ここ最近、ライフスタイルをトータルで提案してくれるお店は多くなってきた
私が20代の頃に比べれば、安価でおしゃれなものが圧倒的に増えたと感じる。
でも、実際にコンセプトとブレないものを衣食住トータルで展開出来てる店がどれだけあるかというと?である。
青山にあるCIBONE(シボネ)は、
正確にはライフスタイルセレクトショップと呼ぶべきか。
一つ一つの商品に、存在する意味というか作り手の「思い」を感じる作品が多い。
作品と言っているのは、どこか「アート」を感じる部分が多いから
私の住む自由が丘とは、何の関係も無いと思われるだろうが、
自由が丘のトゥデイズスペシャルは、
トゥデイズスペシャルをさらに洗練させたもの、高級志向にしたものがCIBONEなんだろう。
⇒トゥデイズスペシャルは自由が丘で大人気のセレクトショップ!!
流行の最先端・青山にあるCIBONEに行ってみた。
はじめてのCIBONE
初めてCIBONEを知ったのは、約7年前、自由が丘に引っ越す前のことだった。
現トゥデイズスペシャルになる前に、初めてかみさんとデートで行った雑貨屋だったと記憶している。
おしゃれな雑貨店だったので、その後もよく行くお店の一つになった。
自由が丘店は当時1階がアパレル、2階に雑貨、3階にはカフェがあったが系列ではなかった。
当時より、自由が丘でも独特のアイテムセレクトがツボだった。
青山店を知ったのは2年半前くらい。
職場の近くの青山ベルコモンズ地下にCIBONEがあるとは想像もしなかった。
何気にフラッと立ち寄った際に、陳列されている商品を見て自由が丘CIBONEと似てるな~なんて思ってたら、同じお店だった。
青山ベルコモンズが去年閉館し、CIBONEもどこかへ移転してしまったと少し寂しい気持ちになったのをよく憶えている。
この頃は、他のおしゃれなライフスタイルショップとそんなに違いが明確には出てなかったと思う。
それから数ヶ月後・・・
246のほぼ真向かいに新しいお店が誕生していた。
お店は昔のCIBONEとは大分変り、より洗練された感じに変貌を遂げていた。
コンセプト
青山ベルコモンズでオープンしたのが2000年なので、14年間経ったところでのリニューアルオープン。
2階の1フロアがCIBONE店舗になるが、以前よりも店内は明るく洗練されたイメージ。
「未来のアンティーク、これからのクラシック」
が新しいCIBONEのコンセプト
店内は旬なデザイナーやディレクターを起用し、現在の流行と近未来的なアーティスティックなもの、トラディショナルなものとがバランスよく組み合わさり、コンセプトにそったライフスタイルを彩る商品展開、空間作りになっている。
大分高級志向になったような気がするが、質・デザインともに申し分ないものばかり。
とにかくおしゃれだ。
一式ここのもので統一したい誘惑に駆られるが、それをする財布の余裕がないので、良いものを見てセンスを磨こうと思う。
店内雰囲気
入り口を入った先には、昭和を思わせるクラシックな自転車が展示されている。
ガラス越しに246が見える、天気の良い日は光が差して心地よい
高級そうなソファーの先には、カラフルなウッドチェアー
これを置ける人は限られるが、ポップなカラーリングが目をひく。
インテリア
インテリアコーナーで特に目を引いたのは、異素材がミックスされて出来上がったテーブルやクローゼット?
これは、材料費高騰による作成したいものを作れないというイラ立ちへの反動から、廃材を組み合わせて出来たもの。
もう10年も経つらしいが、アンティークと同様にかなり良い味を出している。
このプロジェクトの製品にはエディションナンバーが割り振られ、一つとして同じものはないらしい。
テーブルと同様にソファーとチェアー
シャンデリアはウッドの折畳みが可能なもの。
普通のライトも種類多く取り揃えられているので選ぶのが大変だ。
ガラス素材のダイニイグテーブルに、カラフルでポップなもの
ダインニグに合わせた食器も多いので、組合せを考えているだけでも楽しめる。
家が大きかったら、こんな6人がけのテーブルもいいかも知れない。
家というよりも、カフェやお店という雰囲気のものが多い。
デザインされたものが多いので当たり前と言えばそれまでなんだけど、
こんな遊び心あふれる書斎で仕事が出来る日が来るのだろうか?
