自由が丘みつばちは子連れランチが出来る不思議な座敷空間

この間の日曜日、私と下のおチビと2人でお留守番だった。

先に出掛けたかみさん、娘とお昼に駅で待ち合わせして、ランチは一緒に食べようということになった。

 

自由が丘はマリクレール祭りでいつも以上に混雑してる。

マリクレール通りには、たくさんの屋台が出店し、通りのベンチは人で埋め尽くされた状態。

時間はちょうど昼時の12時半くらい、どの店も一番混雑する時間帯だ。

しかも今日は下のチビが寝てない状態。

このおチビさんは、最近自我が芽生えてきたらしく暴れっぷりがハンパないのだ。

 

午前中に疲れさせるため、近所の二丁目公園でひと遊びしたはずが、まったく寝そうな気配が無い。

仕方なく子供でも気兼ねなく入れそうなお店を頭の中で浮かべてみたが、最近マンネリしてたせいか何も出てこない。

 

万策尽きたと思った瞬間

 

そうだ、あそこに行こう!!

 

なんか咄嗟にひらめいた。

とりあえず、駅前で二人と合流した私はその店へ行くことに。

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目次

みつばちとは

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「八八八」と書いてみつばちと読む。

かわいらしい看板が目印のお店。

 

以前、紹介したBASIC AND AACCENTへ行った帰りに、この店の存在を知った。

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外から見る限り、お座敷タイプのご飯屋さん?

くらいにしか意識してなかったが、小さな子連れには有り難い店だ。

 

小さな子供がいる人ほどお座敷のありがたみがわかるだろう。

 

その記憶が甦り、今回はみつばちでランチをすることに決めたのだ。

 

お店はこの看板を見るに期待せずにはいられない。

夜は体にやさしいおばんざいを、ランチは蕎麦がメインメニューになる。

 

そもそも、おばんざいって何なんだ?

私は食べたことが無かったのでまったく知らなかった。

 

おばんざいとは京都の常の日のお惣菜のこと。
旬の素材、手近な食材を、手間をかけずに使い切る献立の数々。
日持ちがしない料理は、食べ残しの出ない分量だけ作り、あともの足りない分は作り置きの出来る常備菜でまかなう。無駄なお金も時間も労力もかけんと、ゴミも少ししか出さない、超合理的な伝統の家庭料理。

from京都のおばんざいより

 

今回は、味にはあまり期待をせずに子連れで行ける、しかもお座敷というところがポイントだった。

2才前のこどもはとにかく落ち着きがない。そんな時にお座敷があると、ほんとに楽だ。

 

マリクレール通りの一本裏の通りになるので、こんな祭りの日でも一通りは多くない。

ビルの中に入ってみよう・・・

 

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階段にも丁寧にここが入り口であることが分かる。階段の向かいがエレベーターなのだが、残念ながら利用は出来ない。

ランチに来たのに夜のメニューを掲げているとは・・・

基本は居酒屋なので、夜の営業がメインになるのは分かるが少し気が早いような。

 

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凄く手の込んだオブジェがあるかと思いきや、何だかヒッピー風の絵とどこかのイベント告知が貼ってある。

 

いったいどんな店なんだ?

 

だんだんと期待と不安が高まってくる。

 

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店内の雰囲気

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階段を上り店内を見たときに、かなり特殊な世界観に一瞬たじろいてしまうかもしれない。

この雰囲気は何と言ったらいいのか・・・

多国籍というよりも、雑多な印象を受ける。

窓側に座敷があり、テーブル席含め40人がお客さんのキャパか?

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変わったオブジェが多く、空を飛ぶムササビあり、マリオの毒キノコらしきものも置いてある。

この手の店には入ったことが無いため、かなり意表を突かれた。

BGMも歌謡曲から、童謡からアップテンポな曲が流れ続けている。

ちょうど昼時ということもあり、入れないことも覚悟したが、祭りの影響なのか並ぶことなくすんなり入れた。

 

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予想通り、座敷席がありかつ、今日に限って空いている。

下のチビを放し飼いに出来ることに少しホッとできた。

 

とりあえず、メニューをもらい注文しようとしたが、店員さんが中々来ない

お店は2人の厨房担当とホールは1人の3人体制だった。

満席ではないにしても、混雑気味の店内、そんな中店員さんは自分のペースを崩すことなく、最後までゆったりとした動作をかえることは無かった。

 

やっとのこと麦茶(ほうじ茶?)を持ってきてくれたのでランチはメインの蕎麦を頼むことに。

下のおチビには小丼のカレー(300円)と私とかみさん、娘は野菜のかきあげ汁蕎麦にした。

 

 

ここからかなりの時間を待つことに・・・

 

 

何よりも子連れに大事なのはスピードだ。

下の子は我慢という言葉を知らない。

 

 

ついに蕎麦登場!!

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蕎麦が来るまでの間、ひたすら座敷を走り回り隣で食事中の家族の子供にも、コンタクトをとりに行く始末。

15分位待ったところでやっと品が出揃う。

 

子連れで15分は致命的だ。ただ、それでもお座敷のおかげで随分救われている。

いくらでも走り回れ、寝転んでも問題ない。

 

お座敷に他のお客さんが少なくて良かった・・・

 

さっそく蕎麦を食べてみたところ、味は予想以上に美味かった。

期待していなかった分、その落差が小さかっただけかもしれないが、普通に食べられる。

 

特に、たまねぎをメインに使ったかき揚げは、サクサクでいくらでも食べれそう。

蕎麦の量も普通よりもチョイ多いくらい。

 

これで880円は、自由が丘ではかなりリーズナブルな方だ。

 

ドリンクをつけるとプラス180円、それでも十分安い。

座敷タイプで子連れでも安心して入れる稀有なお店だと実感した。

 

まとめ

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店の奥川にもお座敷があり、3・4才の子供がロディーに乗って遊んでいる。

 

店員さんはみなおじさんだったが、常にマイペース。

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若い頃はミュージシャン志望だったのか、実は本物なのかは分からないが、沖縄のグループのCDの販売も行っている。

とにかく不思議な一時を過ごした。ここのトイレには懐かしのスーファミが置いてあり、マリオをプレイできる。

 

それに何の意味があるのかは分からないが、子連れでランチに利用できる貴重なお店。

特に2才以下のお子さんがいる方は、是非お座敷を利用していただきたい。

 

店員さんがかなりマイペースな分、時間をあまり気にしない方には最高の空間になると思う。

アクセス

駅南口より徒歩5分くらい、南口を出てすぐ目の前にMELSAがあり無印良品のある方へ入っていく。
無印の横を入っていくとエディーバウアーがあるので、そこを回り込んだ先にお店があるのだ。

みつばち 自由が丘店

住所:〒158-0083

   東京都世田谷区奥沢5丁目20−17  2F

    電話番号:03-3725-8881

営業時間:12:00~24:00       

定 休 日:水曜日

業態:居酒屋、ダイニングバー、そば

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