生どら焼きは鮮度が大事。
土曜日に息子を石川眼科に連れて行く途中に、新しくオープンしたお店を発見。
どうやら生どら焼き専門のお店らしく、有機茶を使用しているのが売りのお店のようだ。
眼科で診療を終えた私と息子は、11月27日に坂の上にニューオープンした『有機茶生どら Dolala(どぅらら)』に立ち寄ってみることに。
ということで本日は、自由が丘の新しい生どら焼き専門店Dolalaを紹介することにしよう。
『Dolala(どぅらら)』は有機茶を使った生どら焼き専門店
自由が丘で生どら焼きと言えば、黒船を思い浮かべる人がほとんどじゃないだろうか?
私もその中のひとりであり、あの小ぶりなサイズのどら焼きがたまに食べたくなる。
どらやきは毎日食べるほど好きかと言われれば、正直そんなでもないが美味しいどら焼きなら毎日でも飽きずに食べられる。
どら焼き専門店というのが、他にない切り口だったのと、純粋に抹茶な味わいの生どら焼きが食べてみたかった。
国内外でお茶の体験を広める松村宗亮氏のお店
不勉強な私は、Dolalaのオーナーである松村氏のことを何も知らない。
日本文化の伝承者として、メディアにも複数取り上げられており、松村市が監修を行っている茶道教室『SHUHALLY』、裏千家十六代坐忘斎御家元 命名「文彩庵」は2010年度グッドデザイン賞受賞とのこと。
1975年 横浜市生まれ 英国国立Wales大学大学院 経営学科卒(MBA)
学生時代ヨーロッパを放浪中に日本人でありながら日本文化を知らないことに気づき、帰国後茶道を始める。
「裏千家学園茶道専門学校」を卒業後 2009年 横浜関内にて茶道教室 SHUHALLYを開始。
茶の湯をもっと自由に!もっと愉しく!
というコンセプトによる活動が共感を呼び、全国の百貨店やギャラリーまた海外(ベルギー、スペイン、アメリカ、フランス、ポーランド スイス、香港、シンガポール、韓国等)や首相公邸から招かれるなど多数の茶会を開催。伝統文化によるチャリティイベントを主催するなど、日本文化の新たな伝統の開拓・発信に努め幅広く活動中。
過去出演メディア J-wave 婦人画報 NEWSZERO TEDx等多数 by SHUHALLYホームページより引用
国内だけではなく、海外にも目を向けて日本人の文化を伝えている人。
伝統を踏襲しつつ、既成概念にとらわれることなく新しい試みにチャレンジしている方のようだ。
メニューは1種類
お店が展開するメニューはシンプルに一種類のみ。
『有機茶生どら/1個380円』
これなら何も迷う必要もない。
扱うものが生どら焼きだけなので、気になるのは賞味期限くらいかな。
Dolala(どぅらら)店内でイートインもできるようだが、眼科帰りということもあり家族分を買って帰ることにした。
Dolalaの場所・店内
まず、どぅららの所在地に関しては、自由が丘の外れにあることをお伝えしておく。
具体的には、自由通りを真っ直ぐに目黒通りの方に向かって歩いていく。
目黒通り手前の坂を上ったところの、4つ角の一角にお店があるわけだ。
近隣で有名なお店と言えば、パンケーキの『ルサルカ』であり、らーめんが美味しい和食店『星火(せいか)』になる。
星火で和食を堪能した後に、ちょっとスイーツをつまむ感覚で立ち寄るのがベストな選択な気がした。
店内はこじんまりとした空間となっている。
イートインスペースは3席といったところか。
生どら焼きを食して帰るだけならば、これで十分なスペースなんだろう。
この自由が丘駅から離れた場所だというのに、私達以外にも生どら焼きの情報を嗅ぎつけた人達が買いに来ていた。
朝の11時前という時間帯にも関わらず、5組くらいの人がお店に来ていることから注目度の高いお店というのが見て取れた。
レジはセルフサービス
お店の中央に大型の券売機が置いてあり、注文はそこで行う。
詳細メニューに関しては、「ドリンクセット」「単品」「お持たせ」「グッズ」の4つで構成されていた。
ドリンク、グッズの詳細は分からないため、別途また改めて更新して案内することにしよう。
完全にセルフで発券までを行うわけだが、現金だけではなくクレジットカードでも決済が可能。
現金の持ち合わせが無かった私は、クレジットで支払いを終え、取り出した券をカウンターまで持ち込んだ。
4人分プラス1個の合計5個を注文、お会計は1,900円なり。
スポンサードリンク
注文後に調理
生どら焼きは鮮度が命だと勝手に思っている私の予想通り、オーダー直後にどら焼き生地を焼き始めた。
5個の生どら焼きができるまでは、約5分少々といったところ。
従業員の方は4名で回している様子だった。
一日の生どら焼き売上個数は何個くらいなんだろうか?
