女性誌ではよく特集を組まれる「自由が丘」男性誌で、自由が丘が特集されている記事など一度も見たことが無い。
スイーツしかり、かわいい雑貨店しかり、美容室しかり・・・
この街で男が出る幕はない。
そう思われる方が多いと思うが、ちゃんとメンズ向けの店も少ないながら存在する。
30代の男性事情と絡めて自由が丘のメンズセレクトショップを紹介してくこととする。
自由が丘のメンズショップの前に30代が男の分岐点になる理由
30代は男にとって変化のとき
流行に敏感なメンズであれば、ある程度好きなスタイルが確立されてくるのが30代くらいではないだろうか?
そしてこの30代は男の分岐点でもある。
若い頃に洋服バカと言われるくらいの洒落者が、30過ぎた途端に全身ユニクロになるなんて話は珍しいことではない。
若い頃の感性のまま突き進む者と、荒波に飲み込まれてしまうもの。
大小様々な要因はあるだろうが、何がきっかけで変貌してしまうのか?
結婚
まずは結婚だろう。
最近は晩婚化が取り上げられるが、周りのメンズどものみで考えると30代で年貢を納めるものが非常に多い。
わたしもそうだが、結婚後にわずかながらに蓄えていた預金口座を巻き上げられる。
それ以降はお小遣い制といわれる、いわばピラミッドに石を運ぶ奴隷のごとく、毎月いくら積み上げてもいっこうに増えない口座残高と睨めっこの生活を余儀なくされるのだ。
この毎月支給されるスズメの涙ほどの「お小遣い」では、ファッションという武器に投資をするにはあまりにも心もとない。
というより、日々の生活すらままならない状態なのだ!!
常にキャッシュフローは破綻寸前、毎日が火の車、自転車操業とはよく言ったもので、会社までチャリで行くことも考えたほど資金繰りは厳しい。
こんな状態でファッションを楽しめるのか?
体型
世のビジネスマンはとりわけ運動不足の人が多い。
朝から終電まで働くような日々が続けば当然疲弊してくる。土日は家で寝てるだけ。
そんなライフサイクルを続けていれば、三十路を過ぎた頃にはラ・フランスおじさんの出来上がりだ。
ラ・フランスおじさんは私も同様、お腹だけポッコリ出てるおじさんのことだ。
ラ・フランスおじさんになってしまうと残念ながら何を着ても様にならない。
ストレス
激務が続く生活を続けていれば、それなりに体に負荷が掛かる。
とりわけ精神的ストレスには気をつけなければ・・・
この精神的ストレスは2つのベクトルに向かう傾向がある。
一つ目は全てのやる気を失ってしまうケース、もう一つは買い物依存症だ。
私は一つ目のケースよりも断然二つ目のケースである時期が長かったように思う。
独身のときは、貯金なんて全く無くひたすら散財していたものだ。
自由が丘のセレクトショップを紹介するはずが、大分横道にそれてしまった。
次の項からはまじめにお店を紹介しよう。
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自由が丘「メンズ」のセレクトショップ
女性がメインの自由が丘でメンズが納得するお店がどれだけあるだろう。
勝手なセレクトをするが、そこはご容赦いただきたい。
relume(JOUNAL STANDARD)
3大セレクトショップがユナイテッド・アローズ、ビームス、シップスであるのが今も変わらないのだとすれば、その次に入ってくるのはこの店という見解はほぼ相違ないだろう。
自由が丘店のオープンは3,4年前と記憶しているが自分の住む町にセレクトショップが出来るのは、中々に心躍る出来事だった。
店舗面積が小さいため、ラインアップが少ないのがタマにキズだがそこを言い出すと紹介出来る店がなくなるため、目を瞑ろう。
場所はマリ・クレール沿いのGAPの斜め前、1階はメンズ・2階はレディース3階はパンケーキのフリッパーズがある。
基本アイテムはトラディショナルなものが多いので、どんなコーディネイトにも合わせやすいものばかりだ。
カップルでもファミリーでも問題なく楽しめる。
洋服買ったついでに3階でお茶出来るのもグッド。
以下記事で詳細をお伝えしているので、興味がある方は合わせてお読みいただきたい。
⇒自由が丘に大人向けファションrelumeとスフレパンケーキ専門店が同時オープン!
TODAY’S SPECIAL(トゥデイズスペシャル)
以前はCIBONE名での展開だったが、名称が変わって去年リニューアルオープンした。
少ないながらメンズの取扱はある。
以前は(旧CIBONE時代)海外の輸入物が多かったが、最近はオリジナル商品に力を入れているのかチラホラ見かける。
よくここのトートバック(エコバック?)をぶら下げてる人を見ません?
アパレルは2階、メンズ・レディースの構成比は9:1でほとんどレディースだが、少ないながらもメンズのセレクトは良いものが多いと感じる。
1階はキッチン雑貨やコーヒー豆などがセンス良く陳列されてるので、見てるだけでも楽しめる。
3階は以前は系列では無いカフェだったが、「TODAY’S TABLE(トゥデイズテーブル)」なる系列カフェに変わってた。
お店が変わってからは家族連れが多くなった気がする。
店内はオシャレだが、かなり騒々しいため家族連れにはススメるが、一人でゆっくり本でも読みたい人にはオススメできない。
⇒トゥデイズスペシャルは自由が丘で大人気のセレクトショップ!!
