碑文谷公園で遊んだ帰りに、自由が丘まで徒歩で帰ってみる事にした。
学芸大学で食べたパスタが想像以上に胃にズッシリと残っており、このままでは夕飯になってもお腹が空かないことが明白だったから。
目黒通りを自由が丘方面に北上し、学園通りを真っ直ぐ進んだ先でさすがにみんな疲れてしまったようだ。
お茶したいタイミングでちょうど見つけたのが『ビアンキカフェ』
私は自転車にあまり詳しい人ではないが、ビアンキの名前くらいは知っている。5年前に健康上の問題(太り過ぎ)から自転車を乗り回してみようと思った時があったから。
その時にイタリアの高級自転車ブランドでBianchi(ビアンキ)を知ったのだ。
Bianchi(ビアンキ)とは
ビアンキ(イタリア語・英語:Bianchi)は、イタリアの自転車ブランド。現在の自転車(セーフティ型)が発明された年に自転車メーカーとして創業しており、現存する中では世界最古の自転車ブランドである。ロードバイク、マウンテンバイク、クロスバイクといったさまざまな種類の自転車を販売している。2005年には会社設立から120周年を迎えた。by Wikipedia
極端に太ってしまった5年前、私の体重は70kgオーバー手前だった。
流石に短期間に7kg以上太ったことに危機感を感じた私は、クロスバイクで会社までの往復をすることを心に誓い、その相棒となるものを探していたのだ。
ビアンキブランドを象徴するチェレステカラー(Celeste イタリア語で”天空”の意味)の美しさに魅了され相棒決定と思われたが、その価格の高さから当時は断念したのだった。
結局私が選んだ相棒は、キャノンデールのバッドボーイなのだが・・・
当初は検討していた中の1台という存在でしかなかった。
キャノンデールは中目黒に直営店舗があるのだが、場所が駅から徒歩15分近くかかるところにお店がある。
会社帰りに覗いて見たは良いが、迷った挙句に徒歩で帰るのが嫌になって買ってしまった・・・
もちろん気に入って買ったチャリなので、最初は会社まで乗っていっていたが、そのうち自転車を漕ぐという行為自体がシンドクなり結局この有り様だ。
横道にそれてしまったので話を元に戻そう。
Bianchi Café & Cyclesは、日本でも自由が丘にしかないお店だ。自転車好きだけが立ち寄る場所というよりは、イタリアのおおらかなライフスタイルを体感してほしいという理由で出来たお店のよう。
とにかく歩き疲れたので、カフェでのんびりしようと思う。
Bianchi Café & Cyclesメニュー
Bianchi Café & Cycles(これ以降ビアンキカフェ)は、1F(正確にはB1F)がクロスバイクやロードバイクの販売を行い、2Fがカフェという造りになっている。
店舗に入る前にカフェメニューが記載されているので、詳細を確認してみよう。
Bianchi Café & Cyclesメニュー
エスプレッソソロ | 250円 |
コーヒー(ICE or HOT) | 350円 |
カフェラテ(ICE or HOT) | 450円 |
フレーバーラテ(ICE or HOT) | 500円 |
ホットチョコ | 450円 |
紅茶 | 500円 |
コーラ | 500円 |
ジンジャエール | 500円 |
オレンジジュース | 500円 |
アップルジュース | 500円 |
グレープフルーツジュース | 500円 |
クランベリージュース | 500円 |
レモネードHOT or ICE | 500円 |
サンペレグリノ(炭酸水) | 500円 |
サンペレグリノ(炭酸水)レモン or オレンジ | 500円 |
アボガドのチェレステスムージー | 700円 |
アルコールも飲める
Bianchi Café & Cycleアルコールメニュー
ハウスワイン 赤or白 | 450円 |
ハートランド(小瓶) | 500円 |
モレッティ(小瓶) | 800円 |
ギネス(グラス) | 800円 |
ヒューガルデン(小瓶) | 900円 |
ノンアルコールビール | 500円 |
ドリンク以外はパニーニセット/1200円になるようだ。
下の子はグッスリと眠ってしまった。とりあえずオシャレそうな店内なので、子連れで入れるかどうかを確認してこよう。
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ビアンキカフェ店内
お店の雰囲気
かみさんが2階のカフェに行って様子を伺っている。
どうやら子連れでもOKのようだ。というよりも、ほとんどお客さんがいないらしい。
土曜日の夕方16時過ぎ位、普通のカフェなら混雑してそうな時間だが・・・以外にチャリンコ好き以外は入りづらいのだろうか?