土日は2倍の従業員数と換算すると、400個位は売れるのかな。
平日はこの半分として、一日/6時間の営業時間。
6時間で400個売れるとなると、一時間に66個売らなあかん。
まだ認知される手前の段階なので、一回メディアに取り上げられたらあっと言う間に倍々ゲームになるんだろうか?
そんなことを考えているうちに、生どら焼きが出来上がったようだ。
贈り物にちょうど良い
店前を通りすがりらしき親子が入ってきた。
20代の若いカップル、5人組の30代男女、ママ友二人組みなど、意外にもお客さんが多いことが驚きだった。
この通りはそれほど人混みがある場所ではないため、勝手に集客部分を心配している自分がいた。
私が知らないだけで、世の中的には認知度は高いのかもしれない。
賞味期限は当日まで、その日中に食べるのであれば贈り物としても喜ばれそうなアイテム。
見た感じのボリューム感と、価格バランスは良いとこ突いてんのかもしれないね。
とりあえず、家に帰って生どら焼きを堪能することにした。
有機茶生どらの味はいかに?
有機茶生どらを食す
袋に入った生どら焼きはこんな感じ。
生どら焼きを食べるベストなタイミングは購入直後だろう。
店内で一個食べとけば良かったかなと、若干後悔する自分がいる。
生どら焼きの存在を知るやいなや、みんな一斉に取り出しにかかる。
繊細な食べ物なんだから、落ち着こうぜ。
生クリームが押しつぶされて、包み紙に付いてしまっている。
お店の看板で見たつぶあんぎっしりの外観からは、少し残念な見た目。
でも、作りたてということもあり、温かさはそのまま。
さっそく一口食べてみよう。
これはおいしい!
モチモチの生地に、あんこと生クリームの調和が絶妙だ。
それでいて甘すぎずに、抹茶が甘すぎないようにバランスを整えてくれている。
さすが、作りたての生どら焼きは格別な味わいだった。
一点残念だったのは、生クリームが横に飛び出した際に、包み紙についてしまうところ。
折り曲げたとしても、生クリームの付着面が表に出るため若干食べにくい。そしてほっぺに生クリームがついてしまう。
気付かないと恥ずかしい思いをすることになるので、注意して食べるようにしよう。
とりあえず5個買ってしまったので、1個は冷蔵庫で保管することにした。
また後で食べたい人が食べれば良い。
そんなことを考えつつ,結局この日は忘れて眠ってしまった。
冷蔵した生どら焼きの味変化
要冷蔵で約半日を過ごした生どら焼き、
食感に変化があるかということよりも、賞味期限を半日ほど経過してしまった・・・
生どら焼きは鮮度が命と言いながら、疲れて寝てしまった自分を呪うのであった。
見た目に大きな変化は見られない。
きっと、一日経過したところで味にそれほど変化は起きないのかもしれない。
かみさんも食べたがっていたので、半分個にして分ける。
約半日冷蔵した生どら焼きは、いったいどんな味なんだろうか?
一口かじった瞬間に、勝敗は決まってしまった。
やはり一日経過した生どら焼きの味は、普通のどら焼きに戻ってしまった。
ふかふかの生地感も無ければ、風味も感じられない。
やはり生どら焼きは、作りたてを食べるからこそ一番なんだと改めて思い知った。
まとめ
要冷蔵と書いてあるものの、これはひとえに食中毒とかにならないよう最低限の品質保持のため。
生どら焼きのクオリティからすれば、半減してしまうほど影響は大きい。
やはり購入直後に食べるからこそ、感動があるのであって時間が経過するほど味は落ちていく。
とはいえ、自由が丘に新しいお店ができたのは個人的には最高に嬉しい。
家からの距離も近いので、また近々訪問してみようと思う。
アクセス
住所:〒152-0031
東京都目黒区中根1-23-5 1F
電話:03-5726-9830
営業時間:11:00~18:00
定休日:月・火
業態:どら焼き専門店
コメント