この忙しない年末12月のある夜、飲み会があるということで夕飯は抜きにしたはずが、肝心の飲み会が中止となりそのまま帰宅することに。
さすがに夕飯を抜く気にはなれず、らーめんでも食べて帰るか。どこでたべようかいつもなら迷うのだが、以前から立ち寄ろうと考えていた七福楼へ行くことにした。
七福楼の担々麺で胃袋を満たす
入口はいったすぐが券売機
とりあえず暖簾をくぐり、お店のドアを開ける。目の前には食券の券売機が。
めっちゃブレた・・・
担々麺には『汁有り』と『汁無し』があるらしい。悩ましいのはスタンダードな担々麺にするのか、黒胡麻担々麺にするのか、汁は無しが良いのか、あったほうがいいのか・・・
これを一瞬で脳は判断する。結論は汁有りの黒胡麻担々麺ということになった。
トッピングについては特に何かということもなかったが、黒胡麻担々麺が900円だったのでおつり100円を取ることが面倒なので味付けたまごを追加することにした。
ごはんは無料でついてくるので、特にオーダーする必要はない。白ネギとチャーシューあたりが気になったところだが、価格が1000円を超えることはラーメンを選択する上で外せないポイントになる。
メニュー
七福楼メニュー
担々麺 | 850円 | 汁なし担々麺 | 850円 |
黒胡麻担々麵 | 900円 | 汁なし黒胡麻担々麵 | 900円 |
酸辣湯麺 | 850円 | 担々つけ麺 | 900円 |
醤油つけ麺 | 800円 | 塩つけ麺 | 800円 |
醤油そば | 750円 | 塩そば | 750円 |
手作り餃子(6個) | 300円 | 手作り餃子(3個) | 150円 |
又焼丼 | 350円 | ライス | 無料 |
黒蜜きな粉のアイスクリーム | 150円 | ||
瓶ビール | 450円 | 紹興酒 | 450 |
レモンハイ | 360円 | コーラ・ジュース | 150円 |
烏龍茶 | 100円 | ||
チャーシュー | 200円 | 白ネギ | 150円 |
味付けたまご | 100円 | 小松菜 | 100円 |
メンマ | 100円 | のり | 100円 |
店内構図
店内はある種イメージ通りというか、カウンターのみの10人くらいが入れるお店。
ここは七福楼の前に函館屋という、これまたラーメン屋だったわけだがその時から配置的には大幅な変更はない。改装コストを考えても、業態が同じことを考えればそのまま流用した方が良いに決まっている。
店員さんは2人、男性一人・女性一人、基本的にオーダーを男性が受けて女性が調理していたように思う。ここは流動的だからケースバイケースなんだろうな。
私が入った時間は9時半過ぎ、店内は8割埋まっている状態だったが、私が入ったタイミングで半分のお客さんが入れ替わった形だ。
オーダー比率は担々麵は普通のもので、汁有り・汁なしが半々といった様子。私と同様に黒胡麻担々麺をオーダーしている人は同時間帯には存在しなかった。
オープンしたのもこの半年位だと思うが、店内は清潔に保たれていた。とりあえず食券を渡し、スマホでニュースを見ながら待つことにした。
私の前に一人オーダーしている人がいたとはいえ、待ち時間が少し気になった。
黒胡麻担々麺は通常の担々麺と異なり、大分時間がかかるメニューなのだろうか?それとも、いつもよりも腹を空かせているためか待ってる時間が長く感じる。
時間で言うと10分は待ったような気がする。この辺はピークタイムでは無いだけに、もう少しスピード感がほしいところか。
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黒胡麻担々麺参上
OH!! BLACK!!
待っていた甲斐があった。かなりやばそうなものがやってきた。辛さはお好みに合わせて変えることが出来る。私はお店のスタンダードな『普通』をチョイスすることにしていた。
チャーシューの『とろっと感』と黒胡麻の敷き詰められたスープの具合、そしてトッピングで付けた味玉の黄身の光り具合・・・
これは旨いだろうなという直感が頭の中を「ズンッ!」と駆け抜ける。
こりゃーやばいな・・・
健康診断の再検査を受けたばかりの私は、この真っ黒な液体にまみれた担々麺を食べようとしている。
確実に私の身体を蝕んでいく食べ物の一つであることは間違いない。でも、だからといって止められるわけでもなく・・・
そう簡単に止めることができたら人間苦労しないわけだが。
ライスの量はこんな感じで小盛なサイズ感、40になった私の身体にはこのくらいの量がちょうど良い。
普通の成人男子にはとても物足りないサイズだと思う。大盛りにすることはできるのかな?
基本的には主食のラーメンのお供であるが、坦々汁を中和する存在としても白米の存在は欠かせないような気がした。
そう、この汁を中和するためにもね・・・ 実際に中和できてるはずも無いんだけど、これがあるだけで精神衛生上救われている気がした。
スープは山椒の具合なのか、他の唐辛子の影響なのか分からない。身体は自然とポカポカになっていく、そして普通に旨い。
予想通り、いや予想以上に旨かった。
スープも飲み干したい、そう飲み干したい衝動に駆られるほど美味しかった。
でも、それやっちゃうと・・・
それでも結構スープは飲んでしまった・・・
そしてあっという間の完食、やはりラーメンは旨いしクセになってしまう。
素晴らしい、今度は普通の担々麺も食べてみたい。必ず再訪するだろう。
まとめ
七福楼は気が利くお店だと感じたのは、最後にお店から出るときの配慮について。
カウンター一列のお店の中は、一方通行だし混雑してくると出るときにお客さんの背中に接触してしまう。
これは、この箱サイズ・カウンター配置からすれば必ず起こることだ。食べてる最中にこれが起きると、思考が中断されるのであまり良い影響はない。
旨いもんも、その集中しているものから雑念が入ってくる感じだ。
私は今日、お店の一番奥のカウンターに座ることになり、出るときには入口まで戻る必要があるのだが、七福楼は自分の真後ろの壁にスライド式の扉が付いている。
だから、ここから出ることができるので中のお客さんの食べてる妨げにならないわけだ。
ちいさいことだが、こういう部分が非常に大きかったりする。
また再訪しよう。
アクセス
住所:〒152-0035
東京都目黒区自由が丘1-14-15
電話:03-3705-8255
営業時間:11:00~23:00
定休日:不定休
業態:ラーメン屋
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