自由が丘で財布を選ぶならおしゃれな革のエーテルがおすすめ!

自由が丘で財布を選ぶなら、どのお店に行くだろう?

今回は自分が使うものではなく、女性への贈り物を想定した時の話をしている。

妹(30代前半)が転職したお祝に何か小物をプレゼントしようと思ってたところだった。

自分が女性にプレゼントしたいと思うものを選ぶときに、選定基準となるのは4つの要素。

①デザインの良さ

②素材の良さ

③作りの良さ

④適正な価格

プレゼントを渡す女性の年齢やその人の趣味趣向はあるにせよ、自分が考える基準はこの4つに集約される。

そしてこの4つの要素を、高い基準でクリアしてくれるお店は、なかなか見つからないのが現実だ。

でも、そんなレベルの高いお店をこの間発見してしまった。しかも近所で・・・

灯台下暗しとはこのことで、意外と地元の人間というのはその地域に明るくなかったりするもの。

 

今日は自由が丘駅周辺の喧騒から離れ、落ち着いた住環境の中にある一件のお店を紹介する。

自由が丘で女性へのプレゼントに財布や革小物を考えている人にとっては、必ず参考になるはずだ。

 

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目次

女性向けの美しい革小物を探しているならエーテルがおすすめ

今回紹介するお店は、レディース向け革小物を製造・販売しているエーテルさん。

まずはじめにエーテルの特徴をまとめてしまうと、イタリアから珍しい革材料を現地調達し日本の熟練した職人が作る、日本企画のレディース革小物専門店。

 

ちょっと漢字が多くなってしまったので伝わりづらいかな?

要はメンズライクなレザーアイテムが多い中、美しいイタリアの革を使い、女性らしいデザインに落とし込んだアイテムを取り扱うレザーブランド。

 

言葉にするのは簡単だが『女性らしいデザイン』をプロダクトに落とし込むのは非常に難儀だということが、この後取材をして分かることになる。

 

自由が丘南口徒歩2分の好立地

はじめにお店の場所を説明しておこうか。

自由が丘駅南口からわずか徒歩2分の好立地

 

自由が丘駅南口を出て、マリクレール通り周辺緑道のGAP向かいに店舗がある。

 

お店に一歩足を踏み入れると、そこは明るくてやわらかい雰囲気が感じられる空間が存在していた。

箱自体は小さいながらも、商品との距離感を考えると適正な大きさなのかもしれない。

 

イタリア製のレザーを使って日本で作る贅沢な財布

かわいい花柄がプリントされた財布を手に取る。

純粋にきれいなデザインだと思った。

 

素材はPVCだろう。

手にとってよく見てみると、花柄のプリントは1個1個で表情が異なることが分かる。

詳細が知りたくなった私は、お店の女性スタッフに声を掛けた。

 

材質はPVCではなく、レザーだった。正直、こんな加工のものが存在することに少し驚いてしまった。

 

革のうえにプリントを行い、ラメをかけパテントでエナメルコーティングをしているとのこと。

この革処理の工程について私は知識を持ち合わせてるわけではないが、面倒な工数を踏む必要があるのは容易に想像ができた。

 

ルイ・ヴィトンのモノグラムやダミエに使われている素材はPVCだ。

耐久性の高さやメンテナンス性を考えると使い勝手が良いが、本革と比較するとコスト面が大幅に違う。

普通に生産効率を考えるのであればレザーは使わずPVCを使ってるはず。

 

『イタリア製の美しい天然皮革を贅沢に使い、日本の職人が丹精込めて作る。』

エーテルのレザープロダクトには、この一貫したタグラインが存在してるんだろうね。

言わば、等身大の女性に向けた『どんなものを作る?』という問いかけに対する回答みたいなもの。

要は最大の強味のようなもので、これが指標となるわけだ。

そのバックグランドを想像するだけで頭のなかに浮かんだものは、『¥¥¥』という記号。

でも、プライスカードに記載されている製品の販売価格は、手に取りやすい価格帯で抑えられている。

ちょうどお客さんがいなかった時間帯だったことを良いことに、そのまま取材をさせてもらうことにした。

革の調達から製造工程にかけて非常に興味が湧いたから、純粋に聞いてみたくなった。

 

