ホットケーキとパンケーキ・・・
はたしてこの違いがわかる人がどれだけいるだろうか?
私の知識からすると ホットケーキ = 分厚い パンケーキ = 薄い
うむぅ・・・
あまりにも見ため的な要素のみで、まったく本質を捉えていない。
いったい両者にはどんな違いがあるのだろう?
なぜいまさら比較するのか?
なぜ今さらホットケーキとパンケーキなのか?これは私の日課になりつつある週末土曜の朝、娘に朝食を作ったことが発端だった。
私の娘は今年6歳になる。幼稚園で言えば年長さんになり、大人の女に共通するズル賢さを発揮してくる年頃でもある。
普通であれば、この年代の子は父親に擦り寄ってくるところだが、まったく私に近寄ってこない。基本オモチャを買ってもらえる時か、ディズニーランドに連れて行く時のみ、少女の微笑みを見せるだけで、普段は見向きもされない。
毎朝出掛けにあいさつをしても、まるで野良犬を見るような目つきでこちらを見てくる。
平日朝から晩まで働いていた代償がこれか?
そう痛感する次第だ。ただ、そんな娘もホットケーキにはめがない。たまたま食べるものがなく、森永のホットケーキミックスで作ったホットケーキを振る舞った際に絶賛してくれた。
まさに父親の威厳復活の瞬間である。だが、ヤンキースの黄金期が何時までも続かないのと同様に磐石であったホットケーキ王国にも限りが見え始めてきた・・・
強敵現る
ライバルは身近なところに存在していた。
かみさんと娘が近所を散歩したときに、たまたま入ったJSカフェで食べたパンケーキが余程美味しかったのか、それ以降は私にホットケーキをせがまなくなった。
流行の移り変わりは想像以上に早く私のホットケーキは完敗した・・・
このまま敗北していいのか? 戦わずにあきらめるのか?うろたえている時間は無い。
せっかく取り戻した父親の威厳を守るため戦うことを決めたのだ。
パンケーキとは何なんだ?ホットケーキとの明確な違いは?
ホットケーキ VS パンケーキ
「彼を知りて己を知れば百戦して殆からず」
あまりにも有名な孫子の兵法書にある言葉である。
敵と味方の情勢を知り、その優劣短所を把握していれば100戦しても敗れることはないということ。
ホットケーキの話に孫子の兵法が出てくるとは自分でも思わなかったが、強敵が現れた今そんな悠長なことを言っている場合ではない。
見ためが違うことは上記で説明してるので具体的に、見た目以外にどんな違いがあるのか?
どうやら今の主流はホットケーキではなくパンケーキに分があるらしい。
2000年以降、海外の有名パンケーキ店がこぞって都内に出店してきたことがパンケーキムーブメントを引き起こした要因だ。主な黒船勢力は下記参照
カフェカイラ(表参道)
クリントン・ストリート・ベイキングカンパニー(表参道)
エッグスシングス(原宿)
bills(表参道)
上記店舗に入るには、数時間待ちしてやっと入れるそうだ。JSカフェはこの中に入っていない。恐ろしい勢力図だ、ここまでパンケーキがメジャーな地位を獲得しているとは・・・
そんなこと知らないのはお前だけだという突っ込みが入りそうだが、私の子供時代を考えてみても、パンケーキを食べるシーンなんて一度もなかった。
いつシェアが入れ替わったんだろう?
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驚愕の事実
それぞれの特徴を述べる。
ホットケーキ:比較的分厚い、甘みがある、デザート向き、海外では通用しない言葉
パンケーキ:比較的薄い、甘みがない、食事向き、海外ではホットケーキ含めパンケーキ
と呼ばれている。
材料の違いは厳密にはあるようだが、結局のところ両者の違いは上記部分がほとんど
で、基本的には「呼び名の違い」のみということになる。
なんておおざっぱなくくりなんだ。
こうなると実際に食べてみないと分からない。
JSカフェへ突入してくることにする。 (JSカフェ編に続く)
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