葱は身体によし、多いに食するべし
かみさん両親にランチに誘われ、今日は葱(ネギ)専門店に行くことに・・・
葱の専門店とはいかなるものぞ?
葱や平吉自由が丘店
葱と聞くと主役と言うよりは、蟹江敬三のような名脇役を彷彿させるところではあるが、このお店の主役は紛れもなく『葱(ネギ)』なのだ。
千住葱に深谷葱、九条葱など全国の葱をふんだんに使った料理が自慢のお店である。
自由が丘の他にも都内に渋谷、銀座などにも店舗を構える。京都や名古屋を含め全国8店舗の和食チェーンの1つであり、KIWAコーポレーションの日本料理ブランドの一つである。
私の好きな紅虎餃子房もKIWAコーポレーションの中華料理ブランドにあたる。
葱中心のメニューとはどんなものがあるのか?
葱や平吉自由が丘店内
お店の外観は江戸時代の長屋のような建物で、葱屋の暖簾をくぐり冊子を引けば、店内は掘りごたつタイプのテーブルが等間隔で並んでいた。
これとは別に半個室になっている部屋が3部屋あり、今回は半個室に通してもらうことに。
5名掛けの半個室も掘りごたつタイプになっているため、基本的に店内のすべての席は靴を脱いで席に着くタイプになるのだ。
今回はランチで葱やを利用することになったが、夕方からは居酒屋営業に切り替わるため、店内のいたるところに日本酒の一升瓶が置かれている。
メインは夜のお店なのかも知れないが、店内すべての席がお座敷タイプなので私達のような子連れファミリーにとって、利用価値の非常に高いお店であることは間違いない。
小さい子連れファミリーにとって、子供椅子のない場所で食事を取ることは中々にシンドイものがあり、お座敷テーブルで食事が出来るメリットは非常に大きいのだ。
注文
今日は土曜日なのでかなりの混雑を予想していた割には、店内は2組のお客さんしかいなかった。時刻は土曜の11時40分、まだ少し早い時間帯だっただからなのか?
店内は、ひと言で言うと『和』の空間であり、心なしか落ち着く。日本人はやはりこの和の空間がコンフォートゾーンなんだと再認識した。
注文は、子供達2人には味噌煮込みうどん×1、かみさんのお父さんも味噌煮込みうどん、かみさんのお母さんは、メンチカツ定食、かみさんはカツオのたたき定食から揚げ付き、私は名前にインパクトがあった、はみ出し天丼をオーダーする。
おっと、子供二人が足りないかもしれないので単品のから揚げを注文しておいた。
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注文品が揃う
かみさんのお母さんが注文したメンチカツ定食が到着、衣もサクッとしていた美味しいようだ。ランチにはお新香、高野豆腐×2、お味噌汁、ごはんは白米と玄米を選ぶことが出来る。
子供達への味噌煮込みうどんが来たので取り分ける。このとき気付いたのだが、結構鷹の爪を使っているので子供向に注文するときは、抜いてもらうことをオススメする。
それでも、二人は美味しそうに食べているので結果オーライということにした。
かみさんの注文した鰹のたたき定食から揚げ付き、鰹のたたきもから揚げも美味しかったようで、大変満足している様子。
これで1,000円なら申し分ない。コスパも抜群だし、ファミリーには有難いお店だ。
から揚げが普通の居酒屋にあるのと同じようなものだと決めつけていた。でもこのから揚げが美味い。子供たちは普段は全部食べきることが出来ないのだが、余裕で大きな3個を食べきってしまう。
なかばメニュー名のインパクトで決めてしまった「はみ出し天丼」予想通り、具沢山の美味しそうな天丼だ。
海老×2本、ネギ×3、カボチャ×1、きす(小)×2、さつまいも×1、茄子×1とこれだけ乗ってて950円、十分だ。
ご飯に天つゆが少し濃い目に掛かっていることが少し気になった程度で、これが1,000円以下であれば文句を言うところが無いというのが正直な意見。
値段と味のバランスは十分取れているため、今後また別メニューを食べてみたいと思うお店だ。
まとめ
かなり割り切ったコンセプトが逆に好感が持てる。お店の内装も、葱料理ということを考えると非常にマッチしているし、なんだか田舎に来た感覚だ。
居酒屋メインの店ではあるが、ランチはコスパ良く子連れファミリーが行くのが理想とも思えた。
この帰り際に気付いてしまったが、葱をメインにしたメニューを頼んでいない!!
本当はもっと葱が堪能できるメニューがあったはずなのに・・・
結局、空腹状態に負けてしまい、いつもの自分が好きなものを注文していた、みたいな・・・
でも天丼には葱の天ぷらが3本も付いていたし、よしとしましたとさ・・・
アクセス
住所:〒158-0083
東京都世田谷区奥沢6-33-14
もみの木ビル1F
電話:03-5707-0891
営業時間:11:30~14:30(ランチ、土日15:00まで)
17:00~23:00
定休日:無し
業態:日本食料理、居酒屋
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