麺うらた自由が丘｜「大人向け」さっぱりしたラーメンのお店

去年から行きたかったラーメン店『麵うらた』に行ってきた。

この日は初夏を思わせる温かい日だったこともあり、家系ラーメンというよりはさっぱりしたものが欲しかった。

自由が丘でさっぱりしたらーめん屋と言えば、「いちばんや」か「塩そば一榮」「仙花」くらいしか思い浮かばない。

そんなときに思い出したのが冒頭の麵うらた。

一回食べてみたかったということもあり、麺うらたのらーめんを食べた感想をお伝えしよう。

自由が丘美観街にある『麵うらた』のらーめんがさっぱりしていてグーな件

この日は有給を取得したときだったので、かみさんと平日ランチできる場所を探していた。

新しいお店開拓もここ最近してなかったし、短時間でちゃちゃっと食べられるものということで麵うらたを選ぶ。

黒と黄色の格子で形成される門構え、暖簾には家紋入りという厳粛な雰囲気がラーメンを彷彿させないところが逆に気になるお店だった。

時刻は11時30分だったので、お昼時間突入前くらいにお店に入る。

麺うらたの特徴

冒頭にお伝えしたように、この日は4月の割に初夏を思わせる暑い日だった。

濃厚な味わいのものではなく、さっぱりした塩味を求めた理由なわけだが麺うらたの門構えと塩SOBAというのが自然とここに向かわせる要因だったんだろう。

豚・鶏・野菜を丹念に煮込み、鯛のアラ・魚介の出汁と融合させた至高のスープ。

それが麵うらたのスープなんだ。

麺うらたのメニュー

メニュー	価格
塩SOBA	750円
塩SOBA　玉子入り	850円
ゆず塩SOBA	900円
ゆず塩SOBA　玉子入り	1,000円
特性塩SOBA	1,200円
九条ネギ餃子	250円
白めし	100円
鯛めし	200円
鯛めし大盛	300円
イベリコ豚のチャーシューご飯	400円
麺大盛り	100円
玉子	100円
チャーシュー	100円
白ねぎ	100円

メニューは迷った挙句に塩SOBA玉子入りにチャーシューをトッピング。

かみさんは、塩そば単品をオーダーする。

オーダー方法は券売機で食券を購入するスタンダードな方式だが、交通系ICカードが使えるのがポイント。

お金が無くても、SUICAやPASMOがあれば麵うらたのラーメンを食べることができるんだ。

麵うらたはL字カウンターのみ

夫婦で経営しているラーメン屋なのか？

L字カウンター越しに２人の店員さんが作業する様子を見つめる私……

私達のらーめんを作ってくれる間にも、２名のお客さんが追加で入ってきた。

昼前の隙間時間だから、混雑しだしたら結構待ちそうだ。

麵うらたの塩SOBA

熟成されたスープは透きとおった見た目が今日の雰囲気にぴったりだ。

チャーシューはデフォルトで付いてくるものは、ややレアな感じの赤身がかったもので人によっては好みが分かれる要素かもしれない。

菅野製麺所の細麺を使い、シンプルに仕上げた塩SOBAをこれから堪能できる。

まずはスープから

あ・あつい！

できたての熱々のスープは、エアコンで冷えた店内にいても体を温めてくれるほどの温度感だった。

ぬるいらーめんは食べたくないが、かなり熱々のスープは思い返せば結構久しぶりの感覚。

素材の良さが煮込むことによって、深みが増すのか味の奥行が何層にもなっているようなイメージ。

熟成スープの旨さは想像通りで、さらなる期待を持たせてくれるものだった。

菅野製麵所で製造される細麺は、見た目から美しい。

スープに沈み込んだ麺一本一本が、至高のスープを絡み上げてくれる。

もう我慢できないわ。

ズズズズル・ズズズズ・・・

麺を箸ですくい上げ何度も口に運んでいく。

シンプルにおいしいらーめんだ。

熱々のスープが冷める様子はなく、食べ終わりまでこのあたたかさはそのままにズルズルといけちゃう。

煮玉子を割ると半熟の黄身が全面に顔をだす。

熟し具合が煮卵の完成形のような熟れ具合。

やはり、らーめんに煮卵は必須と感じる瞬間だった。

チャーシューは柔らかく、想像していたものと食感が異なった。

もう少し嚙み切れないイメージだったけど、とても柔らかく箸で簡単に引き裂くことができる。

赤身が無い方が個人的に好みだが、だからと言って食べられないことはなくむしろ美味しかった。

チャーシュー１枚じゃ物足りないから１枚足して正解だ。

麵うらた自由が丘まとめ

久しぶりに食べる塩ラーメンの味は、理想を超える完成度のものだった。

今日の気候に合わせて、少しさっぱりしたラーメンを求めて麵うらたに入ったわけだが、熱々スープのせいで全身は汗だく。

それでも美味しいらーめんを食べることができたおかげで、清々しい汗となった。

再訪確実なお店として、今後もたまに行こうと思う。

自由が丘麵うらたアクセス