最近娘は休日も習い事が多く忙しいようで、私の相手をしてくれることもなくなった。
今日も英会話があったので教室まで連れて行き、待ってる間はお茶して過ごすことにした。休日の自由が丘はどこもお店が混雑しているので、入れるところは限られる。
手軽にエクセで済まそうと思ったが満席だったため、いくつか周ることに。はらドーナツの隣にあるア・ラ・カンパーニュがたまたま空席があったので入ることができた。
パティスリー・ア・ラ・カンパーニュ自由が丘店
お店のカラーは深い緑、これはレンジローバーを彷彿させるカラーだ。でもランドローバーはイギリスか・・・
かみさんと結婚する前に入ったことがあるお店だった。当時、ちょうどはらドーナツがオープンしたくらいの時でデートがてら隣のア・ラ・カンパーニュでお茶することにしたのだと思う。
そのときは2階にイートインスペースがあったので軽食を食べた記憶がある。当時は私も若かったし当然かみさんも若かった。今みたいにガミガミばあさんになるとは夢にも思わなかった・・・
あれから8年が経過するのか・・・
店内
ちょうどお店に入って一番手前のテーブルが空席だったので、そこに腰を掛ける。
最近は疲れが溜まっているせいか、ちょっと歩いただけで疲れてしまう。運動不足だからもう少し暖かくなってきたら少しジョギングでも始めることにしよう。
手前のテーブルはこんな感じにオシャレ、カップルでの利用が多いんだろうけど小さな子連れのママさんなんかも利用している。
テーブル隣にはバレンタインギフトがかわいいケースに入って展示されていた。
972円~1728円まで3種類が用意されており、そのギフトケースのデザインがかわいいのが特徴的だった。気付けばもうバレンタイン、今年も会社で義理チョコをもらうことになるのかな。
もらえるだけ有難いというもの、かみさんや娘は覚えているだろうか?
ケーキの種類はタルトが多いのかな。
店内はこじんまりとしてはいるが、それなりに雰囲気を感じることができる。
内装は女性に好まれそうなシンプルな造りに、花柄をバランス良く配色しているのがアクセントになっていた。
なんとなく南仏の雰囲気というのが分かる気がする。ちょうど入れ替えのタイミングだからなのかお店を後にする人が多くなってきた。
土壁とウッドの組み合わせが何とも言えずやさしい雰囲気に・・・
家の近くにこんな良い店があったなんて、8年前にきたときのことは何も覚えていない。スイーツを食べに来たわけではなくランチで来たような覚えがある。
だからそのときは特に気になるお店でもなかった。1フロア構成になったことで席数は減ったかもしれないが、コンパクトな方が何かと便利かもしれない。2階席まで満席にするのは、いくら自由が丘で人気の店でも平日は厳しいと思うし・・・
メニュー
メニューに並ぶタルトやケーキはどれも美味しそうなものばかり。フルーツがふんだんに使われたものが多く、どれを選べば良いのか迷ってしまうものばかりだった。
タルトから一つ、ケーキから一つを選ぶことにし苺がおいしそうな『ジェノワーズ・オ・フレーズ』とチビが大好きな『タルト・オ・ショコラ・エ・マロン』をチョイスすることにした。
飲み物は私はアイスコーヒー、かみさんはホットコーヒー、チビはオレンジジュースといつもの感じ。
価格帯は500円半ばがベース金額となっており、高いものは700円半ばというラインナップになっている。
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素直なおいしさ
店ロゴが印刷されたマグカップに入れられたホットコーヒーは香りも良く、風味もすっきりとしている。
なぜ、今までこのお店に立ち寄らなかったのか自分でもイマイチ良く分からない・・・
平日はママさん達で賑わっているのだろうか?かみさんも普段行かないお店だけに、ママ会などちょっとしたときにお茶できる良い店だと思う。
アイスコーヒーは予想していた以上に美味しかった。
外はとても寒かったけど、やっぱりアイスをオーダーしてしまう。スッキリした味わいは濃いでもなく、酸味が強いわけでもない。
バランスが取れた味わいなのが良いのかな。私だけでなく万人受けしそうなシンプルなもの。
ショートケーキが好きなかみさんがオーダーするも、この味にはまってしまったのは息子の方だった。
スポンジのやわらかさが秀逸で、こんなに美味しいケーキを食べるのは久しぶりかもしれない。やはり自由が丘のスイーツはレベルが高いなーとヒシヒシと感じる瞬間でもあった。
かみさんと私が一口食べる間に、チビが3口くらい食べるので結局はほとんど息子が食べてしまう。
食べ方が雑な息子は上の面を一気に食べてしまった・・・
それでもスポンジ・甘さがほど良く、いくらでも食べることが出来るような美味しいケーキ。
身近にこれだけのお店があるのであれば、誕生日ケーキなどもアラカンパーニュで買ってみてもいいかもしれない。
『タルト・オ・ショコラ・エ・マロン』はほのかなチョコ味と栗の食感がケンカしないバランスに仕上がっている。
息子はこっちよりもショートケーキの方が美味しいらしく、ほとんど1個を食べきってしまった。
私とかみさんは、二人でこのマロンのタルトを食べる。8年前にこのお店にこどもを連れてやってくる日が来るなんて、二人とも想像出来なかった。
それを言ったら自分が自由が丘に住むなんてことも人生設計の中の選択肢にもなかったし・・・人の出会いなんてどこでどうなるか本当にわからないものと感慨深くなってしまった。
不意にそんなことを考えてしまう瞬間でもあり、ケーキもタルトもおいしく懐かしい気持ちに浸れた30分だった。
まとめ
コーラや炭酸に慣れてしまった息子はオレンジジュースを飲んでくれない・・・
自分に家族が出来て、休日に自由が丘のカフェでみんなでケーキやコーヒーを楽しむ。そんな日がやってくることを想像したことなんて一度もなかった。
『思考は現実化する』なんて言葉があるけれど、深層心理の中にはこのような思いがあったからなのだろうか?30歳手前の時に自分が結婚して子供ができるなんてあまり想像できなかったけど、今の生活は悪くない。
普段はこどもの煩さや、かみさんのうんざりするような暴言ばかりに注視してしまうけど、それが幸せなんだと思う瞬間でもあった。
大事なことは意外と鈍感なのが人間というもの、そんな思いに浸れたのも美味しいコーヒーとケーキを味わえたからなのだろうか。
アクセス
住所:〒152-0035
東京都目黒区自由が丘1-3-13
電話:03-3723-8570
営業時間:11:00~23:00
定休日:不定休
業態:パティスリー、カフェ
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