かなり前の話になるが、いつものごとく自由が丘の学園通りを散歩してたときに気になるお店を発見。
お店の名前は、「Villeroy&Boch(ビレロイ&ボッホ)」
海外の輸入品を扱うお店ということくらいは想像できるが、何のお店なのか全くわからない。
外から見た感じは食器を扱うお店なんだろう。
私が知り得た情報はそれくらい・・・
青いマストに創業年を表す【1748】を目にしたときに、伝統と歴史を感じるとともに、どんなものを扱っているのか非常に興味が湧いてきた。
自由が丘に住んで早7年、初めて入るビレロイ&ボッホを紹介しよう。
ビレロイ&ボッホとは
今年で創業268年を迎える、日本で言えばホームウェア全般を取り扱う老舗中の老舗ブランドと言える。
特に日本ではテーブルウェアが有名だ。
ドイツ人とフランス人が経営していた別会社が合併して、ビレロイ&ボッホは誕生したらしい。
こんな感じでいつものように説明していくと、話が長くなるので簡潔にまとめると以下になる。
・オーストリアの女帝と呼ばれたマリア・テレジアの庇護を受け「王室御用達」だった。
・ヨーロッパではじめて陶磁器の大量生産を可能にし、産業革命時はヨーロッパで最大の陶磁器メーカーだった。
・日本で有名になったのは、皇太子妃雅子様の嫁入り道具としてテーブルウェアが紹介されたこと。
・取り扱うタイルは、タイタニック号にも使われていた。
これだけでも、相当な伝統をもつブランドだということが分かると思う。
日本では40代の女性に非常に人気があると言えるだろう。
ビレロイ&ボッホ自由が丘店
伝統と気品に溢れた商品は、日本では大手デパートでの取り扱いがメインとはなるが、自由が丘店も直営店舗という位置づけがされている。
学園通りのIDEE SHOPの目の前角地に店舗を構える。
オシャレな女性に人気の自由が丘にお店があるというのは、ポイントだ。
東京で言えば、自由が丘・二子玉川がドンピシャなターゲットになるのは間違いない。
事実、自由が丘店はいつも30代後半~50代の女性で賑わいを見せている。
自由が丘のマダム達、それに隣の田園調布のマダムに受けが良いのか?
ブランド志向な人にとって、ここのテーブルウェアは他に代わりになるものがないため、重宝されるんだろう。
ビレロイ&ボッホのテーブルウェア
店内には色々な種類・デザインのテーブルウェアが並んでいる。
デザインは一つに固定されているわけではなく、カワイイもの・気品のあるものと見ていて飽きるということがない。
ドイツの堅実性とフランスの気品が合わさったような美しい陶磁器は、中々代わりになるものを見つけるのが大変だ。
そう思わせる完成度に店内で思わず唸ってしまう。
テーブルウェア全般を取り扱いしているので、食器だけでなくナイフやホーク等も種類豊富に取り揃えている。
ニューウェーブサラダプレートはここを代表するデザイン。
このデザインを見たことある人も多いと思うが、ビレロイ&ボッホ以外のものはほとんど全て紛い物。
やはり本物の輝きは格別だ。
マグカップ一つ取っても、そのクオリティは明らか。
こんな素敵なカップで、優雅にコーヒーでも飲んでみたいものだ。
まとめ
店内の商品は、270年近い歴史が生み出す最高品質の陶磁器ばかり。
自由が丘に住むマダムだけでなく、テーブルウェアが好きな人なら一度は見ておくべき店舗だろう。
まったく興味の無かった私でさえ、この世界観には唸らざる負えないほどだ。
毎日こんな素敵な食器で食事が出来たら、料理の美味しさも2倍以上に感じるだろう。
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アクセス
住所:〒152-0035
東京都目黒区自由が丘2-17-11
電話:03-3725-0885
営業時間:10:30~19:30
定休日:不定休
業態:テーブルウェア専門店
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ビレロイ&ボッホ キンサイガーデン プレート
( Villeroy & Boch Quinsai Garden Square Dinner Plate ) 上品に優雅に食卓を彩ります。 ドイツの世界的陶磁器ブランド「ビレロイ&ボッホ ( Villeroy & Boch )」によるプレートシリーズです。 「ビレロイ&ボッホ」は、ドイツの「マイセン」、デンマークの「ロイヤルコペンハーゲン」と並んで、世界三大陶磁器と評される陶磁器ブランドです。 ビレロイ&ボッホは、フランソワ・ボッホにより、マイセンに遅れること39年後の1748年…