siroca?シロカ??
聞いたことない会社だが、調理家電をメインに取り扱う日本の会社らしい。数年前に安いホームベーカリーが爆発的に売れたことがあったが、引き金はこの会社だった。
そんなシロカについて特に興味があったわけではないが、ここの会社が出した電気圧力鍋がやたら便利で困っている。困っているはおかしいので訂正するとやたらと助かっているわけだ。
シロカの中でも勝手にベスト3に入ると言える電気圧力鍋について紹介させていただこう。
電気圧力鍋をなぜ買ったのか?
シロカ マイコン電気圧力鍋 クックマイスター ホワイト SPC-101WH
そもそもなぜ電気圧力鍋を買ったのか?
はっきり言って衝動買い以外の何物でもない。スイッチ押すだけで料理ができるというヨドバシカメラの店員の言葉を鵜呑みにして買ってしまった。
もちろん、事前にWEBで入念に下調べはしている。衝動買いの中でもメーカーはシロカに決めていたわけだ。
その理由は見た目がコンパクトだったから。
ちなみに私はまったく料理はできないド素人である。できることと言えば、食材を切ることくらいしかない。そんな私でも簡単に、しかもとてもプロのように美味しく料理ができるらしい(店員の言葉)。
料理ができない、料理ができない、料理が出来ない
私は料理ができるようになることに憧れていたのである・・・
シロカ電気圧力鍋で豚の角煮を作る
本当に料理ができないド素人の私でも簡単に、そして美味しく料理することができるのか?
本体を買ったからにはレポートするのが私の役目だ。自由が丘周辺で電気圧力鍋を買おうと思ってる方、電気じゃなくて普通のガス式圧力鍋を買おうとしているあなた、特に電気圧力鍋なんて買う気がないけど気になっちゃうあなた!
さー料理をするぞ。
電気圧力鍋のサイズ感
おわんと比較してもさっぱり分からない・・・
小さい炊飯器と同じくらいのサイズ感と伝えた方が分かりやすいかもしれない。そして小さい炊飯器とお伝えしたが、本機もご飯を炊くことができる。
コンパクトな炊飯器を探している人がいたら迷わずこの圧力鍋を薦めてしまうかもしれない。それはあくまでこの後の料理がちゃんと出来ることが前提だが・・・
他メーカーの圧力鍋と比較すると圧倒的に小さかった。市場でも最小サイズと呼べると思う。
圧力鍋と聞くだけでかみさんは恐怖を感じていた。なぜ恐怖を感じるのか?
私は圧力鍋で調理をしたことがないので分からなかったが、普通のガス式の圧力鍋だとやたらと音がしたり、爆発する危険がありそうというのがかみさんの意見だった。
なので、お店の売場で購入する際も最後まで反対したのがかみさんだった。そのかみさんを説き伏せたのがこのロック機構にある。初めは開け方が分からず困惑したが、操作方法が分かってしまえば簡単なもの。
ピンを引きながら回すだけなのでいたって簡単、おまけにこのロックピンのおかげで蓋が飛んでいくことも無いとの説明だった。安全面で考えてもシロカをチョイスしたのは間違いでないと感じる。
白米は3合まで炊くことができる。調理ができるMAXラインは7割くらいのところだろうか。
実質調理容量は1.2Lということなので、他社の圧力鍋と比較すると容量は少ない。私たち4人家族には少し物足りない分量なのかも。
でも私達の家自体大きくないので、これ以上のサイズの調理家電を置く場所がない。容量の多さよりも収納場所を優先するわけだ。
ネット情報でもこの辺のサイズ感で2~3人前くらいという意見が多いので、うちの小さい子供2人(6歳・3歳)であればちょうど良いサイズなのかもしれない。
角煮の材料とレシピ
豚の角煮メニュー(2人前)
豚バラ肉(ブロック) | 300g |
長ねぎ(青い部分) | 1本(100g) |
しょうが | 20g |
ウーロン茶 | 80ml |
酒 | 大さじ3 |
みりん | 大さじ2.5 |
砂糖 | 大さじ2 |
しょうゆ | おおさじ3.5 |
材料は東急ストアで調達済だ。家族的にあまり脂の多い部分が苦手ということもあり、豚バラは比較的脂の少ない肩ロースをチョイス。
レシピ本にはネギは青い部分のみの記載があるが、私は風邪気味・かみさんも風邪気味ということもあり全部入れてしまうことにした。
とりあえずレシピ本が付属しているので、これを見ながらやれば何も問題はなさそうだ。
ただWEB上にこのレシピが上がっていないため、いちいちこのレシピ本を出さなくてはいけないのが手間かな。
無くしたら買わなければいけないのだろうか?いったいこれはいくらするものなんだろう?
やっぱりタブレット等で見れるようにするのが今後の課題と言えるだろうね。
食材を切る・そしてスイッチオンまで
豚肉は3㎝、ねぎは適当に、しょうがも適当な分量で切ってみる。
男の料理なんだから、ある程度は適当さがあった方がそれらしい。とは言いながらも基本的なレシピ量は守っているので失敗することはないと勝手に思っている。
豚肉はメチャクチャ硬そうだけどこれが本当に柔らかくなるのだろうか?
