久しぶりに家族でタパスタパスへ行くことに。
ここは娘が愛してやまないお店の一つでもある。何よりもコスパが良く、こどもが好きな味付けなのが理由なんだろう。
こどもだけでなく、私もここのパスタが大好きだ。久しぶりに家族の意見が一致したこともありお店に行ってみると、雰囲気が変わってる?
店前看板はもとより、2階に上がる階段の上を見ると『TAPAS&TAPAS』のお店ロゴが一新されていた。マイナーチェンジは何回か行われたようだったが、今回は内装も一新して新生タパスタパスに生まれ変わった様子。
どうやらまだ席は空いているようなのでそのままお店に入ることにした。
※タパスタパス自由が丘店は2020年6月28日に閉店いたしました。
新生タパスタパスはどんな感じ?
お店に入りカウンターがある方のテーブル席を案内された。
店内はシックな感じに内装が変更されている。自由が丘に住んで8年になるが、タパスタパスに来るのは何度目だろうか?
かみさんとデートしてた独身時代を含めると、数えきれない。娘が産まれ、息子が産まれてからも月に一度は利用しているような気がする。
月に一度はさすがに言い過ぎかもしれないが、娘がタパスタパスにはまっていた時には毎週通っていた記憶があるのでまんざらの数字でも無い気がしてきた。
キッチンのスペースを縮小し、ドリンクバーがあった場所にも人が座れるスペースが生まれていた。通路幅をより広くとったおかげで、以前よりも大分居心地が良いような気がする。
以前はカウンターテーブルから調理している様子を見ることができたが、今は仕切りが高くなってしまったためパスタを作っているところを見ることができなくなってしまった。
若干残念ではあるが、カウンターテーブルに座っているお客さんからすれば、仕切りが高くなったことで自分の空間を邪魔されない安心感みたいなものはできたのかもしれない。
入口を入ったすぐ左側の道路側テーブルについては、中央にあったテーブル席を一掃しお一人様向けのスペースとして作り変えられていた。
店長の趣味なのか『AKIRA』が備え付けられており、パスタを食べながら漫画を楽しむことができる。
結構お一人様客の需要が高いのだろう。以前のテーブル配置の場合、無駄なスペースが生まれ回転率が悪くなる。今回のリニューアルは、そんな今までのタパスタパスの店舗分析から導き出された綿密なマーケティング的一面を垣間見ることができた気がする。
テーブルも椅子もすべて新しいものに変わっており、ナチュラルウッドで統一された店内は、ランチ時に差し込む太陽の光を受けて以前よりも明るさが増している。
店内が明るくなっただけで、食材はより美味しく見える。今日は店内の奥側テーブルなので残念ながらこの恩恵を受けることはできないが、また再訪したときに窓側のテーブルで食事したいと思う。
メニュー
店内のリニューアルだけではなく、メニュー自体も一新された。とはいえタパス風などの定番人気メニューについては継続して展開しているので安心してほしい。
以前まではドリンクバー込みの料金体系だったが、これが別になったことが大きいかな。それでも価格が高くなったということはなく、むしろ単品の価格はかなり割安になった。
大盛は以前と同様に150円増しと変わりなし。この辺のコスパの良さは相変わらず素晴らしく、私たちのような家族連れには非常に財布に優しいお店の一つ。
ほとんどすべてのメニューがドリンクバー込みで1,000円以下なので、特に何も考えることなくオーダーできる。
本日注文したメニューは、人気の『タパス風スパゲッティのlight版』と生パスタメニューから『鎌倉ボロネーゼ』、『思い出のたらこスパゲッティ』、『ピッツァマトリチャーチ』をオーダーすることにした。
この中で定番人気のタパス風スパゲッティのカロリー控えめ、にんにく控え目バージョンがラインナップされたことは純粋に嬉しかった。
いつも「もう少し味が薄ければ最高なのに」とかみさんもぼやいていたところのメニュー改変だったため、他にも同様の意見があったんだと感じた。
メガポテト
メガポテトは強烈におすすめできる新メニューだ。
このボリューム感で400円と子連れにとっては有り難い価格設定、ある意味これをオーダーしておけばギャーギャー騒がれることも少なくなる?と思っている。
ケチャップとマヨネーズが両サイドに添えられた形だ。
こどもにだけと思ったが、大人もつまんでしまう美味しさ。塩加減が絶妙で気付けば手が伸びてしまう、そして止まらない。
