののツリーのトップに必要なスターが無かったため100均に向かうことになる。
ル・プリュ
100均のル・プリュにもクリスマス関連商品は多数用意されていた。
ハロウィンの時もそうだが、こまごましたイベント時にはこのショップは外せない。何気に100均で済んでしまうものは想像以上に多いのだ。
ツリーのトップを飾るスターもあっけなく見つかるし、他の飾りつけものも何点か購入して終了。あとは家に帰って作るだけというところまでもってこれた。
うかつにこどもと約束してしまうと後戻り出来なくなる・・・
今日感じたことはそれだけだ。
クリスマスツリー完成
家に帰ってみるとかみさんはコーヒーを飲みながら撮りだめたドラマを見て自分の時間を満喫し、息子は最近ハマっている戦隊モノをアイパッドで見ている状態だ。
そんな二人を横目にみながら、自由が丘中をくまなく歩き探し出した戦利品を広げてみる。
ドラマに夢中になっていたかみさんも、戦隊モノを見ていた3歳の息子もこちらに駆け寄ってきた。
結局ル・プリュで購入したのはこの3点のみ。
ミカズキモモコで1600円、ル・プリュで購入したのが300円、合計は1900円ということで見事予算内ですべて賄うことが出来た。
ここからは家族全員で飾りつけを行っていく。めんどくさそうにしていたかみさんも、戦隊モノが大好きな長男も、そして一日中うるさかった娘も、みんな楽しそうに飾りつけをしていく。
完成したクリスマスツリーの高さは約85㎝と想像以上に立派なものに仕上がった。
2000円以下でこのクオリティなら何も文句が言えないはずだ。そして何よりも作成時間はわずか15分という短い時間。
これは家族4人で作ったという高効率だったこともあるかもしれない。作ってみて感じたことは、自分が一番楽しんで作っていたなということ。
何十年振りにクリスマスというイベントを身近に感じた瞬間でもあった。
あと一か月で今年も終了、みなさんもクリスマスツリーを作ってみてはいかがだろうか?
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