自由が丘の地で2年半

自由が丘にお店を出店したのは2015年の7月とのことなので、約2年半の月日が経った。

エーテルの元々の成り立ちは、隣にお店を構えるビズーに由来している。母体のドリームフィールズのジュエリーブランドがビズーで、楽天市場のネット通販だけで販売を行っていた

社長以外は女性しか社員がいないらしい。社長が羨ましいと思いつつ、シンドイだろうなーとも思えた・・・

 

『等身大の女性が普通の女性に提案したい。』

 

合皮の鞄だけじゃなく、きちんとした革の鞄の展開をしたいということが発端で、本格的な革を扱うエーテルというブランドができた。

ブランドが出来たときにはまだ、日本に生産委託可能な施設は一切なかった。

ほとんどパイプや繋がりがなかったところから、製作してもらえる職人や工場を探すことからスタートする。
 

やりたいと手を上げた人が自分で調べて進めていくやり方の会社。このような会社の姿勢が、革新的なレザープロダクトを生んでいるのだと思った。

本社は恵比寿にあり、銀座、大阪、新宿、自由が丘の4店舗出店がビズーでエーテルは自由が丘だけ。ただ単純にものを売るだけじゃなく、女性が共感を呼びそうなストーリーが作り込まれている。

 

珍しい『革』とそれを形にする『職人』

基本的にプロダクトの全ては、海外調達したものを日本で製造している。

 

自分達の望む革を探すため、海外へ趣き直接買い付けを行うことになる。

イタリア製の革をメインに取り扱っているのは、発色が良いのと加工が面白いものが多いから。

これは古来より装飾技術や加工技術が盛んだったことが大きいんだろう。

 

レザーのイメージってどうしてもメンズライクな『本格的』なものが多い。もっと女性が持てるかわいらしいデザインの革を使ったものを取り扱いたかった。

 

今後は日本の革でも面白いものが見つかってるようで、日本製の革でのシリーズ展開も予定しているとのこと。

 

ハラコ素材

日本のハラコは本当のハラコじゃない。

ハラコ素材とは「牛の胎児の毛皮(Unborn Calf)」を指し、現在ではほとんど取ることが出来ない希少な素材なため市場に出回ることが少ない。

エーテルで取り扱うハラコは、ヘアカーフと呼ばれる生後6ヶ月以内の子牛の革だけを使っている。

非常に高級感を感じさせる手触りと、ラグジュアリーな華やかさが所有欲を満足させてくれるはずだ。

 

スティングレイ(エイ革)

スティングレイはタイやインドネシアで取れるもの。

エイ美しさは『泳ぐ宝石』と称されるほど。

私が持っているHTCのベルトもスティングレイを使ったものだが、とにかく丈夫。10年以上使ってるけどまったくヘタる様子がない。

そもそもエイ革は牛革と比較しても10倍以上耐久性が高いことが特徴なんだよ。

 

スティングレイのレザーを使って作られたスマホケースは本日入荷したばかりのもの。

中央に見られる白い部分は、エイが音を感知する器官を表し、『スティングレイハート』『スターマーク』と呼ばれている。

一匹のエイに大してスターマークは一つしか無く、エーテルはそのスターマークが入った部分しか使わない。

非常に贅沢な使い方だ。

エイの革を削っていくとキラキラしてくる。表面のシボ感はまさにエイ革独特のものなので、これの替わりになるものは中々ない。

 

ヌバックレザー

イタリアのトスカーナ地方のCERBIATTO社というレザーメーカーのヌバックレザーを使って作られた長財布。

手触りが良く、桜の花が美しいデザイン。エーテルの中でも一番人気の商品。

型押しで花柄を作成し、シュリンク加工(革を縮める作業)させる。特別な薬剤を使うことで、表面がふっくらとした立体的な表情になる。

この表面の仕上がり感は実物を見ないと分からない。是非自由が丘店で見て欲しいね。

手に持ったときの質感も素晴らしいから何も言うことがない。

 