その前に書斎自体を持つ必要があるが・・・
机の上には、外国製のこれはカレンダーか?
ミニチュアブロックで組み立てた家が気になってしまう。
これを毎日見てれば、引き寄せの法則が発動しないか真剣に考えてしまった。
豪華な本革製のソファーに、光が詰まったバルーンをイメージして作られたフロアランプ
他にも多数の素敵なものがあったが、とても紹介しきれない。
インテリアはこの辺で、アパレルコーナーを見に行こう。
スポンサードリンク
ファッション
3つのキーワードより選定された洋服たち、そのキーワードとは
1.トラディショナルなセレクト
2.モードを感じるもの
3.ユニセックスであるもの
の3つ、かなりざっくりしてるが、プレーンでありながら流行を反映させた品質が良いものが多い。
ファッションはネイビー・ホワイト・カーキなどの定番アイテムが、統一されて並んだ感じ。
手前のマルタンマルジェラのジャケットや、コムデギャルソンシャツなどがある。
私が10代の頃から大きな流れは変わってないのか。
大人のカジュアル的なものがメインなのか、WTAPSの迷彩パンツやロベルトコリーナの上質なニットなどが並ぶ。
アンダーカバーのシャツを見て、昔よく並びに行った記憶が甦る。
もう20年も前の話だ。
今でも一線で活躍してるのは凄いこと、他にもステューシーや、アディダスオリジナルなどもある。
ちょっと買ってしまいそうになったのが、APCのデニム
これまた20年振りに見たが、昔は何本買ったか分からない。
この糊がバリバリの状態から、ひたすら毎日履いて色落ちさせたことを思い出す。
あれから20年経つと思うと、時間は本当にあっという間だし、流行は回りまわってリバイバルすることを実感する。
おしゃれアイテムは不変なんだな。
アイウェアはセリーヌとKearney(カーニー)のもの。
カーニーはアメリカのヴィンテージブランドのフォルムを使用し、日本の福井県鯖江市と千葉県山武郡にいるメガネ職人の手により一本一本ハンドメイドで作られたもの。
こだわりの強いものが多い。
食器
インテリアに合わせて食器類も充実している。
和のテイストのもの
普段の何気ないメニューでも、ワンランクアップさせてくれそうなしっかりした造りのものばかり。
この器に何を盛ればいいんだろう?
おしゃれすぎて利用方法が思い浮かばない。
他小物
小屋である。
幼い頃の地元にあった長屋を彷彿させる。
何か心に訴えかけるものを感じた。
トゥデイズスペシャルにも置いてあるマグカップ
共通して置いてある物はこれだけか
この小物の用途は不明だ。
独特な形状をしたガラス製品
まとめ
店内は1フロアだが広くて楽しい。
これだけこだわりの色々なインテリア・雑貨をみていると、あっという間に2時間位経ってる。
紹介した以外にもバスアイテムや、ルームフレグランス等、生活を豊かにするものが多数ある。
青山という土地柄、価格はそれなりに高いものばかり
こんなライフスタイルアイテムに囲まれて生活出来たら、どれだけ豊かな気持ちになれるのか。
センスを磨きたい人、おしゃれなものに囲まれたい人、いずれも満足出来る空間であることに変わりはない。
アクセス
名 称:CIBONE(シボネ)
住 所:〒157-0061
東京都港区 南青山2-27-25 オリックス南青山ビル 2F
外苑前駅正面口徒歩3分
電話番号:03-3475-8017
営業時間:11:00~21:00
定 休 日:不定休
業 態:ライフスタイル型セレクトショップ
コメント