3連休は遠くに出かけるのをやめ、近場で済まそうと計画していた。
メインは自由が丘近辺でお金を掛けずに楽しむこと、3年前に碑文谷公園に行ってボートに乗ったことを思い出した。
「そうだ、あの公園に行こう!」
碑文谷公園は馬に乗れる場所がある。長女が2歳半の時に連れて行ったが、馬に乗る直前で怖くなり泣き出してしまった。
結局馬に乗ることは出来ずに、園内を散歩しただけで終了。今回こそ馬に乗ることが出来るのか?
また2歳半のチビが怖がらずに乗ることが出来るのか?
とりあえず行ってみることにしよう。
碑文谷公園
碑文谷公園は、東急東横線の自由が丘の隣駅である都立大学駅と学芸大学駅の中間に位置している。
前回3年前に行った時は、かみさんとチャリンコで出かけたため正確な駅がどこなのか良く分からなかった。
今回も特に調べる事もなく『限りなく感覚的に学大に近い』ということで、学芸大学で降りて徒歩で向かう事にした。
徒歩でも7分くらいの距離だったから、やっぱり学芸大学で降りるのが正解なんだろう。
自由が丘も良い街だが、学芸大学も良い街だ。やっぱり東横線は住みやすいんだね、天気が良いからか徒歩が気持ち良い。
引馬コース
碑文谷公園の中、通りを一つ挟んだ所に野球場がある。その野球場に併設されたところが引き馬コースになっているようだ。
まずはポニーの様子を伺いに行ってみよう。
厩舎の中にはポニーが2頭餌を食べていた。全部で6頭は入るだろうキャパシティがあるようだ。
3連休なので、午後からは3頭体制で引き馬コースを巡回するよう。午前の部は2頭の馬が対応してくれるようだ。
馬小屋の横には、ポニーが解放出来る小さな空き地が併設されていた。
さすがにこのような場所がないと、ポニー達もストレスが溜まってどうにもならないだろう。
ポニーの厩舎からちょっと歩いたところに野球場が見える。
この野球場の横にポニーの引き馬コースがあるんだ。時間は11時30分、前に着た時は10分くらい並べば乗れた記憶があるが今日はどうなんだろう。
行列/引き馬コース料金
あれっ!
凄い行列だ!!
いまからゆうに30分は並ぶことになりそうだ・・・
ちなみに引き馬コースの料金は、1回/200円とかなりリーズナブルな料金設定。
ほとんどすべてが家族連れで、1歳くらいの子供を連れた家族もいるくらい。とりあえず並ぶことにしようか。
ちょっとしたスペースがあれば、子供達は勝手に追いかけっこをして楽しんでくれる。
広い公園にくると、この辺が楽チンだから良いね。鬼ごっこでもしてれば、あっという間に30分くらい経ってしまうだろう。
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今日のポニー
今日の引き馬コースで私達を乗せて歩いてくれるのがこの3頭
つばき、あやめ、ココアという3頭が相手をしてくれるようだ。午前中は2頭体制で、つばきとココアが対応。
午後の部の構成は分からない。
馬小屋にいた2頭が代わりに相手をしてくれるのだろうか?
やっぱり12時手前で順番が回って来た。午前の部は12時までなので、予想通りといったところか。
長女はつばきにまたがり颯爽とスタート出来た。3年前は土壇場で泣きじゃくって乗るのを拒否した娘も、今じゃ一人前に成長したんだな。
子供の成長の早さを実感してしまう。
問題は2歳半のチビだ。恐れ知らずのこの2歳半の男の子が、ちゃんとポニーに乗ってられるのだろうか。
どうやらチビの相手をしてくれるのは、ココアのようだ。
ココアにまたがらせたがまったく嫌がる素振りを見せない。相変わらず肝の据わった2歳児だ。
一周しただげでは物足りなそうだったが12時で一旦終了だったため、つばきとココアに別れを告げ一旦ランチを食べに行くことにした。
ランチをするには、学芸大学駅まで戻るしかなさそうだ。
どんど焼き
公園を後に学芸大学へランチを食べに戻ろうとした際に、やたら煙が舞い上がる様子が見えたのでその煙の近くに行ってみた。
ものすごい人だかりが出来ていて、何のイベントなんだろうか?
