小さいお店が点在する自由が丘には、普通に歩いているだけでは通り過ぎてしまいそうになるお店が多い。
雑貨屋のsix(シックス)もその中の一つだろう。
場所は学園通りからちょっと入った小道にお店がある。
かみさんにクリスマスプレゼントで買ってもらったolivettiのブックカバーはsixで購入したものだ。
基本的には雑貨屋というよりも、ステーショナリーが中心になるが、かなりこだわりの強い品揃えなので好きな人は多いと思う。
以前に父の日の記事で軽く紹介してはいるが、今回はsixのみに限定して紹介していこう。
※2020年6月に閉店いたしました。
雑貨屋sixに入ってみる
自由が丘の裏通りの地下1階にひっそりと佇むsixは、どこか隠れ家的な感じがして興味をソソられる。
地下への階段を降る途中に陳列されたロケット型の4色ペンに心を奪われた。
入る手前にお店をのぞき込むと、決して広いとは言えないお店の中ではあるが、お客さんが絶えない状態。
土曜日ということはあるけど、この裏通りにこれだけ人を呼び込めるんだな。
男女の構成比についても、ちょうど半々と見える。
圧倒的に男性寄りかと思ったが、実情はそうでもない。
むしろ、女性の方が多いかもしれない。
店員さんも女性しかいないし・・・
商品はパッと見た感じは面白そうなものばかり。
どんなアイテムが置いてあるんだろう?
世界各国から集められた逸品達
1994年にオープンして以来、20年以上営業を続けている。
ステーショナリーなんて言葉を使うことがなかった私は、文房具全般に使う言葉だと思っていた。
実際には、「オシャレ」「高価な」という付帯価値が込められたものにのみ、使われる言葉だ。
その辺で拾ってきた3色ペンに向かって「良いステーショナリーだね」なんてことは言わない。
sixに置いてあるモノは、心踊る感覚というか、ワクワクするものしか置いてないのかな。
世界中から仕入れた商品は、どれも個性的で何かしら自分の普段使いのものに、足したくなる。
1994年にオープンということは、バブルが弾けた位の時期でDCブームのちょいと後くらい。
世のメンズ達もオシャレに敏感になってきた時代ではあるが、それは洋服とカバン位で、小物まで統一した真の洒落者は少なかったと感じる。
そんなこと言っている私も、文房具は適当派なので、あまり偉そうなことは言えないが・・・
LAMYの万年筆とボールペンは、書き心地が良かった。
長年培われたものは熟成され、抜群の安定感を発揮する。
それもそのはず、LAMYは1930年代にドイツで設立されたデザイン性の高い筆記具メーカーだ。
これは今年の限定カラーのライムライト
この色味を選ぶこと自体が、相当渋い選択するね。
ホッチキスもこんなにオシャレに
なにげに赤と青の2色鉛筆が欲しくなってしまった。
スポンサードリンク
ステーショナリーだけではない、他商品
ここまでを見ると、文房具主体と思われてしまいそうだが、当然他のこだわりアイテムも置いてある。
生で見ると風味の絶妙さがよく分かる赤いレザーバッグは、女性というよりは男性に持ち歩いてもらいたい。
正確には、男性が持ち歩くとオシャレ度がかなり上がると思う。
ポーチなども実用的なものが多い。
デザインに行き過ぎない、良い意味でちょうど良いところで線引してる。
時計や革類にもこだわりを感じる。
MWC(エムダブリューシー)の時計は、女性が持った方がオシャレ感が増すと思う。
この時計は、ベトナム戦争時にアメリカ軍が使い捨てとして使用していたものらしく、アーミー物なんだけどケースサイズが33mmと小ぶりなところもあり、やはり女性に付けてほしいと思うのです。
BROOKS(ブルックス)のレザーアイテムは、本場イギリスメーカーらしい雰囲気の商品。
イギリス国内では、有名な皮革製品を扱うメーカーとして一目置かれている。
シンプルが故に、質の良さがすべてを決めてしまう革製品は、無造作に老舗の商品を手にとってしまう。
まとめ
olivettiのブックカバーにほぼ日手帳を入れて使っている。
ライターも普通のお店にないデザインのものが多く、昔であれば手にとってしまうところだ。
ファッションというと洋服に目が行きがちなところがあると思うが、真の洒落者は小物まで統一している。
洒落者でなくてもsixに来れば、普段目にできない珍しいアイテムに触れることが出来るはずだ。
アクセス
名 称:six(シックス)
住 所:〒158-0035
東京都目黒区 自由が丘2-8-13
自由が丘駅正面口徒歩7分
電話番号:03-3723-7767
営業時間:11:00~20:00
定 休 日:無休
業 態:ステーショナリー、雑貨
コメント