自由が丘に新しくオープンしたpicard(ピカール)は、フランス生まれの冷凍食品専門店。
最近冷凍ピザにハマっている私は、お店の前を通り過ぎたところでビビッと来るものがあった。
そもそも冷凍食品の専門店なんてものが存在することに驚くが、時代の流れを考えてみたらこれほど理にかなったものもない。
共働き夫婦にとって、チンして食べられる冷凍食品はある種生活の必需品となり得る。
専業主婦の食卓であっても、手軽に使える冷凍食品はいざというときも含め、あると非常に便利なもの。
私は冷凍食品を大人になるまでほとんど食べたことがなかった。
結婚してからよく利用するものだったため、初めはあまり良いイメージが無かった。
自由が丘のピカールを紹介するのと、最近個人的にブームとなっている冷凍ピザを食べた感想を含めお伝えすることにしよう。
冷凍食品専門店picard(ピカール)で買った巨大ピザを焼く
まずは簡単にピカールのことに触れておこうか。
ピカールはフランス生まれ冷凍食品専門スーパーのこと。フランス国内では920店舗を誇る巨大企業なわけだが、日本でその存在を知る人はまだ少ない。
日本で展開される店舗数は8店舗
・青山骨董通り店
・麻布十番店
・中目黒店
・自由が丘店
・神楽坂店
・代官山店
・広尾店
・品川シーサイド店
ほとんどが都内のしかもメインどころの地域のみ。これからさらに広がりを見せていくと思われるが、認知にはもう少し時間が掛かりそうだ。
素材へのこだわりと厳しい品質基準
ピカールは食材に使われる素材にもこだわりが強く、遺伝子組換え原料・硬化油脂の不使用や、味付けも塩分の控えめに抑えるようにしている。
食材の種類は2,000種類にも及ぶ。毎年55,000回に及ぶ製品の品質試験を行いながら、200種類の新しい商品開発へつなげていく。
安全が担保された地域から食材を仕入れ、その厳選された食材を活かし、旬な時期のメニューに反映したものを販売。
会社として、高度なオペレーティングシステムが無いと実現不可能な内容だ。
ピカール自由が丘を利用するのはどんな人?
ピカール自由が丘店の店内は、あたりまえだけど冷凍食品で埋め尽くされていた。
どれもおいしそうなものばかりで、選ぶこと自体が大変難儀にも思える。
ショーケースに陳列された商品の内容を見ながら、今日の夕飯に食べられるおかずになるものと、明日以降で必要なときに小腹を満たしてくれるもの。
後は私が最近ハマっているピザを買うことにした。
この日、自由が丘ピカールには、20代~30代の女性客が多く占めていた。
確かに、この年代は働き盛りということもあり、忙しいだろうし平日に料理を作り溜めすることはもっと難しい。
手軽に調理ができる冷凍食品がほしい!
いや、おしゃれな料理がしたいけど、そんな手間はかけられない、だから手軽に調理ができる冷凍食品で済ませたい。
普段食べられるものはもちろん、中々スーパーでは販売してない珍しいものがピカールでは手に入る。
日本のスーパーの冷凍食品売り場で売ってないもの。ちょっと手が込んでそうなメニューのものが温め直しだけで調理できる。
そんな潜在的な女性のニーズに応えてくれるのが、ピカールの良さなのだろう。
とにかく2,000種類もあるんだから、選ぶのが大変だ。
かみさんが翌日の食事を手抜きすると宣言、簡単にピカールで賄えるものを探しに来た。
何気に土日はこどもたちと一日一緒に出かけたりすると、その日の夕飯を作る時間がない。
必然的に簡単に調理ができる出来合いのものが中心になる。
そんなときに冷凍庫にストックがあると、メニューを考えることに頭を悩ます時間を減らすことが出来る。
普段使いしているスーパーのお惣菜に、ピカールで買いおきしてあるものをプラスする。
それだけで、ちょっと華やかな料理に見える。
なるほど、今後もお店が増えることが予測されるね。
ピカールの冷凍食品
フランス語が読めない・・・
リゾットはそのままだから理解できるものの、一見肉なんだか魚なんだか良くわからないものもある。
そんなときはすぐ上の表示を見れば、それば何なのか詳細が書かれているので照合しながら選んでみてほしい。
私が欲しかったのは、この巨大サイズのピザ。
25cmタイプは普通のスーパーでは中々見かけることができない分、ピカールには必ずあるだろうと期待していた。
マルゲリータタイプが売ってたので1枚買ってみることにした。
ピカールで販売される冷凍食品の種類は2,500というだけあり、スイーツについてもおいしそうなものがたくさんある。
これをオーブンレンジやオーブントースターで調理するわけだが、簡単にできる分まともな料理をしなくなることにつながる気もする。
実際においしいかは食べてみないと分からないが、それなりに人気が高い分ある程度期待はできそう。
冷凍パンは何気に使えるし、おいしいから人気が高い。
パンは通常そのまま冷蔵保存しただけでは、でんぷん質が固くなってしまい本来のおいしさを失ってしまう。
冷凍保存することで、おいしさを閉じ込めたまま長期保存が可能なわけだ。
基本的にカビが生えなければ、いつまでも保存可能だと思っていたがそうでもないらしい。
最終的に25cmサイズのピザと、普通のピザ、キッシュを一つとワッフルを買うことにした。
明日は朝からピザを食べることになりそうだ。
家族は反対するだろうが、私は大きいピザを一人で食べたいんだ。
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オーブントースターで調理
パッケージに『XL』と大きく書かれたピカールの巨大ピザ。
高揚感だけで買ってしまったが、ピカールの冷凍ピザは実際に味も美味しいのだろうか?
