自由が丘でうなぎをたべる。
一見かっこ良さそうに聞こえるが、結局のところうなぎ食べたいんだもん。
これに尽きる。気が付けばもう3年は食べてない。
元々あまり好きではなかったこともあるが、結局は価格が一番のネックだから。
おっさんになった今、うなぎをたべないでどうする!!
そうだ、うなぎを食べに行こう!!
土用丑の日の由来
本来、うなぎは冬に食べるのがメインだった。
今では一般的に「土用丑の日」に食べるものとしての認識が高いと思う。
調べてみて分かったことだが、この土用丑の日というのは夏だけじゃないのだ。
四季それぞれに存在するものらしい。
じゃーなんで冬場がメインのうなぎさんを夏場に食べるようになったのか?
理由は単純に夏場にうなぎが売れなかったから
もっと違う理由が欲しかった。
うちの近所の洋服屋がまったく売れないのを解消するため、この1年間毎日閉店セールを続けているのと同じ考えだ。
そんな考えで始まった土用丑の日も、長い月日を掛けたおかげで完全に夏に食べるものという認識が定着した。
いつの時代にも仕掛人がいるわけで、うなぎの件については平賀源内の思う壺になったというわけだ。
2015年の土用丑の日は、7月24日と8月5日、他各季節にある。
自由が丘のうなぎ屋
ここまでツラツラとしかも偉そうに自由が丘のうなぎについて書いてきたが、私が知っているのは2店舗しかない。
というよりも、うなぎをそんなに食べる機会がないため、自由が丘ではこの2店舗しか知らない。
八沢川
やざわかわと書いて「やざがわ」と読む。3年前に1度食べただけだが、美味しかったのをよく覚えている。
かみさん家族と一緒にうな重を食べた。
味が濃いうなぎを好む人には、少し物足りないかもしれないが、私にとっては丁度良い味加減・サイズ感だった。
ランクは松・竹・梅の3種類、松は4,000円近い価格なので竹を頼んだ。
当時の竹は2,000円台中くらいだったか?最近のうなぎ高騰前だったので肝吸が付いていた。
今は肝吸がオプションに変更になってしまった。
1階よりも2階の座敷が落ち着いて食べられ、子供達も放てるので子連れの人も利用しやすい。
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ほさかや
このパンチの効いた面構えを見てほしい。
この雰囲気はまさに「THE 昭和」と言えるだろう。
自由が丘の美観街に60年以上前からあるほさかや、いまでこそ雑誌等に載った影響で、若いカップルやチョットこじゃれた人も足を運ぶようになっている。
昔はそんな雰囲気の人は一切おらず、飲んだ暮れのおじさん達がワッショイする店だったようだ。
コの字型のテーブルはお客さんの対応をするには効率よく店内が混雑しても、全体が見渡せるので素早く料理を提供できる。
常に店前で焼いている大将が1人、総席数は15、対応してくれるおかあさんは3人、グランデミランにも劣らない最高のフォーメーション。
シンプルイズベストとはここから生まれた言葉だ(個人的推察)。
丸い器に入れられたうな丼は値上げしたとは思えない1,300円という金額!!
若干、脂の乗りが悪いかもしれないが、この価格でうなぎが食べれるのであれば文句は言えない。
最高のコストパフォーマンスだと思う。
まとめ
自由が丘には他にもう1店舗あるかないか、なのでこの2店舗を押さえておけば間違いない。
と思う・・・自由が丘の街と関係ないが、うなぎを見ると親父を思い出す。
親父はとにかくうなぎが大好物だった。
肉はあまり好きではなく、まぐろかうなぎがあれば他は要らないみたいなところがあった。
だからうなぎを見ると親父を思い出すのとともに、自分も父親になって早5年以上が経つのだと改めて感慨深いものがある。
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