肉を入れる前に基本的な調味料はすべて入れた。あまり濃い味が好きではないので醤油は3杯、ウーロン茶は100mlに微調整をしている。
ちょい薄味になってしまうかもしれないが、子供たちのことを考えてもそのくらいの方が体には優しい。
ここまでの過程で何か詰まってしまうような出来事は何も起きなかった。メインターゲットがどの層なのかは分からないが、ネットの声を見るに60代以上の人が多そうだった。
ねぎをふんだんに取り入れた。レシピ本には反してしまうが、圧力が掛かったネギは相当に旨みが出そう。
生姜も入れたし、他に入れるものは特にない。本当にこれだけで角煮が完成するのだろうか?
本当に簡単であっけにとられる・・・ これで失敗しなければ良いのだが・・・
釜の中に蓋を作るらしい、アルミホイルでね。
一体この行為は何のためにするものなんだろう?料理をしない私にはこれが何の役割をするのか理解できなかった。
かみさんはソファでTVを見ながら子供たちと笑っている。普段の家事から解放されたことが嬉しいのだろう。
料理をしている感じは一切しない。本当にこれでできるのだろうか・・・
なんだかものすごく不安な気持ちになってきた・・・
シロカ マイコン電気圧力鍋 クックマイスター ホワイト SPC-101WH
メニューはプリセットになっており、8種類が基本操作に必要となるものらしい。
今回は豚の角煮なので、メニューを肉類に合わせスタートボタンを押すだけ。
ただそれだけ、本当にただそれだけ・・・
これで本当に角煮ができるのか、不安になった私は15分調理のところ気持ち5分足した状態でスタートボタンを押した。
スタートボタンを押すお左の2つの数字表示のところがクルクルと回り、右側の2つの数字が分数を表しているようだ。
スイッチを押した時に音がしたのみで、他に何か音がする様子もない。ガスじゃないから火加減を見る必要もないし、コンロの上に置き続ける必要もない。
えっ!これって今の間にもう一品料理ができるじゃないか!!
これだけで本当に料理が出来るのであれば、こんなに楽なものはない。今は冬だからいいけど真夏のクソ暑いキッチンに立ち続ける必要もない。
魔法のポッドじゃねーかこれ。
注意ポイント
これはおもり部分なんだけど、かならず密封と記載のあるゾーンの中に収めておく必要がある。
『排気』の部分におもりの先端が置かれてしまうと圧力が一向に掛からず、当然いっこうに料理が進まないということになるから。
最後にスタートボタンを押す前に気を付けて見るようにしよう。
スタートボタンを押して少したってから本体を見に行くと赤いピンが上側に上がっていた。
この状態が圧力がかかった状態を示しているようだ。とにかく音が一切しないため、本当に中で圧力が掛かっているのかすら何も分からない。
『無音』状態が何分も続くとさすがに心配になるが、この圧力ピンが下がらないと蓋を開けることすら出来ないのだ。
このピンの先端を『排気』へ移動すると強制的に圧力を逃がすことができるが、料理が失敗するのが嫌だったので止めることにした。
調理している間に洗い物を済ませてしまおう。
というよりも、本当に調理しているのだろうか?といいつつ子供たちがケンカを始めた。
こんな時でも瞬時に止めに入ることができる。なぜなら電気圧力鍋が勝手に調理をしてくれるからだ。
ほったらかしとはよく言ったもんだね。
圧力時間20分が経過した。すると自動的に保温状態になるようで、カウントが増えていくことになる。
保温時間は最長60分まで、なんだか見た目以上に良くできた機械だと感心してしまう。
子供たちがうるさ過ぎてそろそろ限界だ。
やめろ~~~~~~~~~
豚の角煮完成
子供たちのケンカを仲裁している間にかみさんに完成した角煮を取り出されてしまった・・・
出来上がりが見たかったのに、もう仕方ない。とりあえず二つの皿に盛ってみると結構な量にも見える。
とにかく見た目は想像以上に角煮の状態だった。
このプロが作ったような見た目
ほったらかしはプロの味というキャッチコピーに間違いはなかった。
肉の色合いはもとより、ねぎのシナシナ感が半端ないのね・・・
肉をつまんでご飯にもっていく途中にもぷるんと半分落ちそうになる。
どれだけプルプル状態になってしまったのか?
あの包丁で切る際に硬かった豚のバラ肉がここまでやわらかく変貌するのだろうか?
食べる前からまさに感動の嵐状態に陥っている。
箸を入れただけでこのように簡単に割けるお肉
もう我慢できないので一口くちに入れてみた。
溶ける、肉が口の中でとろける。
こどもたちも美味しさに感動している。何よりも圧力鍋を敬遠していたかみさんが一番感動していた。
すげーなこの圧力鍋、すげーなシロカ
まとめ
結局大成功に終わった角煮は完売
家族全員が電気圧力鍋の魔法にかかったようなひとときだった。
値段はそれなりにしたけれど(15,000円くらい)、この感動は近年味わったことがなかった。
まだ料理は角煮だけ、今後カレー他料理も試してみようと思っている。
この感動を味わいたい人は是非チェックしてみてほしい。ちなみに自由が丘のLABIには置いていないよう。というか自由が丘ヤマダにも商品を置いてくれ!シロカさん。
ノジマ自由が丘店にはシロカの取り扱いがある?
東急ストア4階にオープンしたノジマデンキには、シロカの製品が置いてある。
実機を確認したい人は、ノジマデンキに立ち寄ってみてほしい。
ノジマに置いてないときは、新型が直販ショップで展開されてるよ。
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