自由が丘外れのパン屋『トシオークデュパン』は早朝から人が絶えない人気店！

最近、運動不足解消のため土日は駒沢公園まで走るようにしている。公園を2周ほどまわり、今日もほどよく疲れたところで帰路につこうとしたときに思い出してしまった。

 

取材依頼をいただいた中に目黒通り沿いに美味しいパン屋さんがあることを・・・　

 

一度気になると行かないと気が済まない。とりあえずお店は直ぐ近くだからそこでチョイとお茶して帰ろう。今日は目黒通り沿いの美味しいパン屋『トシオークデュパン』を紹介する。

 

目黒通り沿いのベーカリー『トシオークデュパン』

フランスの名店で修業

ネットで調べて知った事だが、店主はサルコジ大統領も愛用するフランスの名店で修業をしていたらしい。実はこのお店には以前も入店したことがあった。

娘がこの場所のすぐそばにあるセントラルのプールに通っていたときだ。あまりパンも置いてなかったし人気がないお店なんだと思ってた。

 

調べてみないと分からないことは本当に多い。情報提供者のおかげで名店かもしれないお店を見逃すところだった。

 

開店は朝6時

この辺のベーカリーでは珍しく、というよりもベーカリーに限らず珍しいと思うが朝の6時から営業開始しているのだ。

そんな早い時間より営業開始してお店にお客さんなんて来るのだろうか？情報提供してくれた方によると、朝早い段階で売り切れてしまうものも多いらしい。

 

とりあえず、お店に入ろうか。今の時間は7時30分、お腹もすいたし喉も乾いたから少し休んでから帰宅することにしよう。

 

店内の雰囲気

お店に入ってみると女性二人がお客さんの注文に対応していた。店の奥では主人らしき男性がひたすら窯にパンを入れていく。

朝一で2人も店員さんがいるのには明確に売れていることの裏付けになるんだろう。私が入る前に二人ほどお客さんがいたが、ふたりとも5、6個のパンを買って行った。

 

パンの香りがたまらなく私の胃袋を刺激する・・・　さっきまで駒沢公園をひたすらジョグしていたからかパンの香りを嗅ぐだけでヨダレが止まらなくなる。

何を買っていこうか？　いやカウンターに2席スペースがあるからアイスコーヒーを飲むんだった。

 

事前におすすめを聞いていた私は、パン・オ・ショコラと店員さんおすすめのパン・オ・フロマージュをオーダーする。

 

お店の奥では主人らしく男性がパンを焼いている。どうやらお客さんの人数に合わせて焼いているため、すべてが同時に出揃うことは無いようだ。

お店に行った時間帯によっては、まったく無いものも出てくる。前回私が訪問したときはパン自体が売り切れてしまったんだな。

 

お店の一番の売りはこのバケットだろう。価格も恐ろしく安い、ハーフサイズで108円は売り切れて当然だと感じる。

今日の晩御飯はシチューにしようか？ついついそんなことを考えてしまいそうになるパンの出来だと思ってもらえたらいいかな。

 

パン・オ・レザンにクイニーアマン、どちらもそそられるものではあるが次回来た時に買うことにしよう。パン・オ・レザンは324円、クイニーアマンは少し小ぶりなサイズだが200円以下だった。

 

全般的にバケットを除いたベーカリーは200円～400円位が相場になるようで、さすがに毎朝食べるにはコスパを考えてしまいそう。それでもポルシェでパンを買いに来る人がいるくらいなので味は十分保証出来るものなのかな？

 

この地域特有のものかもしれない。

 

ジャンボンブール

1個忘れるところだった。

サンドイッチのジャンボンブールが特にオススメとのことだった・・・　あぶない、体力の限界と空腹で頭が判断出来ない状態だ。

 

ジャンボンブールはカルピスバターにハムを挟んだシンプルな構成、パンが美味しい分このくらいのシンプルさで十分なんだと思う。

 

お会計

パン・オ・ショコラ/281円

パン・オ・フロマージュ/389円

ジャンボンブール/497円

アイスコーヒー/320円

お会計/1,487円

 