隣にいた推定60歳くらいの女性2人がおもむろに「どんと焼きだよ」と教えてくれた。どんと焼きとはなんぞや?
どうやら、正月の松飾りや、しめ縄を積み上げ燃やすイベントを行っているようだ。何だか真近で見てみたくなり人をかき分け近づいてみる。
えらい勢いで燃えてるな!
これは人だかりが出来るのも良く分かる。これだけのイベントはそうないだろう。
この燃え盛る正月の飾りや、しめ縄に放水をしながら燃える勢いを調整する。
空からは燃えカスが舞い降りてくるが、これがまた何とも言えない感じなんだね。
足元には達磨の燃えカスがあったりと、火の勢いは増していくばかり。いつまでも見ていたいという気持ちがあったが、子供達の空腹度合いは限界に達しているようだ。
この辺で立ち去ることにしよう。
小動物とのふれ合いコーナー
結局学芸大学に来ても、ランチで立ち寄ったお店は「タパス&タパス」だった。
どんだけうちの子はタパスが好きなのか・・・
13時過ぎに公園に戻って来ると、小動物とのふれあいコーナーが開園前だった。13時半から午後の部が始まるらしいので、それまでの間ボートにでも乗って時間を潰すことにしよう。
ボートに乗って時間を潰したかったが、長女はこの場を離れることが無かった。
どうしてもうさぎや、ハムスターに触りたいらしく、このままここで待つことに決めた。1月というのに天気が良いから気持ち良い。
20分くらいあっという間に過ぎるだろう。
あっという間に13時30分になり、小動物コーナーが開園した。娘たちは嬉しそうにうさぎを触りに行く。
2人ともうさぎにふれるのは初めてのこと。このまま連れて帰りたいという娘の要望を叶えることは出来ないが、小さい命に触れるのは良い経験だ。
小動物コーナーには、カメもいたんだけどこれに触れるのはNG
それ以上にスッポンのような姿に、触ることすらためらう自分がいた。
ほんとにカメなんだろうか?
小動物ふれあいコーナーの中には、モルモットと触れ合えるコーナーがある。
ここもまた小行列が出来ていた。待つこと10分くらいかな。
二人の子供は初めてのモルモットに少し怯えた様子も見せていたが、すぐに慣れてしまった。
こういう場所が家の近くにあるのは有難い。
しかも無料だから、気軽に利用できる。
ボート乗り場
都内でボートに乗れる公園てどの程度あるんだろう。
一番に思いつくのは井之頭公園になるが、その他はあまり思いつく場所が無い。
上野公園とかは乗れたんだっけか?
嫌な予感は的中した。
誰もボートを漕いでないからおかしいとは思ったんだよね。ボート自体やらなくなってしまったのかな。
どうやら12月~2月は冬季休業ということなのか。
残念で仕方ない・・・
3年前に娘と一緒に乗ったときも楽しめた。でも娘はその記憶がすでに無いらしい。
また3月か暖かくなった5月位にくることにしよう。
遊具
遊具はシンプルに砂場・ブランコ・滑り台の3つのみ。
このくらいシンプルな方が公園らしくていいのかもしれない。
滑り台は結構な高さだ。2歳半の子供が落ちたら危険なので、慎重に上までガイドする。
本人は怖がる素振りを見せないが、こちらとしてはヒヤヒヤする。
そのすぐ近くにある小さい遊具であそんでもらう方が、安心できる。
いやー休日感満載ですね。
まとめ
碑文谷公園は、小動物と触れ合える貴重な公園だ。
ポニーにも乗ることが出来るし、園内の遊具で遊ぶことも出来る。冬季休業中でなければ、ボートに乗ることだって出来た。
これだけ子連れが楽しめる施設が揃った公園自体そうないだろう。
しかも自由が丘駅からわずか2駅の至近距離にあるし、何よりも園内の広さがちょうど良いのだ。
広すぎず、狭すぎないちょうど良い広さの公園というのが碑文谷公園の印象。
ランチを挟んで、15時くらいまで満喫することが出来た。
家族連れじゃなくても、園内の風景は心地よく、天気の良い日にふらっと散歩するだけでも心が晴れるんじゃないかな。
アクセス
住所:〒152-0035
東京都目黒区碑文谷6丁目9-11
電話:03-5722-9741
営業時間:
定休日:無休
業態:公園
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