本日(9/20)にユナイテッドアローズのブランドラインの一つであるgreen label relaxingが自由が丘の地にグランドオープンした。
店舗は自由が丘を象徴するマリクレール通りの一角、7月まではトミーヒルフィガーが入っていた建物だ。
時代の移り変わりの激しさを痛感する。
変わってしまえば昔何の店舗が入っていたかなんて、まったく思い出すことの方が難しい。
先月トミーヒルフィガーの次に入ってくる店舗がgreen label relaxingだと分かったとき、あんまり良い印象をもたなかった。
どうせ新規オープンするんであれば、本家のユナイテッドアローズに入ってほしかった。
ファミリー向けのグリーンレーベルなんて、はっきり言ってしまえば眼中にない・・・
そうまで思っていた。
でもせっかく自分の住む土地にセレクトショップが新たにオープンするわけで、これはこれで胸が高鳴る出来事、行かない理由は無い。
行ってみて思ったことは・・・
私は自分の認識を改めないといけない
まったく想像と異なっていたから・・・
早速店舗を紹介しよう。
green label relaxingとは
green label relaxingは、ユナイテッドアローズブランドの中でもファミリー層がメインターゲットになる。
具体的な年齢や環境で言うと、昨今の晩婚化の影響もあるのかもしれないが35歳以上の所帯持ちと言ったところか。
我が家にも当てはまることだが、結婚して子供が2人ともなると自分の洋服にお金を掛けるのが当然厳しくなる。
若い頃は大して値札を見ることもなく、買いたいものを、買いたい時に買うことが出来た。
だが、そんな時代はもう帰ってこない・・・
限られた資金でそれなりに見える洋服を手に入れるには?
頭をフル回転させて考える。
そんなバックボーンを持つ、ちょっとオシャレにうるさいファミリーがメインターゲットだった。
何で過去形なのかと言えば、それは10数年前のことで今では独身の人、特に20代中盤の若い人達にも人気がある。
いつの間にかに「低価格でおしゃれな洋服」という市民権を得たようだ。
私が20台になった1998年にgreen labelが立ち上がり、当時ビューティ&ユースなんてラインはなく、ブルーレーベルだった時代。
ブルーレーベルもグリーンレーベルも、まったくオシャレなんて思わなかった。
あれから20年近く経つ。
今では、私が20代の頃に主力だった高価格帯のものは売上が低迷、代わりに低価格路線のgreen labelが人気になるのは、日本の景気とイコールだからなのか?
とにかく、10年以上振りにgreen labelの商品が見たくなった。
店内の雰囲気
メンズ・レディース・キッズ含め、ラインはトータルだ。
カジュアルなものから、オフィス使い出来るもの・パーティ仕様のものまで、トータルで提案してくれる店舗。
さすが、green labelの旗艦店舗というところか。
1F Womens
箱はトミーヒルフィガーと同じなので、大体の想像はついたが結構広い。
1Fは女子向けのアイテムとキッズ商品が奥に陳列されている。
昔見た印象はどこかに消え去った。
かなりスタイリッシュになった印象、10数年掛けて育てていった結果なのか。
私が若いころに目にしたgreen labelとはまったく別物だった。
5連休の2日目、かなり混雑するかとも思ったが、それ程でもなく2・3人が入っては出ていくような感じだった。
ライナーが付いていれば季節問わず着まわす事が出来るトレンチコートも、デザインが良いと思う。
昔のグリーンレーベルとは比較にならないな。
1F KIDS
こんな洋服を着せたいなというのを実現してくれている。
もうちょっと価格を抑えてくれたら、文句の言いようがない。
子供に似合いそうなカワイイものが多かった。
ファー付きのキッズ仕様のダウンジャケットも、大人のものと変わらないくらいけデザインされたものばかり。
シックなデザインのものだけでなく、子供らしいポップなカラーリングのものや、フリース・ニットなど冬に必須なものばかり。
大人同様にキッズのラインアップも充実しているのは、旗艦店舗ならではの取扱なのだろうか?
キッズだけではなく、ベビー向けのものも少ないながら置いている。
自由が丘にお店を出すのであれば、キッズコーナーの充実度は必須項目なんだろう。
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2F MENS
2Fはすべてメンズコーナーとなっており、一番楽しみだった。
トミーヒルフィガー時代は2階まで上がったことがなかったが、今回は少し気持ちが高まるものがある。
一体どんな素敵なアイテムが置いてあるんだろう。
娘は一足早く階段を駆け上がっていく。
1階のレディースコーナー同様に、洗練されたアイテムが並んでいるのか。
ドレス・ビジネス
階段を上がって右側には、ドレス・ビジネスのコーナーとなっている。
昔のやぼったさは今のグリーンレーベルには全く感じられない、かなり洗練された印象だ。
ビジネスで冬場に活躍するチェースターコートや、トレンチコートなどどれも価格的には本家UAの半額以下だ。
デザインもそれほど悪いとも思わないし、これで十分良いんじゃないか?
確実に私が学生時代に見たグリーンレーベルの印象とは全く違ったものだった。
ドレスシューズも特にこだわりが無い人であれば、ここのオリジナルでも十分に履けるものばかり。
ネクタイの種類も豊富、父の日なんかにこんなネクタイを贈ってもらったら嬉しいのでは?
ビジネスマンとしては、何本持っていても足りないくらいのネクタイは種類も豊富な方が良いに決まってる。
そんなニーズにも応えられるくらいに、幅広い取扱数だ。
カジュアル
カジュアルコーナーの取り扱いは、比較的普通なものが多かったような。
スポーツファッションの流行が続いている影響か、ナイキやアディダスなどのコラボレーションアイテムが多いような気がする。
忠実に復刻されたアディダスのスーパースターは、最近レディースの間でもホットなアイテム。
私も好きなモデルだが、トゥの白い部分が黄色くなってしまうのが嫌で、履かなくなってしまった。
やっぱりジャケットなどのキレイ目カジュアルに強いお店なんだと思う。
デザインもすっきりしているし、価格も抑えられている。
ストーンアイランドのダウンジャケットは、グリーンレーベルの取り扱いアイテムの中では高価な部類に入るだろう。
この辺のアイテムもラインアップされているのだから、見る価値は十分にあると言える。
⇒ストーンアイランドが自由が丘で買えるのはコステロとRAWLIFE
まとめ
これで自由が丘のファッション事情は、だいぶ活性化してきた。
先月19日にオープンしたイエナの旗艦店舗である「Maison IENA」に今回のgreen label relaxingの日本初路面店進出は、今後の自由が丘に相当な影響を与えるかもしれない。
⇒【大型旗艦店】Maison IENA(メゾンイエナ)が自由が丘にGRAND OPEN !!
『スイーツの街』
なんて呼ばれて20年近くなるけれど、もう1店舗メジャーなファッションブランドが進出して来た日には、ファッション戦国時代に突入する。
中途半端にオシャレとかじゃなく、そしたら確実に『ファッションの街』と呼ばれる日もそう遠くないかもしれない。
次に進出してくるのは、どのお店なのか?
空きテナントを見るたびに、次はどこなのか一人で夢想している今日この頃なのです・・・
アクセス
住所:〒158-0083
東京都世田谷区奥沢5-25-13
電話:03-5731-8531
営業時間:11:00~20:00
定休日:不定休
業態:アパレル(メンズ・ウィメンズ・キッズ)
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