当然店内にはビアンキのチャリンコが飾られている。
ここの自転車が好きな人には堪らない空間なのは間違いない。店の中には私達家族以外、3組しかお客さんはいなかった・・・
これだけ広い空間でゆっくりくつろげるのはゆったり出来て嬉しい。
意外に穴場店舗なのかもしれないな。これが普通なんだったら、これからも利用したいお店だと感じた。
おそらく有名なロードレーサーのサインなんだろう。
ビアンキのサイン入りユニフォームが店内の壁に掛けられている。ファンだったら持って帰りたくなるものばかり。
ビアンキのバッグは30%OFFのセール価格になっている。
バッグのカラーもチェレステカラーに統一されていた。
とりあえず、カフェにきたので私はいつものアイスコーヒーに、かみさんはホットコーヒー、長女はホットココアを注文した。
コーヒーを味わう
久しぶりに長距離を歩いたからか、喉が渇いてしょうがない。
イタリアメーカーということで、コーヒーの味には期待していた。ビアンキカフェのコーヒーの味はどうなんだろう?
オーダーしたアイスコーヒーを一口飲んでみたところ、どうも味が薄い。
カップもソーサーも凝った作り、シュガーにもビアンキの自転車がプリントされている凝り方だ。
肝心の味はというと・・・ やはり薄い。これではアメリカンコーヒーと言わざる負えない味の薄さ。
ホットココアはココアパウダーで自転車を模った粋な演出をしたものだった。
長女の感想は「おいしい!」ということで、満足してくれたならそれで良かった。
トータルで考えると、味はあまり褒められたものでは無かったのが残念、アルコール類をチョイスした方が良かったのかな?
ビアンキサイクル
みんな大分疲れているようで、重い腰を上げようとしない。
私は興味がてらB1Fにある自転車売り場へ行ってみる事にした。
何種類あるのか分からない程、ロードバイクが並んでいる。
種類の多さもさることながら、その価格帯は高級自転車に相応しい価格設定。
15万以上する自転車がずらり並ぶ姿は、異様なものだ。
こんな高い自転車が飛ぶように売れるのか?
実際に飛ぶように売れているかは分からないが、何点かは成約済の札が付いている。価格を見てみたらどれも20万円以上するものばかり・・・
お金持ちの多い自由が丘に相応しいお店なのは間違いないな。
これだけのチェレステカラーが揃った店内は、ビアンキ好きにとったらこれ以上ない空間なんだろう。
どのモデルを購入するか迷った時には、2階のカフェで少し考え直しても良いし、カフェで思索を巡らしてから下で購入を決めても良い。
いずれにせよ、ビアンキ好きには嬉しいお店であることは変わりないことだ。
まとめ
ビアンキが好きな人には、当然おススメのお店であることは言うまでも無いこと。
では、ビアンキが特に好きではないけど、カフェでのんびりしたい人にはどうだろう?
土曜の夕方という時間帯を考えてみると、ほとんどお客さんがいないことが普通なのかもしれない。
『ゆっくりする』
ということが目的であれば、それを叶えることは出来る。でもカフェの味はどうなんだろうか。
はっきり言ってしまうと物足りないと感じてしまった・・・
でも、ビアンキカフェのランチメニューなど見ると、とても美味しそうだ。また次回にランチした結果をもって判断したいと思う。
閉店
2018年12月でお店は閉店してしまった。また自由が丘から特徴のあるお店がなくなったのは残念。
アクセス
住所:〒152-0035
東京都目黒区自由が丘2丁目17-1
電話:03-5726-8237
営業時間:11:30-20:00
定休日:月曜日
業態:カフェ、自転車の販売
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