このへんで止めておかないと肝心のパスタが食べられなくなってしまう。でも止められない・・・
それの繰り返しをしながらパスタを待つ、みたいな感じになるだろう。
ドリンクバー
ドリンクバーは場所が中央に変わった。
グラスが小さくなったこと以外には特にメニュー等に変更はない。リニューアルにともない、無駄な部分を極力そぎ落としてきたという印象を受ける。
私はいつもアイスコーヒーだし、子供たちはコーラか他の炭酸ジュースしか飲まない。
個人的には以前の大きなグラスの方が良かったけど、その辺はあまり気にはならないかな。
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やはりタパスのパスタは美味かった
鎌倉ボロネーゼセット
生パスタメニューの鎌倉ボロネーゼはミニサラダ、スープ、ドリンクが付いて¥1,280
鎌倉ボロネーゼは単品でオーダーすることもできるが、価格は同様なのでセットで注文したいところ。スープはポトフとミネストローネのどちらかを選ぶことができる。
とりあえず生パスタが食べたかったことと、トマトソース系のパスタが食べたかったのでこのメニューを注文することにしたが、セットでついてくるものとしてはドリンクだけで十分とも感じる。
鎌倉ボロネーゼはもっちりとした太麺が特徴のスパゲッティだった。
赤ワインの風味をほのかに感じることができるメニューなのであまり子供向けのメニューではなく、大人の味といった印象。でも子供たちは最近トマトソース系のスパゲッティにはまっているためこれが食べたいのだ。
結局8割は子供たちに食べられてしまった・・・大人向けの味わいだと思うけど子供でも問題なく食べることができる。
タパス風light
以前はメニューそれぞれで色とりどりのお皿を使っていたが、リニューアルを機にすべて同じもので統一された様子。
あのお皿がアットホームなイメージがあって良かったんだけど、少し残念ではある。
タパス風lightをひとくち食べて思ったことは、味はベストな配合になっているということ。濃すぎることも無く、しつこくもなく、まさにちょうど良いポイントに行きついた印象だ。
次来る時も必ずこのタパス風lightをオーダーするだろう。
思い出たらこスパゲッティ
かみさんの要望で注文した思い出たらこスパゲッティ。
私は特に何も思うところはなく、子供たちはたらこスパが好きだったんだけど今では鎌倉ボロネーゼの虜になってしまった。タパス風とこの思い出たらこをかみさんと半分こしながら食べることになった。
こどもでも食べることができるシンプルな味わい。2つを食べて思ったのは麺は以前よりも少し細目のものに切り替わったのかな?ここは好みが分かれるかもしれないが私は何も気にならなかった。
アマトリチャーチ
タパスタパスに何度も来ているが、ピザは度々変更しているメニューの一つ。厚くなったり薄くなったりを繰り返している。
少し前のメニューが好きだったが、そこからさらに薄くなった印象を受けた。パスタの味はとても美味しくいただけたが、ピザはどうなんだろう?
メニュー数は3つしかないので、とりあえずラインナップとしてあるという程度の扱い。やはりメインはパスタなのだ。
もうちょっとサクッとしていればベスト。でも全然文句を言うレベルではなく普通においしい。
子ども達もピザは大好きなので、より改善を加え美味しいものに仕上げてください。
まとめ
タパスタパスの今回のリニューアルは良いケースだと思う。
内装だけではなくメニューも、働く人も変わっていた。接客は以前から特に気になるところはなく、むしろ良かったと思ってる。
今回の印象も同様、味は美味しくなって価格はさらに細分化されたことで抑え目にできる。単品で多くのメニューを注文する人にとってはかなりコスパが高いはず。
私のテーブル横に座った家族もタパスのヘビーユーザーのようだったが満足している様子だった。
リニューアルしたタパスに是非行ってみてほしい。きっと満足できるはずだから。
アクセス
住所:〒152-0035
東京都目黒区自由が丘1-26-7
ストークビル2F
電話:03-3723-1685
営業時間:11:30~16:00
17:00~23:00
定休日:無し
業態:イタリアン
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