ミシュランが認めたラーメン店
へ~、そんなお店が自由が丘にあるんだね。
正確には、大井町線の緑が丘駅の方が近いかもしれない。
子どもたちはかみさんと一緒に、友人家族と遊びにいってしまったため本日は一人。
風邪っぽい体調ということもあり、今回はかみさんに子どもたちを託し、一日休息に充てることにした。
一人でお昼を食べるんだったら、普段行けないお店にしよう。小学生未満の子供が入れないお店で、のんびりランチを楽しむことにした。
前から気になっていたミシュランに認められしラーメン店、『三藤』でランチした感想をお伝えしよう。
ミシュランが認めたお店|三藤のラーメンは本当に旨いのか?
ミシュランが認めたと言うと、それだけで泊が付いたような、美味しさの裏付けとして抜群に効果が高い言葉だと思う。
ミシュランガイドにラーメンカテゴリー(和食)が掲載されたのが、2015年から。
4年連続の受賞
三藤(ミツフジ)は2015年、2016年、2017年、2018年と、4年連続でビブグルマンを獲得している。
ミシュランという言葉を聞くと「★の数」を記にしてしまう人が多いのではないだろうか。ミシュランガイドに載るラーメン店で★を獲得しているのは2店舗のみ。
2018年は29店舗中の2店なので、ラーメンのカテゴリーで星を一個取ること自体が奇跡みたいなもんなんだろう。
星は付かないものの、コスパの良いお店に対して贈られる称号がビブグルマンなんだ。
4年連続獲得は、純粋にお店のレベルが高いことを証明している。
駅から少し遠い
自由が丘駅からヤマダデンキの方へひたすら歩く。
ヤマダデンキまで来るのに6分位かかるから、三藤に到着するのは早くて10分~12分くらいか。
この上の画像は駅に向かう方向で撮影したものなので、逆向きに進んでいくイメージ。ヤマダLABI自由が丘店を左手に見てそのまま進んで行ってほしい。
ミシュランが認めるラーメンを食べるわけなので、少し歩いて胃袋の調整をすることをおすすめする。
そのまま真っすぐ歩いていくと、4方向に分かれる分岐地点へ到達する。
ファミリーマートが目印になるわけだが、ここまで来ればお店についたのと同じようなもの。
このままファミマを越えて10mくらい進めば、待望のラーメンを食べることができる。
徒歩12分~15分くらいは見ておいた方が良いと思う。
三藤に到着
やっとお店まで来ることができた。
お店の外から中の様子を伺うことができない。冒頭にも記載したが、三藤は小学生未満の子供は入店できないのでファミリーの方は注意して下さいな。
外観の見た目から「ラーメン屋」を想像できる人は少ないのではないだろうか。車だったら普通に通り過ぎてしまうと思う。
高級和食、割烹に近い雰囲気を感じるかな。
お店の前に概要をまとめた看板が置かれている。
今月のお店スケジュールや、近所のパーキングについての詳細、お店の注意事項等がまとめられたもの。
ランチタイムだけではなく、夜はお酒と一品料理も楽しめる空間となっているようだった。
一目見て感じたことは、ミシュランの認めるラーメン屋らしい上品さかな。
あまりごちゃごちゃ言っても仕方ないので、お店の中に入ることにした。
入店
店内も黒で統一された空間になっていた。カウンターはL時になっており、全部で10席ほどの小さなお店。
駅から離れてるというのに、ミシュランラーメンを求めてなのか満席に近い状態だった。
私が入ったのは12時40分、ピークタイムはギリ過ぎていたのか、ちょうど隙間の時間だったおかげなのか分からないが待つことなく座ることができた。
一人で入店する分にはあまり待つことなく入れそうだが、複数名で一緒にお店の中には常時2・3名は待ちの状態。
お客さんを見ると女性・男性半々の構成、20代のカップルや40・50代のラーメンマニア、30代くらいの女性同士と、その性質はバラバラだった。
ランチメニュー
醤油
・並/800円
・平飼自然卵の味玉添え/1,000円
・全部付/1,200円
塩
・並/800円
・平飼自然卵の味玉添え/1,000円
・全部付/1,200円
辛み醤油
・並/1,000円
・平飼自然卵の味玉添え/1,200円
ランチ限定醤油セット
・醤油(並)+佐賀県産ブランド一等米のご飯セット/950円
・醤油(並)+自家製佃煮の卵かけご飯セット/1150円
麺大盛りはプラス100円、味玉は別途200円で追加することができる。
私はランチ限定醤油セットの中から、自家製佃煮の卵かけご飯セットに麺大盛り、味玉を別途追加することにした。
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ラーメン登場
シンプルな醤油ラーメン、オーダーから約15分ほど時間が経ってやってきた。
他のお客さんの注文が立て込んだこともあり、想像以上に長い時間待った気がする。
お腹が減りすぎて死にそうだったが、卵かけご飯と一緒に食べたかったので、もう少し待つことにした。
シンプルな醤油ラーメンを食べるのは大分久しぶりな気がする。
1分も待たないうちに卵かけご飯がやってきた。
たまごの黄身がいつも食べるものとは、全く違いより黄色味を帯びている。
これをかき混ぜて食べるわけだが、美味しく分けないだろうよ。ミシュランが認めるラーメン店の卵かけご飯、いったいどんな味わいなのか?
