『魂心屋』
そこは会社帰りにいつも通る美観街にあるラーメン屋さん。ラーメン記事でも紹介したことがあるが、一時期非常にハマっていたお店である。
横浜家系ラーメンが自由が丘にやってきた、みたいな触れ込みはそれほど無かったし、私自身横浜家系が何かよく分かっていない。
でも、この醤油とんこつを口にした時、何だか知らずハマってしまったのだ。あれから6年が経過し、今ではあっさり系が好きになってしまった私は魂心屋から離れてしまった。
昨日、かみさんは久しぶりの飲みがあるということで、晩ごはんは無し。久しぶりに会社帰りに何処へ寄ろうか考えていた矢先、いちばんやは営業終了、渡来軒は満席。
正直考えるのが面倒になって、比較的席が開いていた魂心屋に行くことになったのだ。
久しぶりに食べるとんこつラーメンは嬉しくもあり、少し怖い部分でもあった。またとんこつ負けして休日を棒に振ってしまわないか?
インフル開けのこの病み上がりの体で、魂心屋のラーメンに胃が耐えられるのか?
ごちゃごちゃ言わずに店に入ろう。
濃まろスープと海苔が特徴の魂心屋
魂心屋入店
お店自体はかなり小さい。
おそらく席数は10人ちょっとと言ったところか。お店に入るのは何年振りになるだろう?金曜日の22時の時間を考えれば空いている方だ。
お店に入ったすぐ左に券売機が置かれている。特に何も考えずに入店してしまったため、何をオーダーしようか凄く迷う。
この魂心屋のラーメンと言えば『海苔』の多さに特徴があると自負している。言わば、海苔との絶妙なコラボレーションで成り立っていると思ってる。
主なメニュー
基本的にラーメンは醤油・塩・みその3種の味からチョイスすることができ、その他にはつけ麺や旨辛ラーメンがある感じだ。
のりスペシャルなんていう、海苔に埋め尽くされたメニューがあるくらい海苔へのこだわりが強い。
私は毎回ここに来る度に、選ぶメニューは631らーめん
迷うのも面倒なので、今日も無難にこのラーメンにすることに決めた。ちなみにライスは無料で付いてくる。
店内雰囲気
私は店奥のカウンターに腰を下ろした。店奥のカウンター席は5席がMAX、入り口すぐの場所が2席とテーブル席が一つ(4人掛け)。
総席数は11席と一般的なラーメン屋と同サイズかな。北口徒歩30秒位の立地の良さから、いつも人が絶えないイメージが強いお店。
毎月22日は魂心屋の日ということになっているようで、醤油ラーメン・塩ラーメンの2種類に限り500円とワンコインで食べることが出来る。
この日はいつも店前に行列が出来ているので、ここを通った時に人だかりが出来ていると『あー今日は22日か』と逆に日付を思い出させてくれるわけだ。
店員が私のラーメンの湯切りをしている。
もうまもなく631ラーメンがやってくる。久しぶりの濃厚とんこつに私の胃袋は耐えることが出来るのか・・・
少し弱気になった私は、油少な目に変更してもらった。
最後に炙りチャーシューを載せてフィニッシュといったところか。
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631ラーメン
631ラーメンがやってきた。見るからに濃厚そうな醤油とんこつ。具材は炙りチャーシューが3枚、煮玉子1個、海苔は6枚、うずら1個といったトッピングだ。
ライスは時間が遅かったせいか、少しかたくなっていた。
このライスは魂心屋には欠かせないもの、その理由が後から分かることだろう。
とりあえずスープを一口くちに入れてみた。
美味いな、これ。
久しぶりなせいか、それほど濃いとも感じずに続けざまに麺をすすってみる。太麺が嫌いな人には少し嫌な食感かもしれない。
私は太いのも細いのも両方いけるので、特に問題は無かった。まだまだいけるじゃん!おれの胃袋、過剰に心配しすぎてたんだな。
半分位食べたところで
「少し飽きてきた・・・」
そう、飽きてくるんだね。ここで登場するのが豆板醤、海苔をスープにひたしそれをご飯の上に乗せる。
これが飽きてきた感覚を蘇らせてくれる。蘇らせるというよりも麻痺してくると言ったほうが適切か?
3,4枚の海苔を同じようにスープに浸し、豆板醤を付けてごはんに巻いて食べていく。これこそ魂心屋のサブ的な食べ方と言えるのではないだろうか。
そして631ラーメンにも豆板醤を投入し、辛さを上げる。
最後まで同じ味で通すことが私は出来なくなってしまった。油少なめにしたはずなのに、やはり途中で胃袋が悲鳴を上げてくる。
そうなったら、豆板醤で麻痺させるしか手がないのだ。これで味にメリハリが出来るし、海苔とごはんのコラボと合わせて何とか食べきることが出来た。
まとめ
昔のようにスープをまくることは出来なかったが、何とか完食することが出来た。一日経った今も特にとんこつ負けした様子もなく普通に元気。
まだまだとんこつラーメン食べても問題ないことを確認出来た。
海苔が好きな人は文句なく魂心屋に行くのが良い。海苔スペシャルなんてメニューもあるんだし、価格的にも魅力的だと思う。
魂心屋に合う人というのは、濃い味が好き・海苔が好き・豆板醤で海苔巻きしたいという3つの要素を併せ持つ人だ。
そんな人いるか分からないが、バリエーション豊かな食べ方が堪能出来るので、自由が丘に寄った時には是非にも食べてみてほしい。
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アクセス
住所:〒152-0035
東京都目黒区 自由が丘1丁目12-9
電話番号:03-3723-1617
営業時間:11:00~4:00
定 休 日:無休
業態:ラーメン屋
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