2012年に日本の店舗としては、3号店として自由が丘の街にオープンした。
1階はチョコレートの販売、2・3階にカフェスペースを設けた。
3階建ての店舗は、リンツショコラカフェとしては最大規模であり、1年前の6月にはカフェスペースを大幅に改装をおこない、より居心地の良くなった空間でフルサービスを受けることが出来る。
自由が丘の街に相応しい、プレミアムチョコレートを取り扱うリンツを紹介しよう。
※2020年3月に閉店いたしました。
スイスのプレミアムチョコレート「リンツ」とは
1845年スイスのチューリッヒの旧市街地であるマルクトガッセの小さなチョコレート・砂糖菓子の専門店からスタートしたのが始まり。
1915年頃にはスイスのチョコレート産業は黄金期を迎え、リンツはチョコレート生産量の約75%を世界20ヵ国以上に輸出するまでになった。
第2次世界大戦の影響で、1945年頃は砂糖やカカオの輸入制限などの厳しい状況に立たされ、売上は停滞するなか品質を落とすことなく、この危機を乗り越えた。
以降、グローバル化の戦略が成功し、販売網は世界各国に及ぶまでになった。
リンツ ショコラ カフェ自由が丘お店の雰囲気
休日にリンツの前を通ると、チョコレートの試食を案内される。
うちの娘はこのチョコレート食べたさにこの道を通ろうとするのだ。
受け取ってしまうと、店内に入らざる負えないため店前で配るのは、平日のみに限定してほしい。
1階はチョコレートの販売だけがメインになるため、カフェを利用したい人は直接2階に上がって受付する必要がある。
プレミアムチョコレートのお店と言うだけあって、店内は高級感溢れる作り。
綺麗な店内にはタワー状に装飾されたチョコレートに、巨大なカカオがオブジェとして置いてある。
スポンサードリンク
リンツのチョコレート商品ラインアップ
リンドール
リンドールは1949年にリンツのチョコレート職人によって、開発された今までにないチョコレートだ。
チョコレートの中に、なめらかなフィリングを詰めることで、素晴らしい口どけ感のあるチョコレートが出来上がった。
1967年にクリスマスの限定商品としてボール型のリンドールを開発、これが瞬く間に世界中で人気となり、これ以降リンドールの形状はボール型のものに形を変え、現在にいたる。
リンドールの奥深い味わいは、秘伝のフィリングと上質なチョコレートの相乗効果であり、世界100ヵ国以上で愛されている。
リンドールの意味は「リンツ」+フランス語でゴールドを表す「Or」を組み合わせた名前。
今ではリンツのプレミアムチョコレートの象徴となる商品だ。
ミルク・ヘーゼルナッツ・ホワイト・ダーク・エクストラダーク
オレンジ・コーヒー・キャラメル・ストロベリー&クリーム
ココナッツ・カプチーノ・ピーナッツバター・ハート
バレンタイン
アイス(サマーギフト)
サマーギフトにぴったりなリンツのチョコアイス
6個/4,600円 12個/7,600円
ともに税抜き価格
GODIVAのチョコレートもそうだが、プレミアムチョコレートブランドのアイスはとにかく美味い。
贈り物としては、これほど時期的に重宝するものもないと言える。
リンドール+焼き菓子(サマーギフト)
リンドールと焼き菓子のセットも人気の一つだ。
リンツはネット販売を行っているが、このリンドール焼き菓子セットはすでに在庫切れ。
店舗ではまだ購入出来るので、ご希望の方は是非。
リンツ ショコラ カフェ
リンツ アイス チョコレートドリンクはプレミアムチョコを感じさせる味わい。
甘さが絶妙なのと、後味がしつこくない。
Sサイズ669円/Mサイズ822円
自由が丘を散歩しながら飲むチョコレートドリンクは中々に、気分が良い。
2017/1/13再訪
2階のカフェががらりと変わっていた。以前は窓側にはカウンター席だったものが、ソファ席に変わっている。この辺の配慮はありがたい。相も変わらず人がいないカフェだなと・・・
よって個人的には穴場のカフェだと思ってる。ホットチョコレートはかみさんの好物で、娘も息子もここのチョコレートは大好きだ。
オーダーを決める際に、かみさんはホットチョコレート、娘と息子はチョコレートサンデー的なもの。私はいつものアイスコーヒーを注文する。
そこに季節のメニューとしてフォンダン・ショコラをセットで頼むことにした。中からジュわっと流れ出るホットチョコレートに期待して待つことにした。
店内には私達以外にお客さんとしては5人組の女性(高校生くらいかな?)客のみ。土曜日の14時30分という時間を考えれば少し寂しいかなとも思った。
そうこう言ってるうちにもう一組のお客さんが入ってきた。このくらい広い空間で、しかもそれなりに空いている環境なのは有難い。特に平日は子連れのママさん達で賑わっているのではないだろうか?
ソファ席は壁側に3テーブル、入り口側に3テーブルの合計6テーブルが用意されている。結構広い空間になってるので、チョコレートを味わいながらゆっくりと過ごすにはうってつけの空間だ。
私達の向かいに座ったのは50代位の夫婦と思われる人たちだった。私も10年後はあんな感じになっているのだろう。そんなことを考えているうちにオーダーしたものがやってきた。
ホットチョコレートはかみさんの大好物、リンツはチョコレート専門店だけあって他とは味わいの深さが違う。チョコレート自体が濃厚なのだ。
冬場に利用するのにこのお店は最適、クリスマスやバレンタインを迎える冬こそがチョコレートブランドの大活躍するハイシーズン。チョコレートを無意識に欲してしまうのだ。
やべーーーー、これはやばいーーーーー!!
見るからに美味そうなその見た目に完全にやられてしまった。アイスコーヒーよりもこっちが食べたい。娘と息子の2人は、どういうわけかこのパフェのせいでケンカをしているようだ・・・
アイスコーヒーとフォンダンショコラのセットがきた。
アイスコーヒーはこんな縦長のグラスに入ってくるもんなのか。特にフォンダンショコラが食べたかったわけじゃないが、季節のメニューということもあり注文してみた。
かみさんと二人で食べるには十分な量だし、ちょっと小腹を満たしたい程度なのでこのくらいがちょうど良かった。
フォンダンショコラの内部から流れ出るホットチョコレートが、味の緩急をつけてくれる。
やはりフォンダンショコラはこうでないとダメ。この温かいチョコレートが内部から染みだしてくるものを生クリームを付けて食べるのが最高なのさ。
かみさんと私で突いて食べていたが、長男が参戦してきた。ここ最近の長男の食欲は留まることを知らず、フォンダンをくれと言わんばかりにホークを刺してくる。
結局フォンダンの3分の1については長男に食べられてしまった。
まとめ
今年はリンツ創業170年とリンツイヤーとなっている。
アニバーサリーイヤー限定の商品も多数登場予定なので、自由が丘に来る機会があれば、立ち寄ってみてほしい。
必ず自分に合ったチョコレートの味に出会えるだろう。
アクセス
住 所:〒152-0035 東京都目黒区自由が丘2-9-2
電話番号:03-5726-8921
営業時間:9:00~20:00
定休日:不定
業態:チョコレートの販売、カフェ
コメント