RAWLIFE(ロウライフ)、B’2nd(ビーセカンド)
この2店舗は系列なので併せて記載する。
ちょうど30代前半~40代に掛けて大人なアイテムが揃うのがRAWLIFE、もう少し若いのがB’2ndというところか。
マリ・クレール通りのよくTVドラマで使われる花屋モンソーフルール横にRAWLIFEがある。
私の私物の鞄はここで購入した。
⇒Magnu(マヌー)バッグの使いやすさが最高な件【RAWLIFE購入】
普通のものでは満足できない、ちょっと派手めな人には満足出来るラインアップではあるが、如何せん価格が高いものが多い。
モンクレールなどの高額品を取り揃えているので好きな人には堪らないだろう。
資金繰りに苦戦している私は去年鞄を買ったきり、立ち寄ることさえ出来ていない。
B’2nd JIYUGAOKAもマリ・クレール通り中央辺り、緑道から東急側へ向かう道にメンズ・レディースの店舗が存在する。
品揃えは、国内外の最新モードアイテムが多い分価格も高額なものが多い。
インポートはSTEPHAN SCHNEIDERやGIORGIO BRATO、国内はREMI RELIEFやTATRASなどがある。
AVIILEXだった店舗はRAWLIFE(メンズ・レディース)に変わり、B’2nd riotはメンズB’2ndの2階へ移りレディースオンリーの店舗になる。
お金に余裕がある方はセレクト的に堪らないと思うが、一般ピーポーの私にとっては最近手が届かない。
ウィンドウショッピングして気を紛らわす他ない。
ちょっとせつないが仕方ないか・・・
green label relaxing
トミーヒルフィガーが撤退して、その代わりに入ったのがgreen label relaxingだ。
国内屈指のセレクトショップであるユナイテッドアローズのファミリー向けラインとしてスタートしたグリーンレーベルだが、最近は20代中盤の若者を中心に人気が上昇している。
私が20代の頃は、野暮ったいデザインでイマイチの印象しか残ってない。
そんな印象はまったく変わってしまった。
自由が丘店が出来たので覗きに行ったところ、低価格な割には大分スタイリッシュなラインに切り替わっている。
国内初の旗艦店舗を自由が丘にオープンさせる位なので、他との展開ラインアップは少し違うのかもしれない。
>>>【日本初の路面店】green label relaxingが自由が丘にグランドオープン!!
PLST
雑誌「Very」の御用達ブランドであり、自由が丘に住むレディースにも抜群に人気のPLST(プラステ)はメンズも多数ラインナップされている。
カジュアルでも少しきれいめに合わせたいときに、使えるアイテムが多いので着こなしの幅は広め。
品質は母体がユニクロなので、とりわけ心配するところもないかな。
価格帯はビームスやアローズ等のセレクトショップと比較して、ワンマーク安めの設定をしている。
ジャージ素材や、スウェット素材などを織り交ぜた機能性の高いアイテムが多く、少し太り気味なパパさんでも着られるものは多いと思う。
彼女や奥様と一緒に買い物できるお店の一つでもあるね。
>>>今人気のPLST(プラステ)自由が丘店で流行を感じてみた。
STEPS
王道カジュアルのお店と言えばSTEPSだと言えるだろう。
VANSやニューバランスなどの定番商品に、チェックシャツやデニムシャツなどのアメカジという印象か。
イメージ的に自由が丘という土地の特性から、きれい目なものを扱うお店が多い中、大人のメンズでも着れるようなブランド選定をしているところに好感が持てる。
一見、あまり聞いたことのないブランドだったとしても、実用性を兼ねたトラディショナルなものが多い。
その他
以前であればTOMORROWLANDも割って入るところだが、現在はレディースのみの展開。
ジェームスパースやアクロースザヴィンテージも自由が丘から撤退してしまった。
ジャーナルメンズスタンダードはレディースはIDEE向かいの店舗へ、メンズはrelumeとして緑道店舗で現在も継続営業している。
非常に寂しい気分になりながらも新しいお店の誕生を期待している自分がいる。
新しい建物をいくつか見かけたので、そのうちの一つにでもメンズファッションを取り入れたお店が入ってくれればなー・・・
まとめ
今回紹介したお店は、比較的高価格なものが中心だったかもしれない。
この近辺に住んでいる方であれば余裕で買える人達だろう。
だが、洋服は良いものを着れば良いという話ではない。
着る人の感性や洋服のサイズ感などが総合されて、「あの人かなりの洒落者だね」につながるのである。
その基礎となるのは上記部分よりも肉体だ。言ってることが最後に支離滅裂になってきたが結局、こんな言い訳を言ってないで、体を鍛え直そうと思う・・・
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