職人泣かせ

革質の良さは私の想像を超えていた。

これだけ面白いレザーを使っているだけでなく、製造は海外よりも圧倒的に工賃の高い日本で作られている。

メディア露出がまだ少ないからか、知名度が低い。単純に私が知らなかっただけかもしれないが・・・

広告費はかけてないのでインターネット広告とSNSでの集客となっているとのこと。

 

女性視点でものを見てることが大きいと感じた。

男性は比較的現実主義なところがあるから、このような革材料を鞄や財布に使おうという発想が生まれない。

今までの常識を無視して、まず作りたいものを提案できる環境があるから叶うのかな。

革屋さんに持っていくと、ほとんど出来ないと断られるらしいし(当然か)。

 

普通に考えて作る側はまず『できない』と言うだろうね。当然、職人だから頑固者という固定概念で言ってるのではなく、実現性と採算性を経験値から割り出すだろうから。

しかも、それを若いプランナーの女性が持ってきても普通に相手にしてくれないと思う。

でも、その難しい局面を交渉に交渉を重ねて、頭下げてを繰り返すうちにやってみようと思わせてしまうんだろうな。

 

実際にものをみて分かったのは、使われている革質の良さ。

一枚の革から裁断するので表情は微妙に違うし、それがまた個性となり、唯一のものとなる。それが所有欲を満たすポイントにもなっているんだと思う。

正直ちゃんとしたものを使っている自負がある。よく流通している革と比較しても2~3.5倍くらいは良い革を使っている、質が全く違う。

 

革については相当自信があるんだろう、言葉の節々からその自信が垣間見えた。

従来の常識を打ち破るレザーブランドがエーテルの存在価値なんだと腹落ちした。

 

おすすめ

私のようにクリスマスや誕生日にプレゼントとして購入しにくる男性は多いとのこと。新生活シーズンには桜の小物がぴったりだ。

単純に革といっても色々な種類があることをもっと多くの女性に知ってほしい。

エーテルの展開はすべて革製品のみ、加工は様々あれどすべてがレザーというところが凄いと思う。予約は必須ではないが、事前に予約をいただければ見たい商品を用意しておいてくれる。

 

特筆すべきは、その値頃感だろうね。手が込んでるけど、手が出るギリギリの価格帯というプライシングの絶妙さ。

商売は上代設定がすべてと教わってきた私にとっては、エーテルは商売の良き教材のようなブランドだと感じた。これは中間マージンを取らず、自分たちで調達してくることができることが大きい。

他のブランドと比較したら手の取りやすい価格帯とのことだった。

 

個人的におすすめなのは、手頃なキーケースあたりかな。

プライスは1万半ばくらい、素材の良さとデザインの良さで考えたら年代問わず手に取りやすいし、普段使いにも向いている。

黒いエナメル素材のものは、かすみそうの押し花がレザーの中に入っている。こういうレザーが見つかるのもイタリアならでは。

キーケースの小物系が動きやすいからか、20代の大学生くらいからプレゼントを考える男性客に受けているとのこと。

 

まとめ

土日ということもあってか、結構ひっきりなしにお客さんは入ってくる。

20代の若い友人連れの女性から、10代の子を持つファミリーでくる人。カップルで来店してそのまま買ってく人も見かけた。

わずかの時間でひっきりなしに入れ替わる様子を見て、自由が丘で2年半やってるだけはあるなと納得してしまった。

自由が丘で女性向けの財布や小物を探している人は、エーテルに行ってみよう。

ギフトとして最適なアイテムが必ず見つかるはずだ。

 

アクセス

エーテル自由が丘店

住所:〒152-0035

   東京都目黒区自由が丘1丁目8‐6

 

電話:03-3717-7077

営業時間:11:00~20:00

定休日:不定休

業態:レディースレザーバッグ、財布、小物

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