アイスコーヒーを含めているとはいえ、朝食でこの価格はちょっと高いかな。

 

絶え間なく入店してくるお客さん

私がカウンターでコーヒーを味わいながら休憩していると、次から次にお客さんが入ってくる。朝一の回転率は目覚ましいものを感じてしまうほどだ。

 

みんな常連のようで、テキパキと自分の欲しいパンを指名していく。ほとんど指名買いだ。

 

私はこの席でジョギングの後のコーヒーを堪能したのだ。

痩せるために走ったのに、こんなにパンを買って食べたらほとんど意味ないじゃないか・・・　でも走らないでこの量を食べたら自殺行為なことを考えると全く意味がないわけでもないだろう。

 

そんな優雅な時間を堪能しているうちにお客さんはどんどんパンを買って帰る。

基本的にお客さんの購入層は30代後半～50代位の男女、子連れの人も多く見受けられる。犬の散歩途中で寄られる人も多いようだ。

 

私もそろそろ帰ることにしようか。

 

私のようにジョギング帰りに購入する人もいるようだ。トレーニングウェアで来店する男性を多く見かける。みんな私より痩せていた・・・

 

速い時には14時前に売り切れてしまうというのも納得出来る売れゆきだった。パンの味は帰宅後にゆっくりと味わうことにしよう。

 

自宅でパンを食べる

とりあえずパンを買って家に帰ってきた。

みんなもちょうど起き出したタイミングだったので、分けて食べることに。

 

ジャンボンブールはトースターで温めてから食べることに。朝一からテンションが上がる瞬間だ。パンも材料もシンプルそう、かみさんと半分こして食べることにした。

ジャンボンブールを温め直しする間に、下の子はパン・オ・ショコラに手を付けていた。みんなお腹ペコペコだったのね、もっと買って来れば良かったな・・・

少し後悔する瞬間・・・

 

息子は美味しそうにパン・オ・ショコラを全て食べきった。一口食べたかみさんの感想は、モチモチで果てしなく美味いということ。

なぜこれをもう1個買ってこなかったのか怒られてしまった。多少理不尽ではあるが、喜んでもらえたので良しとしよう。

 

パン・オ・フロマージュは上にチーズが掛かったこれまたシンプル過ぎるほどシンプルなパン。

 

本当に美味しいんだろうか？

店員さんのおすすめで何も考えずに購入してしまったが、少し後悔していた。本当は私も甘い系のパンを買いたかったから、疲れていたせいか何も考えたくなかったのか、おすすめされたまま買ってしまったのだ。

 

トースターで焼き直したジャンボンブールはほんのり表面が焼けた程度で止めておく。

どんな味がするんだろうか？

 

これはシンプルで美味しい！

 

あまりシンプルなパンを普段買わない私だが、少し固めのパンの食感とカルピス発酵させたバターの風味にハムがよく合う。

かみさんもパン・オ・ショコラが食べられなかかったことでブーたれていたが、ジャンボンブールを食べたことで機嫌も直った。シンプルにパンが美味しいんだろうね。

 

トースターから取り出したパン・オ・フロマージュを二つに切り、半分を娘にあげたが既に朝ごはんは食べたからと突き返された・・・

かみさんもジャンボンブールでお腹一杯になったよう。半分食べたところで半分は後で食べることにしよう。

 

肝心の味については、上記にあげた二つと比べると感動は少なかった。こっちの味もシンプルなんだけど、具が無いのがちょっと・・・400円近い価格というのは高すぎるかな。

 

まとめ

情報提供いただいた通りパンの味はとても美味しく、朝一ジョギングの後は格別の美味しさだった。これだったら素直に毎朝食べたい、ちょっと目黒通り沿いというところが遠いかなというだけ。

都立大学と自由が丘の間にお店があるので、地理的に中途半端ではあるが、地域の常連さんにしてみればそんなことは知ったこっちゃ無いわけだ。

 

バケットは低価格、菓子パン系は少し割高に感じるけど、食べた後の満足感を考えたら止められないかもしれないね。次に行ったらパン・オ・レザンあたりにチャレンジしてみようと思う。

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