自由が丘でお好み焼き食べ放題の『喜多由』は1080円とコスパも最高！！

今日のランチは何にするか・・・

相変わらず娘に聞いても『ちゅるちゅる』しか言わないし、かみさんは『何でもいい』のシンプルな一言のみ。

2歳のチビにいたっては『コレー！！』と行く先々の店前で叫ぶのみ・・・

普段は行かないお店にしようと結論が出た矢先、目の前に飛び込んできたのが『お好み焼き』だった。

もうこれで確定でしょ。

今日はお好み焼きの喜多由（きたよし）でランチすることが決まった。

食べ放題

喜多由はどうやらランチタイムはお好み焼が食べ放題のようだ。

しかも焼きそばが1テーブルに1セット、ドリンク付きの価格。

内心『大丈夫かな・・・』と不安がよぎる部分も多い。

さすがに、粉ものとはいえ食べ放題で1,080円という価格は、この自由が丘の地で考えると相当破格の値段と言える。

かみさんとも話した中、何かの間違いだろうという結論に達した。

うん、表記の仕方に多分カラクリがあるんだろうな。

もう気持ちもお好み焼き気分になってしまってるので、もう変更不可な状態だ。

とりあえず入ってから考えることにした。

 

お店の雰囲気

お店は2階にあるようで、階段を昇っていく。

ベビーカーを置く場所がないのが残念だが、私たちは1階に降りたすぐのところに置くことにした。

まだ時間は12時になったばかりなので大丈夫かもしれないが、目の前の通りは車通りも多いし道幅も狭い。

小さな子連れのお客さんはベビーカーの置き場だけが、問題かもしれない。

 

お店に入ってみると店内は昔ながらの『お好み焼き屋』の雰囲気で安心できる。

席数はお座敷が5テーブル、普通のテーブルが5テーブル位あるかな？

トータル40人が収容可能人数になると思う。

 

喜多由に訪れた数々の有名人のサイン色紙が飾られていた。

一番古いものだと1993年くらいに来てる人もいたから、お店自体も20年以上営業していることを考慮すると『美味い店』という可能性が高そうだ。

店内に入る前の不安はここで消える。

あとは1,080円という価格が本当なのかという部分のみ。

まずは美味しければ問題ないと結論付けた。

 

ほぼオープンと同時に入った店内には、3組のお客さんがいるだけだった。

座敷で4人組の年配のお客さんとちょうど2歳位の子供を連れた家族連れ、テーブル席では30代女性と思われる2人連れ、鉄板焼き屋らしくランチタイムも喫煙は可能。

店内が混み合う前に、退散するとしよう。

 

とりあえずはお座敷席が空いているので、注文を待つことに。

ここで重要なことに気付いてしまった・・・

座敷のテーブルは当然低いため、鉄板までの距離が近過ぎる。

下のチビは余裕で手が届く範囲内だ。

『失敗した・・・』

明らかにお好み焼きというのは選択ミスだった。

この悪ガキが行儀良くお好み焼きを食べれるはずがない。

もう座席に座ってしまった分、私には息子が悪さをしないように天に祈るくらいしか方法が無かった。

本当に食べ放題？

店内ランチメニューも店前看板と同様に、お好み焼き食べ放題1,080円とのこと。

う～ん・・・　何かカラクリがあるはずだ。

考えてもラチがあかないので、店主に聞いてみることにした。

結論は本当に1,080円だった。やっすいなー

 

小学生以下の子供連れの場合ドリンクを頼めばよくて、未就学児は何のメニューを頼む必要もない。

私達4人家族で行った場合は、1,080円×2人（大人）＋ジュース2人分（一人200円位）で済むという計算になる。

食べ放題で2,500円強とは、お店の損益分岐点は問題なく超えているのだろうか？

超えているんだな、だって20年以上も自由が丘で営業しているんだから。

とりあえず、ブタ天・イカ天・オレンジジュース2本・ウーロン茶2本を注文した。

 

ブタ天はてんこ盛りの器に入ってやってきた。

とりあえずは90分限定の時間勝負なので、ひたすら焼きまくるだけだ。

 

こっちはイカ天、ひたすらにかき混ぜる。

なぜなら、下の悪ガキはいつ気分が変わるか分からない時限爆弾のような存在だから。

 

熱くなった鉄板に油を敷き、その上に攪拌したお好み粉をのせる。

早く焼きあがらないかな。

サイドメニューですぐに食べられるものを注文しようとも思ったが、やはりこの激安価格の範囲内に収めることに決めたのだ。

 

ひっくり返すとこんな感じで、とても美味そうだ。

テンションの上がってきたチビを抑えつけるのもシンドクなってきた。

お店について僅か15分、こんなに早く限界がくるとは予想外の展開。

まずは彼の空腹を解消すれば機嫌も直るのか？

 

お好みソースにマヨネーズ、かつお節、青のりとこの黄金比を考えた人間は誰なんだろう。

この見た目だけで、ヨダレが垂れてくる。

時間勝負なのは変わらない、追加で2玉注文しその隙に長男に食べさせる。

ご機嫌な笑顔でモクモクと食べていく。

この子一人で1玉完食する勢いだ。

 

追加はイカ天にタコ天、取りあえず攪拌するのが私の役目、ひたすらかき混ぜる。

息子が食べてる隙に、少しでも早く焼き上げないといつ爆弾が爆発するか分からない。

とても、ゆっくり食べられる雰囲気ではなかった。

言うなれば『戦争』そのもの。

 

急いで焼き上げたお好み焼きを、それぞれ4等分して食べる。

美味い、それは間違いない。

これだけ多くの有名人が訪れる店らしく、味は間違いない。

そして価格も良心的の一言に尽きる。これだけコスパも兼ね合わせたお店も珍しい。

大家族にはこれ程心強い店も無いと思う。

 

ただ行動が読めない私の子供と同じくらいの子がいる場合、まったく落ち着いて食事をすることが出来ない。

これだけが残念だった。

悪さは時間を追うごとに酷くなり、ついには他のお客さんの座敷テーブルへ走っていく始末。

もう限界を表していた。とにかく私と長男は焼きそばが来る前に一度お店を出て、気分転換を図ることに。

その間にかみさんに焼きそばを焼いてもらうことにした。

 

とりあえず焼きそばを食べるために帰ってきたが、とても食べることに集中出来る状態には無く、店内も混雑してきた。

もう無理、お店を出よう。

 

まとめ

お店は最高だ。

何もいう事はない。

中山秀征、you、色々な芸能人も利用している。

そして安い・・・

そう何もいう事はないんだけど、食べる側の環境が出来てなかった。

小さいお子さん連れのお客さんは、子供の性格に左右されるのかもしれない。

久しぶりのお好み焼きも、結局は悪ガキのせいで全てがパーになってしまう。

 

でも味は間違いないし、たまたま入った割にはもう一度行ってみたいお店だ。

今度は、かみさんと二人で行くことにしよう。

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