その辺は検証してみないと何とも言えない。
冷凍ピザのパッケージを開けてみると、おそろしくシンプルな見た目に驚く。
焼けば変わるんだろうが、この状態で見るピザに魅力を感じる部分はゼロ。
4枚食パンが入るうちのオーブントースターでも、ギリギリ入るか入らないのサイズ感。
勝手に入ると思って買ってしまったが、オーブントースターの種類によっては入らないものも当然あるだろう。
庫内の幅と奥行きが何センチなのかは、確実に計測してから買うことをおすすめする。
実際に25cmサイズの冷凍ピザは、オーブントースターに入れてみるとその大きさが良く分かる。
10分程度で完成するみたいなので、適当に様子を見ながら焼いてみることにいした。
冷凍ピザが10分程度できちんと焼けるのだろうか?
焼き上がりはとてもおいしそうなピカールの冷凍ピザ。
そもそも具材の少ないタイプのものだったが、焼き目がつくだけで美味しさが3倍位になったような錯覚に襲われる。
8等分にカットして、みんなで食べることに。
実際に中まで日が通っているのかは食べてみないと分からないが、おそらく問題はないと思われる。
あとは実際に味はどんなものなのだろうか?
一口食べてみたが、中まで火が通っていて熱々の状態。
冷凍とは思えない食感に、リピートで買うことを決めた。
シンプルにチーズの美味しさが感じられるのと、パン生地の固さについても子どもでも食べられる感じに収まっている。
癖になりそうな旨さだ。
翌日に食べたピカールのマルゲリータ。
サイズは前日に食べたものと同様の25cmサイズのもの。25センチサイズはデリバリーのピザ屋でいうMサイズと同じもの。
その大きさがどの程度なのか分かるでしょ。
調理時間の目安はオーブンで4分とかなり短い。
そんな短時間で中まで火が通るのだろうか?
冷凍食品なのに、想像以上の調理時間の短さに不安を覚えつつも実際にオーブントースターに入れてみる。
庫内の幅と奥行きともにギリギリのサイズ。
5分で試してみることにしたが、実際に中まで火が通るのかは出してみないと分からない。
まさか2日連続で冷凍ピザを食べることになるとは思いもしなかった。
25cmサイズのマルゲリータは、調理時間通りに5分以内に焼くことができた。
たった5分で冷凍ピザが焼けるのは素晴らしい。
食感としては初めに食べたものより、パン耳の部分が少し固めのもの。
ここの好みは個人差によるとは思うが、初めに食べたものの方が私は好みだった。
まとめ
ピッザマルゲリータが780円
4種チーズのピザが498円
最終的にピカールで展開する冷凍ピザの美味しさ比べになってしまったが、4種ピザは498円とは思えないできのものだった。
この2種類以外にも、まだまだ種類が数多く存在するため、今後新しい種類のものを食べたときには随時追記していく予定。
冷凍食品専門店のピカールは、今後さらに勢力を拡大していくだろう。
今の日本の生活スタイルと、冷凍食品は確実にマッチする。一度お店にも行ってみてほしい。
アクセス
住所:〒152-0035
東京都目黒区自由が丘1-26-5
稲毛屋ビル 1F
電話:070-3165-1346
営業時間:10:00~21:00
定休日:不定休
業態:冷凍食品専門店
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