醤油(大盛り)+味付け玉子+卵かけご飯 = 1,450円
久しぶりにがっつりしたランチとなったが、空腹の極み状態な今、これでも足りるか分からない。
ミシュランラーメンの味がどうとか、そんなことはもやはどうでも良かった。
とにかく胃袋を満たしたい!
ミシュランが認めるラーメンの味
ひとくちの麺を口の中に入れ、その味を噛みしめる。シンプルな醤油ラーメンの味が口の中に広がっていく。
麺は細いということはなく、硬さは柔らかめ。うちの娘が好きな味なので、ちかいうちに連れて行ってあげよう。
醤油にこだわっているだけあり、スープの味は絶品だった。こんなにさっぱりとした飲み心地のスープは久しぶり。
まくってしまうことも頭をよぎったが、ダイエット中ということもあり控えることにした。
とはいえ、ミシュランが認めるラーメンの味は、さっぱりとしていながら味わい深く、スープは特に絶品であることを体感できた。
チャーシューは薄いタイプのもので、肉っ気が苦手な人でも食べることができるだろう。
味玉はラーメンの中に入っているのではなく、オプションの場合は別途提供される。
濃い味ではなく、素材そのものの良さを感じることができるよう、薄味で調整されているように思えた。
具材がシンプルな分、やはり味玉は絶対に付けるべきだと思った。麺はスープに良く絡み、ちゅるちゅると胃袋に流れていく。
大盛りにして良かった。並だと男性には少し物足りないかもしれない。
卵かけご飯は、ここへ来るまでは存在自体知らなかったので思わぬ発見になった。
ランチに三藤に行くのであれば、必ず卵かけご飯をオーダーしたほうが良い。
これを食べないという選択は、三藤の価値の30%を知らないまま帰ることになる。
ラーメンとの相性も抜群に良く、また佃煮と絡まった卵かけご飯がここまで絶品だとは想像もしていなかった。
まとめ
スープの美味しさは病みつきになるレベル。ラーメンの油っぽさが苦手な女性なんかにもおすすめしたい一品だった。
ミシュランではラーメンは和食のカテゴリーに含まれている。
世界での認知としても、ラーメンは日本の食べ物という認識なんだ。
実際に本場中国へ行って食べるラーメンは、それほど美味しいとは感じないし(名店に行けば違うけど)、もはや日本の文化に根付いてしまったんだね。
ちょっと前まで、ラーメンに1,000円は有り得ないと思っていたが、その地位は今後もっと高いところへ上がっていくと思われる。
1,000円以上出して最高の味を堪能できるのであれば、私は幸せだし満足感しかない。
ミシュランが認めるラーメン店、素材に拘ったラーメンが食べたい人は是非三藤まで行ってみることをおすすめする。
アクセス
住所:〒152-0034
東京都目黒区緑が丘1-14-2
電話:070-5563-0032
営業時間:ランチ:11:30~15:00
ディナー:18:00〜22:00
定休日:火曜日
業態:ラーメン、ダイニングバー
自由が丘でおすすめのラーメン屋まとめ
自由が丘で三藤以外のおすすめラーメン屋を以下にまとめてみた。
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